聴覚補助システム(ALS)

最終更新:2020年1月7日11時40分

聴覚障がいシステム

補聴器を使用する教会員は,音声システムの音を正しく拾えないことがよくあります。日常生活では補聴器をしていなくても,比較的軽い聴覚障がいの会員も,礼拝堂など大きな部屋で会話を聞き取るのが難しいと感じています。このような会員たちを助けるため,多くのワードやステークにはワイヤレスシステムがあります。

低力無線送信機から,使用する人が身につけている小型の受信機に音声が送られます。受信機から小さなイヤホンに音声が送られます。使用者の補聴器に音声信号をもう一度送る特別なネックループもあります。ネックループを使用するためには,補聴器に電話用のスイッチがついていて,かつスイッチが「T」(電話)の位置になければなりません。

教会の聴覚障がいシステムは70MHz帯域で作動します。可能な場合,ステーク内のどの集会所も同じチャンネルで作動するべきです。そうすれば,別の建物の集会に出席している会員が自分のワードの建物で使用するのと同じ受信機を使って視聴できます。

新しい集会所音声システムにはこれらの受信機が2台ついています。施設マネージャーに連絡すれば,追加の受信機を入手できます。

他の無線機器への干渉を防ぐため,聴覚障がい送信機が発信力は,連邦通信委員会によって規制されています。これにより,通常は集会所内でしか受信できません。教会が目指すのは,礼拝堂または多目的ホールに着席している人々に聴覚支援を提供することです。送信機やアンテナを,受信範囲を広げるために改造してはなりません。

受信機のイヤホンジャックは電源も兼ねているので,使用しないときはイヤホンとネックループを抜いておくべきです。衛生上の理由から,繰り返し使用する人にはイヤホンを支給すべきです。小型受信機は資材センターから貸し出されるべきです。

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