テスト行事の実施

最終更新:2020年1月7日11時40分

ウェブキャストを成功させるのに最適な設定を検証するために,実際のウェブキャスト行事のかなり前からテスト行事を実施することを強くお勧めします。

次のことに留意してください。

  • テスト行事中は,警告がサポート人員に送信されることはありません。
  • テストの時間にテスト行事をスケジュールする場合は,テストサーバーが設定されるまで最大20分かかることがあります。
  • 定期的に行事の詳細ページを更新して,メディアサーバーがストリーミングの準備ができたかどうかを確認します。
  • テスト(フル)を除いて,リソースを維持するためにテスト時間は最大60分に限られています。

どのようなテストを実施すべきか。

テストの種類 目的
テスト(フル) 放送サイトと全ての受信サイトを接続した状態で,ウェブキャストの状況のフルテストを実行します。
テスト(エンコーディング) 受信サイトを接続せずに,最適な放送の設定を判断します。
テスト(接続性) 全ての放送サイトおよび受信サイトが,最低限の放送クオリティで,選択された地域のメディアサーバーに接続できるかを確認します。
テスト(受信) 放送サイトのセットアップをせずに,受信サイトのみをテストします。

各テストの実施方法:


テスト(フル)

放送サイトと全ての受信サイトを接続した状態で,ウェブキャストの状況のフルテストを実行します。

このテストの実施方法:

  1. 放送サイトと設定済みの受信サイトを追加して,この行事タイプで行事をスケジュールします。
  2. 補佐の助けを借りて,各受信サイトで使用されることになる実際の機材(コンピューター,ディスプレイ,音声アンプ)をセットアップします。
  3. テスト行事の詳細ページの「Broadcast Info」(放送情報)にあるリンクとストリーム名を使って,エンコーディング装置の放送の設定を行います。さらに学ぶ
  4. 放送サイトでのエンコーディングを開始します。
  5. 全ての主要受信サイトを接続します(その他のサイトはオプション)。
  6. テスト行事中,各サイトの接続の状態と正常性のデータを15分間閲覧します。
  • 全てのサイトの正常性が高い状態(80%以上)に維持されるかを確認します。
  • 受信装置のCPUのデータに注目し,スムーズな映像プレイバックを実現できるかを確認します。
  • 各受信サイトでストリームを監視する人員を決めます。

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テスト(エンコーディング)

受信サイトを接続せずに,エンコーディングテストを使って最適な放送の設定を判断します。

このテストの実施方法:

  1. 放送サイトのみを追加して(受信サイトは設定されません),この行事タイプで行事をスケジュールします。
  2. テスト行事の詳細ページの「Broadcast Info」(放送情報)にあるリンクとストリーム名を使って,エンコーディング装置の放送の設定を行います。さらに学ぶ
  3. 低いビットレート(使っているインターネット接続で容易に処理できる値)の設定でエンコーディングを開始します。
  4. テスト行事中,放送サイトの正常性のデータを15分間閲覧します。
  5. 放送サイトの正常性が高い状態で維持されれば,このエンコーディングビットレートはテストに合格したことになります。

このテストをより高い(またはより低い)ビットレートで繰り返し実施するには,エンコーディング装置のストリーミングを停止し,放送の設定を変更してから,同じ放送リンクに対してストリーミングを再度開始します。

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テスト(接続性):

全ての放送サイトおよび受信サイトが,最低限の放送クオリティで,選択された地域のメディアサーバーに接続できるかを確認します。このテストでは受信サイト向けに,低いビットレートでのストリーミングが作成されることはありません。

このテストの実施方法:

  1. 放送サイトと受信サイトを追加して,この行事タイプで行事をスケジュールします。
  2. テスト行事用にエンコーディング装置を設定します(テスト行事の詳細ページの「Broadcast Info」(放送情報)にあるリンクとストリーム名を使用します)。もっと知る
  3. エンコーディングビットレートを300Kbps以下に設定して,テスト行事のリンクへストリーミングを開始します。
  4. 受信サイトを接続して,各装置でメディアプレーヤーが開くことと,ストリームをプレイバックできるかを検証します。

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テスト(受信):

放送サイトのセットアップをせずに,受信サイトのみをテストします。受信サイトが,教会のビデオファイルを繰り返し再生しているメディアサーバーとつながります。受信フルテストでは,より低いビットレートのストリームも作成されます。

このテストの実施方法:

  1. テストを行う受信サイトを選択して,この行事タイプで行事をスケジュールします。
  2. 受信サイトを接続して,各装置でメディアプレーヤーが開くことと,ストリームをプレイバックできるかを検証します。検証に15分間を費やします。
    • 全てのサイトの正常性が,高い状態(80%以上)に維持されるかを確認します。
    • 受信装置のCPUのデータに注目し,スムーズな映像プレイバックを実現できるかを確認します。
    • 各受信サイトでストリームを監視する人員を決めます。

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テスト行事の設定の変更

行事がライブになるまで,行事リストページから行事の横にある編集アイコンをクリックして,あらゆる行事設定を変更することができます。いったん行事がライブになると,行事設定を変更することはできません

テスト行事中に解決できない問題が発生した場合は,グローバルサービスセンターにお問い合わせください。

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