わたしは「オーストリアへ行こう」と言いました。

カレンは「いいえ，だめよ」と言いました。「あなたの両親はドイツに残っているし，わたしの両親も同じよ。」

「分かってくれるさ」とわたしは答えました。

「家を建て始めたところよ」とカレンは言いました。「ちゃんと完成させましょう。」

「いや，一から建て直そう。どこか，西ドイツで」とわたしは言いました。

わたしは東ドイツから逃れるべきだ，ともう一度カレンに言おうとしました。彼女はこう言いました。「いいえ，あなたはビショップに召されたばかり。そして，引き受けますって返事をしたのよ。」

このような理由から，わたしたちはドイツを出ませんでした。数週間後，ベルリンの壁が崩壊したので，ドイツに残って正解でした。それが，わたしたちのために天の御父が備えられた道だったのです。

ティルグナー家

ある友人（中央）がカレン・ティルグナー，マルクス・ティルグナー夫妻を訪ねました。ティルグナー夫妻はすべての人を喜んで迎え入れ，周りの人々に奉仕することは祝福であると考えています。

姉妹宣教師たちがマルクスを手伝い，これからオーブンで焼く料理を仕上げています。

ティルグナー家の嫁が赤ん坊に優しく口づけをします。新しく生まれた孫は，マルクスとカレンにとって喜びです。二人は母国にとどまったことで，家族のきずなが深まったと言います。

不明なエラー

ページが見つかりません

サービスは利用できません

<p>；別段の表示がない限り，個人が本サイト内の福音メディアに含まれる資料を，自身の個人的，非営利目的で，他のウェブサイトまたはコンピューターネットワークに掲載することができます。この権利は，常に，いかなる理由でも取り消される可能性があります。福音メディアの資料を使用することを希望する団体および法人は，<a href="https://permissions.churchofjesuschrist.org">；許可ページ</a>；より許可を要請することができます。教会メディアの利用と共有に関する詳しい情報については，<a href="https://www.churchofjesuschrist.org/tools/help/frequently-asked-questions-about-gospel-media">；よくある質問ページ</a>；をご確認ください。</p>；<p>；&nbsp；</p>；