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はじめに モルモン書セミナリー教師用手引きについて


はじめに モルモン書セミナリー教師用手引きについて

わたしたちの目的

宗教教育セミナリー・インスティテュートの目的

「わたしたちの目的は,以下のことができるよう,青少年とヤングアダルトを助けることです。イエス・キリストの教えとあがないについて理解しそれに頼る。神殿の祝福を受ける資格を得る。天の御父とともに永遠の命にあずかるため,自分自身と自分の家族と周りの人々を備える。」

この目的を達成するために,わたしたちは生徒に,聖典と預言者の言葉に見いだされるままの福音の教義と原則を教える。これらの教義と原則を,彼らが理解し,教化されるような方法で教える。わたしたちは,生徒が学習の過程における自らの役割を果たすよう助ける。また,福音を他の人々に教える備えができるよう彼らを助ける。

これらの目的を達成する助けとして,あなたと生徒は,一緒に聖文を研究するときに次の「福音を教え学ぶときの基本」を取り入れるように勧められている。

  • たまによって教え,学ぶ。

  • 愛と敬意と目的意識のある学習環境を作る。

  • 毎日聖文を研究し,コースの聖典を読む。(聖文読書状況を確認するための表はこの手引きの最後の付録の中にある。)

  • 聖典と預言者の言葉の背景と内容を理解する。

  • 福音の教義と原則を見つけ,理解し,それらが真実であり重要であることを感じ,それらを応用する。

  • 福音の教義と原則を説明し,分かち合い,あかしする。

  • 重要な聖句と基本的教義に精通する。

この教師用手引きは,これらの目的を達成する助けとして作成されたものである。

レッスンの準備

主は福音を教える人々に,「『聖書』と完全な福音が載っている『モルモン書』の中にあるわたしの福音の原則を教え」るようにと命じられた(教義と聖約42:12)。さらに,「信仰の祈りによって……与えられる」「御霊に導かれる」ままにこれらの真理を教えるようにと指示しておられる(教義と聖約42:13-14)。あなたはそれぞれのレッスンを準備するとき,聖文ならびに聖文に含まれている教義と原則を理解する助けとして,よく祈って御霊の導きを求める必要がある。さらに,生徒が聖文を理解し,聖霊から教えを受け,学んだことを応用したいという気持ちを感じられるように,生徒を助ける方法を計画するときに,御霊の促しに従う必要がある。

このコースでは,あなたが準備し教えるときの最も重要なテキストはモルモン書である。あなたは教える章や節を,よく祈って研究する必要がある。話の筋,人物,場所,出来事を含めて,聖句ブロックの背景と内容を理解するように努めなければならない。各聖句ブロックの背景と内容についてよく分かるようになったら,そこに含まれている教義と原則を見つけ,その中で生徒が理解し応用すべき最も重要な真理はどれか,判断する必要がある。焦点を当てるべき事項を見つけたら,次に,その聖句に含まれる神聖な真理を生徒が学び応用するのに最も役立つ教え方,アプローチ,活動を決めることができる。

この手引きは,あなたがそのようなプロセスを踏めるように助けることを意図したものである。教える聖句ブロックに応じて注意深くレッスン資料を読む必要がある。聖句ブロックに関する教え方の提案をすべて使うか,それとも一部だけ使うか,自分で決めることができる。あるいは,生徒の必要と状況に合わせて,提案されている教え方に工夫を加えることもできる。レッスン資料にどのような工夫を加えるか考えるときは,十二使徒定員会のダリン・H・オークス長老が述べた次の勧告に従う必要がある。

「パッカー会長はたびたび,まず基本に従い,次に状況に合わせて変えるようにと教えています。指定されているレッスンに十分精通していれば,その後,御霊に従って変えることができます。」(“A Panel Discussion with Elder Dallin H. Oaks”〔宗教教育セミナリー・インスティテュート衛星放送,2012年8月7日〕,6,si.lds.org

教える準備をするときは,特別な必要を抱えている生徒に注意を払う必要がある。その生徒が成功できるように,活動や課題にも修正を加える。親や指導者と連絡を取ることは,生徒の必要を理解するのに役立ち,また生徒に有意義で教化される経験を提供する助けにもなる。

画像:聖典と手引きを使って準備をしている教師

デイリークラス教師用手引きを活用する

画像:教師用手引きの実例

はじめに(各書の紹介)

「はじめに(各書の紹介)」には,モルモン書の各書の概要が記されている。中でも,それぞれの書を書いたのは誰か,それを書いた著者の意図は何か,などが説明されているほか,各書の内容が要約されている。

画像:教師用手引きの実例

はじめに(聖句ブロックの紹介)

「はじめに(聖句ブロックの紹介)」には,各課の聖句ブロックの背景と内容の概要が述べられている。

節のまとまりと背景の要約

聖句ブロックはしばしば,主題や行動の変わり目で,より小さな部分すなわち「節のまとまり」に分けられる。節のまとまりの表示に続いて,それらの節に記されている出来事や教えの要約が述べられている。

教え方のヒント

「教え方のヒント」では,福音の教え方についての原則と方法が説明されている。これは,あなたが教師として改善を図るための努力に役立てることができる。

レッスン内容

「レッスン内容」には,あなたが研究し,教える際の指針が記されている。質問や活動,引用,図,表など,教え方のアイデアが提案されている。

教義と原則

聖文の研究から自然に引き出される教義や原則が太字で表示されているので,あなたはそれらを容易に見つけ,生徒との話し合いの中で強調することができる。

写真と絵

教会指導者の写真や,聖典の出来事を描写する絵が示されている。これらは,あなたが教えるときに利用できる視覚教材である。

画像:教師用手引きの実例

マスター聖句

モルモン書の25のマスター聖句が含まれるレッスンでは,レッスンの中でマスター聖句が強調される。また,それらのレッスンには,これらの聖句のそれぞれに対する教え方のアイデアが記されている。マスター聖句の教え方を一貫したものとする助けとして,手引きの随所にはマスター聖句の復習活動が示されている。その他のマスター聖句の教え方のアイデアについては,この手引きの最後にある付録を参照する。

余白

余白は,聖霊の促しを感じるときに,メモや原則,経験,その他のアイデアを書くなど,レッスンの準備をする際に利用できる。

注釈と背景情報

課によっては,特定の概念や聖句についてあなたが理解を深められるように,追加の引用と説明が加えられている。クラスで質問に答える準備をしたり,さらなる洞察を与えたりするために,このセクションの情報を使うとよい。

教えるためのそのほかのアイデア

課によってはその最後に,教えるためのそのほかのアイデアが挙げられている場合もある。これは「レッスン内容」のセクションでは示されていないか,あるいは強調されていない教義と原則を教えるための提案である。また,DVDプレゼンテーションなど,映像メディアを用いる提案も挙げられている。

デイリーセミナリープログラム(リリーストタイムおよび早朝)

この手引きには,デイリークラスの教師のために,次の項目が含まれている。デイリーセミナリーの生徒を教えるための160のレッスン,教え方のヒント,マスター聖句と基本的教義を教えるための補助資料。

デイリークラスのレッスン

レッスンの構成

この手引きの各レッスンは,特定の概念や教義や原則よりも,聖句ブロックに焦点が当てられている。この構成は,あなたと生徒が配列順に聖文を研究し,聖典の本文から自然に浮かび上がってくる教義と原則について話し合うための助けとなるであろう。生徒はその背景を学んで教義や原則を見つけるとき,その真理に対する理解を深めることができる。そのほか,生徒は,霊感された聖文の記録者が伝えようとしているメッセージの全容をもっとよく見て,理解することができるであろう。この方法で聖文について教えると,生徒は個人の聖文研究を通して永遠の真理を発見し,それを応用する方法を学ぶであろう。

各レッスンごとにすべての聖句ブロックを強調することはしない。霊感を受けた記録者のメッセージ全体に照らしてそれほど重要ではない場合,あるいは生徒の状況に当てはまらない場合,その聖句ブロックをとりたてて強調することはない。あなたには生徒の必要と関心に応じてこれらの資料に工夫を加える責任がある。あなたはレッスン資料の中の特定の教義や原則を強調することもできるし,手引きの中で詳しく扱われている聖句ブロックをそれほど強調しないことを選択することもできる。そうすることによって,この手引きの中のレッスンのアイデアに工夫を加えることができる。レッスンを準備し教えるときは,このような変更を行う助けとして,聖霊の導きを求めなければならない。

教義と原則

「レッスン内容」のセクションでは,幾つかの重要な教義と原則が太字で強調されていることが分かる。これらの教義と原則が教科課程の中で明確にされているのは,次の理由による。(1)聖句ブロックの中心となるメッセージを反映している。(2)生徒の必要と状況に特によく当てはまっている。(3)生徒が主との関係を深めるために役立つ重要な真理である。ただしモルモン書には教科課程の中で明確にされている真理よりもはるかに多くの真理が教えられているということに留意する必要がある。聖文には「さまざまな状況でさまざまな人の必要に適合する真理の組み合わせが無限に」あると,ボイド・K・パッカー会長は教えている(“The Great Plan of Happiness”〔教義と聖約/教会歴史に関するCESシンポジウム,1993年8月10日〕,2,si.lds.org

教えるときには,聖句の中にある教義と原則を見つける機会を絶えず生徒に与えるようにする。生徒は見つけた真理について述べるとき,教義や原則についてこの手引きの中で述べられている表現とは違う言葉を,しばしば用いるかもしれない。あるいは,教科課程の中で明確にされていない真理を指摘するかもしれない。生徒が答えを述べるときに用いた言葉が手引きで使われている言葉と違っているという理由で,あるいは教科課程の中に述べられていない真理に言及したという理由で,生徒の答えは間違っていると言わないように気をつける。しかし,生徒の言葉が教義的に正しくなければ,あなたには,愛と信頼の雰囲気を保ちながら,生徒が自分の言葉を訂正する助けを与える責任がある。そうすることで,クラスの生徒に大切な学習経験を与えることができる。

進度

この手引きに含まれているデイリーセミナリー用レッスンは160課しかないので,生徒が通う学校と地域社会の行事のために休みを取ったとしても,聖文の復習やマスター聖句の活動のための日を設けられるようになっている。このコースを教える年度の長さを考慮し,必要に応じてレッスンと進度に工夫を加えるとよい。(学習進度ガイドの例については,この手引きの最後にある付録を参照する。)

補習課題

デイリーセミナリープログラムで生徒に補習課題を与える際に,『モルモン書家庭学習セミナリー生徒用学習ガイド』を使うことができる。家庭学習用の学習ガイドは,この手引きに述べられているレッスンの内容と一致している。欠席が多い生徒には,学習ガイドの中からクラスで受けられなかった内容に相当する課題を行うよう割り当てる。課題はセミナリー・インスティテュートのウェブサイトから印刷できるので,補習課題を必要としている生徒に『学習ガイド』を1冊すべて渡す必要はない。『モルモン書家庭学習セミナリー生徒用学習ガイド』については,「家庭学習セミナリープログラム」のセクションで詳しく説明されている。

教え方のヒント

この手引きのページの左右の余白には,「教え方のヒント」が記されている。そこには,あなたと生徒がモルモン書を研究する際に「福音を教え学ぶときの基本」をどのように応用できるかが説明されている。また,様々な教授法,技術,アプローチの効果的な活用法に関する提案も記されている。ここに挙げられている原則が分かるようになったら,教える際に絶えずそれを実行し応用する方法を探すようにする。

マスター聖句と基本的教義

生徒が永遠の真理を心に大切に蓄える助けとして,また聖文から学び教えることについて自信を増すために,宗教教育セミナリー・インスティテュートは,それぞれの学習コースで生徒が精通すべき幾つかの聖句を選んでいる。さらに,生徒がセミナリーの4年間に,またその後の生涯に,理解し,信じ,従って生活する必要のある重要な教義を強調するため,基本的教義のリストが挙げられている。各コースの手引きは,生徒が配列順に聖文の研究を継続する中で,基本的教義が現れるたびにそれを強調するよう作成されている。マスター聖句の多くは基本的教義を念頭に置いて選ばれているので,生徒にマスター聖句を教えるときは,同時に基本的教義も教えることになる。

人がその思いと心の中に永遠の真理を大切に蓄えるとき,聖霊は,必要なときにこれらの真理をその人の記憶から呼び起こし,信仰をもって行動する勇気をお与えになる(ヨハネ14:26参照)。ハワード・W・ハンター大管長は次のように教えている。

「皆さんに切にお勧めします。教えるときに聖文を使ってください。また,生徒が聖文を使い,聖文を使い慣れるように,皆さんのできる範囲ですべてのことをして生徒を助けてください。若い人々が聖文を信頼するようになってほしいのです。……

……生徒が聖文の力と真理を信頼し,天の御父が実際に聖文を通じて自分に語りかけておられるという確信と,聖文を調べれば自分の問題と祈りに対する答えが見つかるという確信を持ってほしいと,わたしたちは思っています。……

……適切な聖句を探し出せるほどよく聖文を知らないために必要な助けを得られず,びくびくしながら,またはばつの悪い思いで,あるいは恥ずかしい気持ちで教室を後にする生徒が一人もいないようにと,わたしたちは願っています。」(“Eternal Investments”CES宗教教育者への話,1989年2月10日〕,2,si.lds.org

マスター聖句と基本的教義に関する詳細については,この手引きの最後にある付録を参照する。

家庭学習クラスのレッスン用資料を活用する

画像:教師用手引きの実例

家庭学習レッスンの要約

この要約は,その週に生徒が生徒用学習ガイドを使って研究した聖句の背景ならびに教義と原則について,あなたが精通するのに役立つ。

レッスンの紹介

「レッスンの紹介」は,あなたがレッスンで聖句ブロックのどの部分を強調したらよいかを知るのに役立つ。

レッスン内容

「レッスン内容」には,あなたが研究し,教える際の指針が記されている。質問や活動,引用,図,表など,教え方のアイデアが提案されている。

画像:教師用手引きの実例

節のまとまりと背景の要約

聖句ブロックは,文脈や内容が変わる場所に合わせて「節のまとまり」に分けられる。節のまとまりの表示に続いて,それらの聖句に記されている出来事や教えの要約が述べられている。

教義と原則

聖文の研究から自然に引き出される教義や原則が太字で表示されているので,あなたはそれらを容易に見つけ,生徒との話し合いの中で強調することができる。

次の単元の紹介

各レッスンの最後の段落には,次の単元に関する簡潔な説明が記されている。生徒がこれから1週間の聖文研究を楽しみにする助けとして,各レッスンの最後に生徒にこの段落を紹介する。

家庭学習セミナリープログラム

家庭学習プログラムでは,生徒は個人レッスンの課題を行うことによって,週日のクラスに出席しなくても,セミナリーの単位の取得が認められる。これらのレッスンの課題は『モルモン書家庭学習セミナリー生徒用学習ガイド』という別の手引きに収録されている。週に1回,生徒はセミナリー教師とともに集まり,課題を提出し,クラスでのレッスンに参加する。生徒用学習ガイドと週1回のクラスのレッスンの詳細は下記のとおりである。

家庭学習セミナリー生徒用学習ガイド

『モルモン書家庭学習セミナリー生徒用学習ガイド』は,家庭学習の生徒が,週日のクラスに出席している生徒と同じようにモルモン書を研究する経験を得られるようにすることを意図して作られている。したがって,生徒用学習ガイドの進度と強調される教義と原則は,この手引きの資料と一致している。また生徒用学習ガイドにはマスター聖句に関する指示も含まれている。マスター聖句は,それが聖典の本文に出てくるときに文脈の中で取り上げられる。マスター聖句が含まれているレッスンでは,レッスンの最後に追加の活動が用意されている。

家庭学習セミナリーの生徒は,毎週,生徒用学習ガイドから4つのレッスンを行い,セミナリー教師が行う週1回のレッスンに参加しなければならない。生徒は学習ガイドの中にある番号の付された課題を,聖典学習帳を使って行う。生徒は聖典学習帳を2冊持ち,1冊を教師に提出している間,もう1冊を使って研究を続けられるようにしなければならない。毎週クラスで教師に会うときに,生徒は家庭学習クラスの教師に聖典学習帳を1冊提出し,前回提出していた別の1冊を次週のレッスンで使うために教師から返してもらう。(例えば,生徒はある週の間に学習帳1を使って課題を行い,その学習帳をクラスに持って行き,教師に提出する。次の週の間に,生徒は学習帳2を使って課題を行う。生徒が学習帳2を提出すると,教師は学習帳1を生徒に返す。その後,生徒は学習帳1を使って次の週の課題を行う。)

セミナリーの生徒は皆,毎日聖文を研究し,そのコースの聖典を読み終えるように勧められている。家庭学習の生徒は,その週の単元にある4つの家庭学習レッスンそれぞれを毎日30分から40分かけて行い,また週1回の家庭学習レッスンに出席する必要があることを理解しておかなければならない。

週1回の家庭学習クラスのレッスン

『モルモン書家庭学習セミナリー生徒用学習ガイド』の各単元は,教師用手引きの中にある5つのデイリー教師用レッスンと対応している。この手引きでは,5つのデイリーレッスンごとにそれに続けて週1回の家庭学習クラスのレッスンが掲載されている。家庭学習クラスのレッスンは,生徒がその週の間に生徒用学習ガイドのレッスンを行いながら学んだ教義と原則を復習し,その理解を深め,応用する助けとなるであろう。これらのレッスンでは,生徒用学習ガイドに述べられていない真理を取り上げることもできる。(レッスンのスケジュールを計画する助けとして,この手引きの最後の付録にある家庭学習クラスの教師のための学習進度ガイドを参照する。)

家庭学習クラスの教師として,あなたは生徒が家庭で研究している事柄を十分に理解しておき,生徒とともに集まるときに,質問に答え,また有意義な話し合いを持てるようにしておかなければならない。生徒がレッスン時に参照できるように,週1回のクラスに各自の聖典と聖典学習帳,生徒用学習ガイドを持参するように生徒に言っておく。生徒の必要に応じて,また聖霊の導きに応じて,教師用手引きのレッスンに工夫を加える。またレッスンを準備し,教えるときに,この手引きにあるデイリークラス用のレッスンを参考にすることもできる。デイリークラスで使用される教え方のヒントと教授法を学んでおくと,週1回のレッスンの教え方を向上させるのに助けとなる。生徒が特別に必要としていることを考慮する。例えば,文章を書くことが難しい生徒がいる場合,録音機器の使用を認めたり,その生徒の答えを書く手伝いができる家族や友人に,その生徒の考えを書き留めてもらったりするとよい。

週1回のレッスンの最後に,毎回,生徒の聖典学習帳を集め,研究を継続するように生徒を励ます。次の週の課題を行えるように生徒に聖典学習帳を渡す。時間の制約があるので,週1回のレッスンの中でマスター聖句を強調する必要はない。生徒の聖典学習帳の課題を読むとき,短い言葉を書き入れたり,次に会ったときに感想を伝えたりして,定期的に生徒の努力を評価する。また,その他の方法も探して,励ましと有意義なフィードバックを与えるようにするとよい。そうすれば生徒は,あなたが生徒の努力に関心を持っているということを理解するようになり、また心を込めて答えを書くように生徒を動機づけるのに役立つ。。

その他のリソース

教師は,レッスンの準備の助けとして,また教え方のアイデアを得るために,宗教教育セミナリー・インスティテュートのウェブサイト(si.lds.org)を閲覧できる。以下のリソースはオンラインで利用可能であり,また,スーパーバイザーを通じて,地元の教会配送センターを通じて,また教会のオンラインストア(store.lds.org)を通じて入手することができる。

  • 画像:DVDカバー

    セミナリー視覚資料DVD

  • 画像:本の表紙

    『福音の視覚資料集』

  • 画像:学習帳の表紙

    聖典学習帳

  • 画像:しおり

    セミナリーしおり(年表,マスター聖句リスト,キーワードが掲載されている)

  • 画像:カード

    マスター聖句カード

  • 画像:本の表紙

    『真理を守る-福音の参考資料』

  • 画像:小冊子の表紙

    『若人の強さのために』

  • 画像:ポスターの表紙

    年表