十字架


十字架は多くのキリスト教会で救い主の死と復活の象徴として,また心からの信仰の表現手段として用いられています。末日聖徒イエス・キリスト教会の会員であるわたしたちも,救い主の苦しみを敬虔な気持ちで思い起こします。しかし,救い主は生きておられるので,救い主の死の象徴をわたしたちの信仰の象徴として用いることはありません。

その他の情報

わたしたちの生活はわたしたちの信仰を表すものでなければなりません。わたしたちはバプテスマを受け,確認を受けたときに,イエス・キリストの御名を受けると聖約しました。わたしたちと交わる人々があなたを観察するときに,救い主とその業に対するあなたの愛を感じ取れるようでなければなりません。

教会員の中で唯一十字架の象徴を身に付けるのは末日聖徒の従軍牧師だけです。この人たちは軍服の上にこの象徴を身に付けます。それはキリスト教の従軍牧師だと周囲に分かってもらうためです。

「イエス・キリストの贖罪」;「イエス・キリスト」;「復活」の項も参照

――『真理を守る』91-92参照