1820年の春,14歳のジョセフ・スミスは,どの教会が正しいのか知りたいと思いました。手がかりを求めて聖書を読んでいると,神に尋ねるべきだと書いてありました。ジョセフはこの勧めに従い,家の近くの森の中に入って行って祈りました。すると突然,頭上に光が輝き,父なる神とイエス・キリストが御姿を現されました。ジョセフがどの教会に入るべきか尋ねると,救い主は,どの教会の教えも正しくないので,その当時存在していたどの教会にも入らないようにとジョセフにお告げになりました。この経験と,これに続くそのほか多くの経験を通して,主はジョセフを預言者にお選びになり,イエス・キリストの福音とキリストの教会を地上に回復されたのです。
預言者 ジョセフ・スミス の証
その他の情報
ジョセフ・スミスは,自らのふさわしさを証明し,神の預言者として働く神聖な使命を授かりました。ジョセフ・スミスを通して,主は偉大で驚嘆すべき業を成し遂げられました。その業の中には,モルモン書を世に出したこと,神権を回復したこと,貴い福音の真理を明らかにしたこと,イエス・キリストの真の教会を回復したこと,神殿活動を確立したことなどがあります。1844年6月27日,ジョセフとその兄ハイラムは武装した暴徒の襲撃を受け,殉教しました。彼らは,自らの血をもって自分の証を結び固めました。
回復された福音に関する証を完全なものとするためには,ジョセフ・スミスの神聖な使命に関して証を持たなければなりません。末日聖徒イエス・キリスト教会が真実であるかどうかは,最初の示現ならびに主が預言者ジョセフにお与えになったほかの啓示が真実であるかどうかに懸かっています。ジョン・テーラー第3代大管長が次のように書き残しています。「主の預言者であり聖見者であるジョセフ・スミスは,ただイエスは別として,この世に生を受けた他のいかなる人よりも,この世の人々の救いのために多くのことを成し遂げた。」(教義と聖約135:3)
「預言者」;「福音の回復」の項も参照
――『真理を守る』102-103参照
参照聖句
- イザヤ 29:13-14
- 2ニーファイ 3:3-15
- 教義と聖約 5:9-10
- 教義と聖約 135
- ジョセフ・スミス―歴史 1
その他の学習資料
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ジョセフ・スミス関係のウェブサイト
このサイトでは,写真や絵画,保管された文書のほか,実話や研究論文,引用,その他の歴史的な情報が得られる資料が閲覧できます。
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「預言者ジョセフ・スミスの直接の証人」
『歴代大管長の教え――ジョセフ・F・スミス』第2章
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「証を結び固める」
『教義と聖約・教会歴史 福音の教義クラス教師用手引き』第32課
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「ジョセフ・スミス,回復の預言者」
『歴代大管長の教え――ジョン・テーラー』第9章
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「預言者ジョセフ・スミスについてのブリガム・ヤング大管長の証」
『歴代大管長の教え――ブリガム・ヤング』第47章
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「この時代の人々はあなたを通してわたしの言葉を得る」
『教義と聖約・教会歴史 福音の教義クラス教師用手引き』第13課
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「預言者ジョセフ・スミスの神聖な召し」
『歴代大管長の教え――デビッド・O・マッケイ』第10章
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「預言者ジョセフ・スミスの使命」
『歴代大管長の教え――ヒーバー・J・グラント』第2章
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「わたしは示現を見た」
『教義と聖約・教会歴史 福音の教義クラス教師用手引き』第3課
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"Joseph Smith"
Encyclopedia of Mormonism
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「生ける神の預言者,ジョセフ・スミス」
『歴代大管長の教え――ハロルド・B・リー』第8章