その他の情報
態度だけでなく行動においても敬虔になる必要があります。主に対する敬虔さは,周囲の人々に奉仕し,思いやりと尊敬の気持ちで接するときに表れます。 敬虔な態度には,自尊心を持つことと個人的な清さを保つことも含まれます。そのようにしていれば,正しく礼拝し,義しい行いをするようになります。
敬虔な行動には,祈り,聖文研究,断食,什分の一とささげ物を収めることが含まれます。また,慎み深い服装をし,清く,健全な言葉遣いをすることも含まれます。どれほど敬虔かは,どのような音楽や娯楽を選択するか,神聖なテーマについてどのような話し方をするか,教会に集い,神殿に参入するときにどのような服装をし,どのように行動するかに表れます。また,敬虔な行動には,だれも見ていないときでも正しい選択をすることが含まれます。主に対して敬虔であれば,人に奉仕するようになり,優しく敬意をもって人と接するようになります。
敬虔になるにしたがって,自分の生活が目立たなくとも少しずつ変化していくことに気づくはずです。敬虔な人に,主はその御霊を以前にも増して豊かに注いでくださるようになります。悩んだり,当惑したりすることが少なくなります。自分や家族の問題を解決するのに助けとなる啓示を受けることができるようになります。
敬虔によって神が身近になるのとまったく同じように,不敬は敵対者の目的を助長します。サタンは,ますます騒音,興奮,論争をあおり,ますます自制や静かな威厳を軽視する世の風潮に従うよう人々を誘惑するでしょう。
――『真理を守る』68-69参照
参照聖句
- レビ 26:2
- 詩篇 89:5-7
- ヘブル 12:28
- 教義と聖約 59:21; 63:61-62, 64; 109:21
その他の学習資料
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「敬虔」
『聖句ガイド』
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「敬虔」
『神権の義務と祝福A』第32課
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「敬虔」
『末日聖徒の女性A』第7課
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「礼拝を構成する要素」
『歴代大管長の教え――デビッド・O・マッケイ』第4章