「わたしは現在,がん,具体的にはステージ3のホジキンリンパ腫と闘っています。つらい経験となっていますが,何が入院初日に慰めを与えてくれたかを鮮明に覚えています。
その日の早朝,両親はわたしを起こし,病院に連れて行きました。分かっていたのは,血液検査の結果に異常が出たことと,恐らくがんにかかっているだろうということだけでした。しかし,それがどれほどひどいものなのか,どのような治療法なのか,まだ見当もついていませんでした。
その日のうちに,しばらくの間入院することになるのが分かりました。母が荷物を持ってくるために家に帰るとき,わたしは数週間前に受けた祝福師の祝福を持って来てくれるよう母に頼むべきだという促しを感じました。
その晩,祝福文にある慰めの言葉をじっくり読みながら,たとえこれからの数か月がつらいものであったとしても,主が見守ってくださっているということを知りました。そして,何が起ころうとも,聖約の道にとどまるならば,主がわたしの人生を祝福してくださると信頼することができると知りました。」
アダム,経験を分かち合ってくれてありがとうございます!6本の指を立てているのは,6回目の抗がん剤治療が終わったことを表しています―あと半分です!
これは,今月号の機関誌の記事に合わせた,困難な時期に打ち勝った青少年のシリーズの一部です。続きをお楽しみに!
アダムから学ぶ
アダムの模範に従うにはどうすればよいでしょうか。