着替えて,朝食を取って,家族と一緒に祈って,歩いて教会に行く。これをすべて朝6時前に行うと聞いたらきっと驚くことでしょう。
でも,その価値はあるのです。
ラケルはこう説明しています。「毎朝セミナリーに通うことが,勇気を出す助けになったんです。」例えば,ラケルがラジオを聞いていたとき,だれかが「ジョセフ・スミスはうそつきだ」と言っているのを耳にしたことがあったそうです。でも,セミナリーのおかげで,ラケルはそれが真実ではないことを知っていました。
そこでラケルは,そのラジオ局に手紙を書いて,自分の証を伝えることにしたのです。ラジオ局から返事が来ることはなかったものの,手紙を書くことで気持ちを落ち着かせることができたのです。何よりも,ラケルは自分が信じていることが真実であると聖霊が力強く証してくださっているのを感じました。この経験は,ラケルの証の一部として永遠に残ることでしょう。
何が真実で,何が偽りかを学ぶ。そのために起きる価値はあるのです。
注
ラケルの話の全文は,機関誌『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』の2021年2月号をご覧ください。