ネリナは,彼女が住んでいるブルガリアの地域には,他に教会員があまりいないと言います。しかし,バプテスマを受けるという選択が,イエス・キリストの足跡をたどるための助けとなることを知っていましたし,それが最も重要なことだと知っていました!
新会員であったネリナは,人々に奉仕し,助ける機会を心から求めていました。そこで,彼女は神に助けを求めました。
「わたしの奉仕できる相手を神が用意してくださるよう,たくさん祈りました」と彼女は言っています。そしてたしかに,驚くべきことが起こりました。
「ある夜,夢の中で,地下鉄に乗っている女性が座席から落ちてしまい,助けを必要としているのを見ました。しばらくたってから,父と一緒に地下鉄に乗っていたとき,ある女性が座席から落ちるのを目の当たりにしました。あの夢で見た女性と同じ人だったのです。その人に手を貸すことができたことは,わたしにとって神聖な経験でした。」
証を強める,なんとすばらしい瞬間でしょう!ネリナはバプテスマを受け,忍耐強く祈るのに十分な信仰を示し,その後,一生の支えとなる経験をしました。
わたしたちは今年,ネリナの模範にならって,同様の信仰と祈りと義にかなった努力のパターンを実践することができます。あなたの人生において,主はどのように御手を差し伸べてくださるでしょうか。確認してみましょう!
注
ネリナのストーリーは機関誌『青少年の強さのために』2024年1月号の記事より編集。