Tijuana, Mexico Temple
福音実践

「救う者」ですって?

11/16/22 | 1 min 所要時間
アモス書とオバデヤ書からの考察

旧約聖書にある預言者オバデヤの書は非常に短く,おもに古代のエドム王国に関する記述です。しかし,特に今日に関連があると思われる参照聖句があります。「こうして救う者はシオンの山に上って,……そして王国は主のものとなる。」(オバデヤ1:21)

ちょっと待ってください。ここでの救う者〔訳注―英語ではsaviors〕は,複数形ですね。

もちろん,イエス・キリストが救い主(the Savior)であられます。でも,定義によると,だれかを救おうとして助ける人は皆,「救う者」なのです。主の業に携わり,人々が神と聖約を交わして守るのを助けるとき,わたしたちはほんのちょっとした方法で救い主の業を分かち合っているのです。

イスラエルの集合に関するネルソン大管長の次の二つの教えを思い起こしてください。

  • 「だれかが聖約を交わし,それを守れるよう助けるために何かを行うときはいつでも,それが幕のどちら側であろうと,イスラエルの集合を助けているのです。」
  • 「主の再臨に欠かせない前触れである集合は,世界で最も重要な業なのです。」1

教義と聖約88:73で,主は,「見よ,わたしは,時が来ればわたしの業を速やかに行う」と言っておられます。伝道活動や家族歴史活動,神殿活動,これらは皆イスラエルの集合の一部であって,救いの業を助ける機会をわたしたちに与えてくれます。

救いの業を助ける

今月,だれかを救う助けとして,あなたにできることは何ですか。


1.ラッセル・M・ネルソン「神に勝利を」2020年10月の総大会

コメント
0