「聞き,耳を傾け,心に留める」『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』2021年1月号,32
大切な言葉
聞き,耳を傾け,心に留める
教義と聖約の冒頭の言葉は「聴きなさい」です(教義と聖約1:1参照)。従う意図をもって耳を傾けることを意味します。聴くことは,「御子に聞く」こと,すなわち,救い主の言われることを聞き,その後,救い主の勧告を心に留めることを意味します。「彼に聞きなさい」という言葉で,神は,現世における成功と幸せと喜びの規範を与えておられます。わたしたちは主の言葉を聞き,それらに耳を傾け,主から告げられた事柄を心に留めなければなりません。
わたしたちはどこへ行けば主にお聞きできるのでしょうか。
聖典に行くことができます。また,わたしたちは神殿でも主にお聞きすることができます。また,聖霊のささやきに気づく能力に磨きをかけるとき,もっと明瞭に主の声を聞くことになります。そして最後に,預言者,聖見者,啓示者の言葉を心に留めるとき,わたしたちは主の声を聞いていることになります。
救い主が述べられたことや,預言者を通して今語っておられることを,皆さんがもっと意識的に聞き,耳を傾け,心に留めるときに,どのようなことが起こるでしょうか。わたしは約束します。誘惑や困難や弱さに対処する力を祝福として加えられるでしょう。わたしは約束します。あなたの家族との関係,日々の働きに奇跡があるでしょう。わたしは約束します。たとえ人生で混乱が増しても,喜びを感じる能力が増すでしょう。