そこが知りたい

わたしたちの教会は唯一まことの教会だと言うと，人から傲慢だと言われます。そのような人には何と言えばいいでしょうか？

主御自身がジョセフ・スミスに次のように言っておられます。この教会は「全地の面〔の〕唯一まことの生ける教会〔である〕。教会について言えば，主なるわたしはこれを心から喜んでいる。しかし，それは全体について言うのであって，一人一人を指すのではない。」（教義と聖約1：30）

この言葉は，当然ながら，わたしたちがほかのだれかよりも優れているという意味ではありません。しかし，この教会はイエス・キリストの教会であるということを確かに意味しています。この教会は，主が導いておられ，主が回復され，主が御自身の権能をお与えになった教会です。そのため，預言者や使徒たち，神殿の儀式と聖約，モルモン書など，この教会にしか提供できないものがあります。わたしたちはこれらのものに感謝しており，純粋な愛から，これらをほかの人々と分かち合いたいと思っています。「正しくありたい」からでも，「教会を大きくしたい」からでもありません。

教会について大胆に，自信を持って証することに問題はありませんが，決してほかの人に対して傲慢になったり，彼らの信仰を軽視したりしてはなりません。預言者ジョセフ・スミスはかつてこう言いました。「わたしたちはだれにも，すでに得ている善いものを捨てるように求めているわけではありません。ここへ来て，さらに多くを得るように願っているだけです。」（『歴代大管長の教え—ジョセフ・スミス』155）