「原則と注意事項」『基本ユニット・プログラムガイドブック』,7
「原則と注意事項」『基本ユニット・プログラムガイドブック』,7
原則と注意事項
「これらのことはすべて,賢明に秩序正しく行うようにしなさい。人が自分の力以上に速く走ることは要求されてはいないからである。」(モーサヤ4:27)
以下の原則と注意事項は,「基本ユニット・プログラム」を成功させるうえで重要である。
1. 行うすべてのことにおいて聖霊の導きを求める。聖霊は,行うべき事柄と方法を知るための導きを,両親,支部の指導者,教師に与えてくれる。導きを求めて
「あなたは謙遜でありなさい。そうすれば,主なるあなたの神は手を引いてあなたを導き,あなたの祈りに答えを与えるであろう。」(教義と聖約112:10)
「まことに見よ,あなたに
2. 福音の基本的な原則と教義を教える。モーサヤ18:18–30を読む。アルマの時代に,基本的な原則と教義がどのようにして教えられたか考える。
3. 儀式と聖約を重視する。会員たちが(1)基本的な神権の儀式を理解し,受け,(2)それに伴う聖約を交わし,守れるよう助ける。
4. まず第一に,神権による指導という基盤を確立し,神権が正しく機能するようにする。扶助協会,初等協会,若い女性,日曜学校などの補助的なプログラムを組織する前に,これを行う。プログラムをあまりにも性急に進めないようにする。神権による指導は,教会の人的・物的資源が会員の必要に応じて適切に活用されるとき,最もよく育成される。支部の組織や集会,プログラムがあまりにも早く拡大されると,指導力が弱まる。