「アルマ47-48章:アマリキヤとレホンタイ」『モルモン書 教師用手引き』(2024年)
「アルマ47-48章」『モルモン書 教師用手引き』
アルマ47-48章
アマリキヤとレホンタイ
「一度くらい大丈夫」,「ほんの少しだけだから」,または「それほど悪いことではない」とだれかが言うのを聞いたことはありますか。サタンの誘惑に少しでも屈することを決めると,サタンに力を与えてしまいます。アルマ47章では,レホンタイという名の男が敵に少しだけ譲歩したために,非常に危険で致命的な状況に置かれたことが分かります。この課は,自分を支配しようとするサタンの試みに抵抗するのに役立ちます。
ルアー
ルアーは,魚を捕まえるために使用される疑似餌です。魚の注意を引き,食いつくように誘います。ルアーにかかったら,魚を捕まえることができます。
十二使徒定員会のM・ラッセル・バラード会長は,ルアーとサタンの誘惑との類似点を分かち合っています。「おお,悪しき者のあの狡猾な策謀よ」(タイムコード0:43-2:30;ChurchofJesusChrist.orgにあります)を見て,バラード会長の比較について学ぶとよいでしょう。
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わたしたちを罪を犯すことに誘い込むために,サタンが用いるルアーには,どのようなものがありますか。
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なぜ,こうしたルアーに抵抗すべきなのでしょうか。
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誘惑に抵抗するうえで,困難となることは何ですか。
アマリキヤとニーファイ人の反対派グループが,ニーファイ人の自由を転覆し,神の教会を破壊しようとしたことを覚えているでしょう(アルマ46:10参照)。モロナイや他のニーファイ人に止められた後,アマリキヤはレーマン人のところに逃げて,ニーファイ人に対して怒るよう,レーマン人をそそのかしました(アルマ46:29-33;47:1参照)。
今日は,アマリキヤがさらに力を得ようと試みたことについて学びます。アマリキヤの策略の多くは,サタンが今日わたしたちに対して使う策略に似ています。研究を進める中で,害を及ぼそうとサタンが使うルアーを避けるための真理を探してください。
アマリキヤ,レーマン人の王になろうとする
アルマ47:1-8を読み,アマリキヤがレーマン人の中に行ったときの計画を探してください。
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アマリキヤはレーマン人の間で影響力と力を得るために何をしましたか。
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アマリキヤの目標はサタンの目標とどのように似ていますか(2ニーファイ26:22参照)。
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天の御父があなたのために定められた目標は,サタンの目標とどのように異なりますか(モーセ1:39参照)。このことを覚えておくことは,なぜ重要なのでしょうか。
ニーファイ人との戦いに出ることを拒否したレーマン人の集団は,レホンタイという名の人物に率いられていました。
アルマ47:9-12を読み,アマリキヤがレホンタイに望んだことを見つけてください。
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12節でレホンタイがアマリキヤの最後の招きを受け入れようと考えたのには,どのような理由があるでしょうか。
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もし自分がレホンタイの軍隊にいて,アマリキヤに会うかどうかについて助言を求められたとしたら,レホンタイにどのようなことを伝えたと思いますか。それはなぜですか。
アルマ47:13-19を読み,アマリキヤからの新しい試みにレホンタイはどのように反応したか,その結果何が起こったかを見つけてください。
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アマリキヤの策略は,サタンがわたしたちを滅ぼすために使う策略にどのように似ていますか。(必要に応じて,2ニーファイ28:7-8,21-22を参照してください。)
あなたとサタンとの戦い
この話から学ぶことができる一つの真理は,サタンの誘惑に少しでも屈するなら,サタンはより大きな影響力を持って,わたしたちを誤らせるようになる,ということです。
この真理が,自分や人々の生活の中でどのように示されたか,考えてください。次の活動を行うことで,サタンが自分を誘惑に弱くする方法と,そうした誘惑から守るために救い主が助けてくださる方法を見つけることができます。
計画を立てる
今日研究した真理が,自分の生活にどのように当てはまるかを考えてください。以下の質問への答えを記録するとよいでしょう:
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主に与えられた道具を使って,サタンの誘惑に抵抗したのはどのようなときでしたか。
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サタンの誘惑に立ち向かえるよう,神の助けをよりよく求めるために,どのように努力しますか。