「6月12日どうすれば主の声が聞けるだろうかルツ;サムエル上1-3章」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2022年』(2021年)
「6月12日どうすれば主の声が聞けるだろうか」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2022年』
6月12日
どうすれば主の声が聞けるだろうか
ともに評議する
定員会またはクラスの会長会の一員が司会する:10-20分
集会のはじめに,若い女性のテーマまたはアロン神権定員会のテーマを斉唱します。それから救いと昇栄の業についての話し合いを主導します。以下の質問から一つまたは複数,あるいはあなた自身の質問を使いましょう(『総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕』10.2,11.2,ChurchofJesusChrist.org参照)。話し合ったことに基づいて行動する計画を立てます。
-
福音に従って生活する。最近,わたしたちの証を強めた経験にどのようなものがありますか。
-
助けの必要な人々の世話をする。わたしたちの助けや祈りを必要としている人はだれでしょうか。その人たちを助けるために,何をするべきだという印象を感じますか。
-
福音を受け入れるようすべての人を招く。わたしたちと同じ信仰を持っていない家族や友人の光となるには,どうしたらよいでしょうか。
-
家族を永遠に結ぶ。家族にもっと愛を示し,彼らを支え,家庭に前向きな変化をもたらすにはどうしたらよいでしょうか。
レッスンの終わりに,必要に応じて次のことを行います。
-
教えられた原則について証する。
-
クラスや定員会のメンバーに,集会中に立てた計画や招きについて再確認する。
教義を教える
成人指導者または青少年が主導する:25-35分
自分自身を霊的に備える
クラスや定員会のメンバーの多くは,少年サムエルに共感できるかもしれません。主が語りかけられたとき,サムエルはまだ主の声を認識できるほど啓示を受けた経験がありませんでした。サムエルの指導者であるエリは,サムエルがこの声を認識できるようになるのを助けることができました。あなたもエリのように,あなたの教えている人たちに対して,主は彼らに語りかけることを望んでおられると証する機会を得ています。あなたもまた主の声を聞くことを学んでいる最中であっても,あなたには彼らが主の声を認識することを学べるよう助けることができます。彼らとともに,主の預言者たちが個人の啓示について教えている事柄を学んでいけるのです。そして,サムエルのように,主に向かってこう言えるようになることができます。「しもべは聞きます。お話しください。」(サムエル上3:10)
今週,サムエル上3章を読むことに加えて,ラッセル・M・ネルソン大管長のメッセージ「彼に聞きなさい」(『リアホナ』2020年5月号,88-92)を読んで教える準備をするとよいでしょう。
一緒に学ぶ
あなたが教える人たちが今日の話し合いに備えられるよう,サムエル上3:1-14を読むように言うとよいでしょう。この話から主の声を聞くことについて何を学べるかを分かち合ってもらいます。主がわたしたちに語りかけられるそのほかの方法として,どんなものがありますか。以下の活動は,青少年が個人の啓示について理解を深めるのに役立ちます。
-
例えば次のような方法で,あなたが教える人たちがどのように啓示を受けるかをよりよく理解するのを助けることができます。ホワイトボードに,「サポート資料」に挙げられている(あるいはあなたの知っているそのほかの)聖句の場所を書きます。皆にそれぞれの聖句を読むように言います。次に,ホワイトボードのそれぞれの聖句の横に,その聖句が個人の啓示を受けることについて教えていることを書いてもらいます。啓示を求めたり,受けたりすることにまつわる経験を分かち合うよう勧めます。必要に応じて,あなた自身の経験も分かち合います。
-
主の声を聞くことを学ぶとき,わたしたちは大いなる祝福を受けます。このことについての話し合いを始めるに当たり,自分が啓示を必要とすると思う理由を青少年に分かち合ってもらうとよいでしょう。次に,ラッセル・M・ネルソン大管長のメッセージ「彼に聞きなさい」を調べてもらいます。主の声を聞く方法を理解する助けとなる勧告を見つけるように言います。また,「聞きなさい」ビデオシリーズ(ChurchofJesusChrist.org/media)から,ビデオを幾つか見せてもよいでしょう。主の声を聞くことを学ぶことは,なぜわたしたちにとってそれほど大切なのでしょうか。青少年に,学んだことを日記に書くか,紙に書いて家に掲示しておくよう勧めます。
-
あなたが教えている青少年は,聖霊が自分に語りかけているとき,どうすればそれが分かるのだろうかと疑問に思ったことがあるかもしれません。以下のビデオを見せるとよいでしょう。「アイリング管長とホランド長老を迎えて行われるFace to Face」より“聖霊と自分の思いの違いがどうしたら分かるでしょうか。How Can I Tell the Difference between the Holy Ghost and My Emotions?”(「聖霊と自分の感情の違いがどうすれば分かりますか」)と“どうすれば聖霊をもっと頻繁に感じることができるでしょうか。How Can I Feel the Holy Ghost More Often?”(「どうすれば聖霊をもっと頻繁に感じることができますか」)(ChurchofJesusChrist.org)これらのビデオから,聖霊の促しと自分の思いを見分けることについて,何が学べるでしょうか。クラスや定員のメンバーは,これらのビデオで取り上げられているような疑問を持つ友人に対し,自分ならどのように答えるかを分かち合うことができるでしょう。
信仰をもって行動する
クラスや定員会のメンバーに,今日受けた印象に従って行動するために何をするか深く考えて書き留めてもらいます。希望があれば,自分の考えを分かち合ってもらってもよいでしょう。印象に従って行動することで,天の御父やイエス・キリストとの関係がどのように強まるかについて考えるよう促します。
サポート資料
-
列王上19:9-12;ヒラマン5:29-31;教義と聖約6:14-16,21-23;8:2-3;11:12-14(主がわたしたちに語りかけられる方法)
-
教義と聖約9:7-9(啓示にはわたしたち自身の思考と研究が求められる)
-
ロナルド・A・ラズバンド「みたまはわれに真理告げたもう」『リアホナ』2017年5月号,93-96
-
ラッセル・M・ネルソン大管長は次のように教えています。「導き,指示し,慰める,変わることのない聖霊の影響力がなければ,これから先,霊的に生き残ることはできなくなるでしょう。愛する兄弟姉妹の皆さん,啓示を受ける霊的な能力を伸ばすように,切にお願いします。」(「教会のための啓示,わたしたちの人生のための啓示」『リアホナ』2018年5月号,96)