「8月14日救い主に従うことにどうすれば喜びを見いだせるだろうか詩篇1-2篇;8篇;19-33篇;40篇;46篇」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2022年』(2021年)
「8月14日救い主に従うことにどうすれば喜びを見いだせるだろうか」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2022年』
8月14日
救い主に従うことにどうすれば喜びを見いだせるだろうか
ともに評議する
定員会またはクラスの会長会の一員が司会する:10-20分
集会のはじめに,若い女性のテーマまたはアロン神権定員会のテーマを斉唱します。それから救いと昇栄の業についての話し合いを主導します。以下の質問から一つまたは複数,あるいはあなた自身の質問を使いましょう(『総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕』10.2,11.2,ChurchofJesusChrist.org参照)。話し合ったことに基づいて行動する計画を立てます。
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福音に従って生活する。わたしたちはイエス・キリストに従うことにどのように喜びを見いだしているでしょうか。
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助けの必要な人々の世話をする。ワードや地域の中で助けを必要としているのはだれでしょうか。その人たちをどのように助けられるでしょうか。
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福音を受け入れるようすべての人を招く。伝道活動に備えるのを互いにどのように助け合うことができるでしょうか。
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家族を永遠に結ぶ。ワードの家族歴史や神殿活動に,どのように貢献できるでしょうか。
レッスンの終わりに,必要に応じて次のことを行います。
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教えられた原則について証する。
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クラスや定員会のメンバーに,集会中に立てた計画や招きについて再確認する。
教義を教える
成人指導者または青少年が司会する:25-35分
自分自身を霊的に備える
あなたに喜びをもたらしてくれるものは何ですか。友人や家族と過ごす時間,大好きな趣味,あるいは試練のない一日に喜びを感じると言う人もいるでしょう。ラッセル・M・ネルソン大管長は次のように教えています。「わたしたちが感じる幸せは,生活の状況ではなく,生活の中で何に目を向けるかにかかっているのです。……生活の中心を神の救いの計画とイエス・キリスト,主の福音に向けるなら,人生で何が起こっても—起こらなかったとしても—喜びを感じることができます。喜びは主から始まり,もたらされるものです。」(「喜び—霊的に生き抜く道」『リアホナ』2016年11月号,82)詩篇の多くも同じメッセージを伝えています。「あなたはいのちの道をわたしに示される。あなたの前には満ちあふれる喜びが……ある。」(詩篇16:11)
クラスや定員会のメンバーが直面している可能性がある幾つかの問題について考えてください。真の喜びは,たとえ困難なときであっても,救い主を信じる信仰を働かせることによって得られることが理解できるよう,彼らをどのように助けますか。教える準備をしながら,この質問について深く考えてください。クラスや定員会と分かち合える関連する言葉を,詩篇やネルソン大管長のメッセージ「喜び—霊的に生き抜く道」から探してみましょう。
一緒に学ぶ
クラスや定員会のメンバーに,以下の聖句から幾つかを読むように言います:詩篇1篇;8篇;19篇;23篇;27篇。これらの詩篇から,わたしたちに喜びをもたらすものについてどのようなことが学べるでしょうか。次に,以下の活動から一つまたは幾つかを使って,あなたが教える人たちが,真の喜びはイエス・キリストに従うことによってもたらされることをより深く理解できるよう助けます。
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わたしたちは皆,喜びを見いだしたいと望んでいますが,何がほんとうの喜びをもたらし,何が実際には悲しみにつながるのかを理解する必要があります。青少年に,自分に喜びをもたらすものと,その理由を分かち合ってもらいます。ホワイトボードに,「人が存在するのは喜びを得るためである」と書きます(2ニーファイ2:25)。次に,青少年に,個人またはグループで,「サポート資料」にある聖句の一つまたは幾つかを読んで,喜びにつながるものを挙げてもらいます。人が喜びを見いだそうとして,実際には悲しみにつながってしまう例として,どのようなものがあるでしょうか。救い主はどのようにわたしたちに喜びをもたらしてくださってきましたか。
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わたしたちは皆,福音に従って生活するために最善を尽くしているにもかかわらず,困難に直面している人たちを知っています。困難な人生であっても喜びを見いだすことが可能であることを,あなたが教える人たちが理解できるよう,どのように助けることができるでしょうか。ラッセル・M・ネルソン大管長のメッセージ「喜び—霊的に生き抜く道」,あるいはスティーブン・J・ランド会長のメッセージ「キリストに喜びを見いだす」(『リアホナ』2020年11月,35-37)を読んでもらうとよいでしょう。困難にもかかわらずキリストに喜びを見いだした人の例として,どのような人がいるでしょうか。彼らの経験から,わたしたちは何を学べるでしょうか。わたしたちはどのような経験を分かち合えますか。
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だれでも人生の難しい問題に直面するとき,不安やうつになりやすいものです。一部の人は,そうした感情と生涯にわたって戦うことになります。このような問題について話し合い,不安やうつに苦しむ人たちを救い主がどのように助けてくださるかについて話し合うと,クラスや定員会にとって役立つかもしれません。この話し合いを始めるために,ジェフリー・R・ホランド長老のメッセージ「破れた器のように」の,特に最後の4段落(『リアホナ』2013年11月号,40-42),あるいはレイナ・I・アブルト姉妹のメッセージ「曇りの時も晴れの時も,主よ,われと共におりたまえ」(『リアホナ』2019年11月号,57-59)を読むように言うとよいでしょう。クラスや定員会のメンバーに,自分にとって意義のある真理を探し,見つけたものを分かち合ってもらいます。助けが必要だと感じる青少年がいれば,信頼できる親か指導者に話をするか,mentalhealth.ChurchofJesusChrist.orgを見てみるよう励ましてください。
信仰をもって行動する
クラスや定員会のメンバーに,今日受けた印象に従って行動するために何をするか深く考えて書き留めてもらいます。希望があれば,自分の考えを分かち合ってもらってもよいでしょう。印象に従って行動することで,天の御父やイエス・キリストとの関係がどのように強まるかについて考えるよう促します。
サポート資料
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マタイ5:1-12;1ペテロ4:12-13;2ニーファイ2:25-27;モーサヤ2:41;3:3-7;4:2-3;アルマ36:16-22;4ニーファイ1:15-16(どのように喜びを見いだすか)
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D・トッド・クリストファーソン「聖徒たちの喜び」『リアホナ』2019年11月号,15-18
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「自殺予防とミニスタリング」ChurchofJesusChrist.org