新約聖書 2023年
4月9日どうすればイエス・キリストの復活についての証を強められるだろうか復活祭


「4月9日どうすればイエス・キリストの復活についての証を強められるだろうか復活祭」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2023年』

「4月9日どうすればイエス・キリストの復活についての証を強められるだろうか」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2023年』

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マグダラのマリヤに御姿を現されるイエス

4月9日

どうすればイエス・キリストの復活についての証を強められるだろうか

復活祭

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ともに評議するアイコン

ともに評議する

クラスまたは定員会の会長会の一員が司会をする:約10-20分

集会のはじめに,若い女性のテーマまたはアロン神権定員会のテーマを斉唱します。その後,クラスまたは定員会の特定の事柄について評議するのに加えて,総大会から受けた印象やテーマについて話し合ってもよいでしょう。次のような質問が役立つかもしれません。

  • どのようなテーマやメッセージがあなたの関心を引きましたか。何がイエス・キリストを信じる信仰を強めましたか。

  • 何が生ける預言者についての証を強めましたか。学んだことや感じたことから,何をするよう促しを感じましたか。

  • クラスや定員会として,総大会で聞いた勧告を覚え,実践するために何をする必要があるでしょうか。

レッスンの終わりに,必要に応じて次のことを行います。

  • 教えられた原則について証する。

  • クラスや定員会のメンバーに,集会中に立てた計画や招きについて再確認する。

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教義を教えるアイコン

教義を教える

成人指導者または青少年が司会をする:約25-35分

自分自身を霊的に備える

古代と現代のどちらの使徒たちも,イエス・キリストが生きておられることを証しています!主は十字架上で苦しみ,亡くなり,墓に葬られ,3日目によみがえられました。主が死に勝利を得られたので,わたしたちは皆,復活します。救い主の復活により,不死不滅の約束と永遠の命に対する希望がもたらされたのです。この約束は復活祭の中心を成すものです。

末日聖徒イエス・キリスト教会の会員として,わたしたちにはイエス・キリストが復活されたことを信じる特別な理由があります。新約聖書の時代の人々の証に加えて,わたしたちにはモルモン書の時代に生きていた人々や,預言者ジョセフ・スミス,そして生ける預言者と使徒たちの証もあります。また,聖霊を通して,復活についての個人的な証を得ることもできます。イエス・キリストが復活されたという証を青少年が強められるよう,あなたはどのように助けることができるでしょうか。教える準備として,レイナ・I・アブルト姉妹のメッセージ「墓は勝利を得ず」(『リアホナ』2021年5月号,85-86)と,S・マーク・パーマー長老のメッセージ「憂いは喜びに変わるであろう」(『リアホナ』2021年5月号,88-89)を研究するとよいでしょう。

一緒に学ぶ

イエス・キリストの復活についての話し合いを始めるに当たって,復活祭を祝うために今週行ったことを青少年に分かち合ってもらうとよいでしょう。救い主の復活についての証を強めるために,青少年が個人で,あるいは家族と一緒に何を学んだり行ったりしたかを尋ねてもよいでしょう。以下は,クラスや定員会のメンバーが証を強めるのに役立つ活動です。

  • 日々の生活の中で証人が重要である理由について一緒に話し合います。次に,イエスの復活についての証人を,クラスや定員会で思いつくかぎり多く挙げたリストを作ります。その後,各自で「サポート資料」にある聖句を選んで,これらの証人の幾人かについて学んでもらいます。クラスや定員会のメンバーに,学んだことを分かち合ってもらいます。これらの証人が,イエス・キリストの復活についての自分の証をどのように強めてくれるかについても分かち合うよう促します。

  • わたしたちが救い主の復活についての自分の証を分かち合える場面として,どのような状況があるでしょうか。クラスや定員会の中に,救い主の復活についてだれかと話したことのある人がいれば,その経験について分かち合ってもらうとよいでしょう。だれかがイエス・キリストの復活について理解し,主のおかげでわたしたち皆が復活できるという証を得るのをどのように助けられるか,クラスや定員会のメンバーに考えてもらいます。すべての人が復活することについてほかの人たちに教えるとき,どのような真理を教えることが大切でしょうか。クラスや定員会のメンバーに,「サポート資料」にある聖句から答えを見つけてもらうとよいでしょう。

  • 復活された救い主に会ったと使徒たちがトマスに告げたとき,トマスは自分で見ないかぎり信じないと言いました。後に,イエスはトマスに,「見ないで信ずる者は,さいわいである」と言われました。ヨハネ20:24-29に記されているトマスの経験を一緒に読んでください。わたしたちは救い主を見ることなく信じていることで,どのような祝福を受けてきたでしょうか。どうすればイエス・キリストを信じる信仰を強めることができるでしょうか。クラスや定員会のメンバーに,「サポート資料」にある教会指導者のメッセージを一つ以上調べて,彼らが救い主の復活に感謝している理由を分かち合うように言います。自分は復活するという知識は,自分の肉体に対する考え方や,行う決断にどのような影響を与えるでしょうか。

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「知ることができるように」Gary L. Kapp画

「知ることができるように」Gary L. Kapp画

信仰をもって行動する

クラスや定員会のメンバーに,今日受けた印象に従って行動するために何をするか深く考えて書き留めてもらいます。希望があれば,自分の考えを分かち合ってもらってもよいでしょう。印象に従って行動することで,天の御父やイエス・キリストとの関係がどのように強まるかについて考えるよう促します。

サポート資料

救い主の方法で教える

聖文から意味を引き出す方法を知り,それに毎日心を向ける人は,どんな試練でも乗り越えるための神聖な導きを受けられるようになるでしょう。教える際には,生徒たちが聖文から答えを見つける必要のあるような質問をしてください。

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