新約聖書 2023年
12月10日イエス・キリストはどのようにして天の御父の計画を可能にされるのだろうか黙示1-5章


「12月10日イエス・キリストはどのようにして天の御父の計画を可能にされるのだろうか黙示1-5章」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2023年』

「12月10日イエス・キリストはどのようにして天の御父の計画を可能にされるのだろうか」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2023年』

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キリスト像

12月10日

イエス・キリストはどのようにして天の御父の計画を可能にされるのだろうか

黙示1-5章

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クラスまたは定員会の会長会の一員が司会をする:約10-20分

集会のはじめに,若い女性のテーマまたはアロン神権定員会のテーマを斉唱します。それから救いと昇栄の業についての話し合いを主導します。以下の質問から一つまたは複数,あるいはあなた自身の質問を使いましょう(「総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕」10.211.2参照)。話し合ったことに基づいて行動する計画を立てます。

  • 福音に従って生活する。わたしたちは生活の中でどのように主の御手を見てきたでしょうか。

  • 助けの必要な人々の世話をする。わたしたちが経験していることにおいて,どのように互いに支え合うことができるでしょうか。

  • 福音を受け入れるようすべての人を招く。福音を分かち合うためのツールとして,どのようにしてテクノロジーをよりうまく用いることができるでしょうか。

  • 家族を永遠に結ぶ。家族がキリストのもとに行くよう,わたしたちはどのように助けているでしょうか。

レッスンの終わりに,必要に応じて次のことを行います。

  • 教えられた原則について証する。

  • クラスや定員会のメンバーに,集会中に立てた計画や招きについて再確認する。

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教義を教える

成人指導者または青少年が司会をする:約25-35分

自分自身を霊的に備える

黙示者ヨハネは示現の中で,「天にも地にも地の下にも」開くのにふさわしい者がいない巻き物を見て,そのために泣いていました(黙示5:3-4参照)。この巻き物は「神の業」を記したもので,そこにはわたしたちの不死不滅と永遠の命のための神の計画も載っていました(教義と聖約77:6モーセ1:39参照)。しかしその後のヨハネの示現において,小羊が「その巻物を受けとり,封印を解くにふさわしいかた」であることが明らかにされました(黙示5:9)。この栄えある知らせによって,「万の幾万倍,千の幾千倍も」の天使たちが歌い,喜びの声を上げました(黙示5:11)。神の小羊であられるイエス・キリストは,「その血によって,神のために,……人々をあがない」(黙示5:9),天の御父の計画による祝福を受けられるようにしてくださいました。

イエス・キリストがあなたのためにしてくださったことについて深く考えてください。ヨハネの示現の中で「ひれ伏して礼拝した」(黙示5:14)人々のような気持ちになったことがありますか。クラスや定員会のメンバーが天の御父の計画におけるイエス・キリストの中心的な役割をよりよく理解できるよう,どのように助けられるかを考えてください。黙示1-5章に加えて,2ニーファイ9章;「生けるキリスト—使徒たちの証」(ChurchofJesusChrist.org);ウリセス・ソアレス長老のメッセージ「イエス・キリスト—わたしたちの魂の介護者」(『リアホナ』2021年5月号,82-84)も読むとよいでしょう。

一緒に学ぶ

クラスや定員会のメンバーに,黙示5章に記されているヨハネの示現を映画化するよう依頼された映画制作者になってもらうと楽しく学べるかもしれません。数分間を取ってこの章を読み,どの場面を映画化したいか決めてもらいます。最も力強い場面はどこだと感じるでしょうか。この映画は,どのように救い主を信じる信仰を築く助けとなるでしょうか。天の御父の救いの計画におけるイエス・キリストの役割について,引き続きクラスや定員会が学ぶのを助けるための提案を,以下に幾つか示します。

  • ホワイトボードに,「前世」「現世」「死後の生活」という見出しを書きます。青少年に,「サポート資料」にある聖句を読んで,前世,現世,復活後の救い主の使命が,どのように御父の計画を可能にしているかを学んでもらいます。学んだことの要約を,ホワイトボードの見出しの下に書いてもらうとよいでしょう。クラスや定員会のメンバーに,救い主が自分たちのためにしてくださったことについてどう感じるかを分かち合う機会を与えます。

  • 天の御父の計画を可能にするためにイエス・キリストが行われた事柄をあなたが教える青少年がよりよく理解できるように,天の御父のもとに戻るわたしたちの旅路を表す道をホワイトボードに描きます。その道の中に,「肉体の死」「霊の死」と書いた障害物を描き入れます。(必要に応じて,青少年に『聖句ガイド』〔scriptures.ChurchofJesusChrist.org〕の「死(肉体の)」および「死(霊の)」の項にある定義を読んでもらうとよいでしょう。)救い主はどのようにわたしたちがこれらの障害を克服できるようにしてくださいましたか(2ニーファイ9:7-10参照)。青少年に,ウリセス・ソアレス長老のメッセージ「イエス・キリスト—わたしたちの魂の介護者」を読んで,メッセージから,わたしたちが神のもとに戻るのをイエスがどのように助けてくださるかを教えている言葉を道のそばに書いてもらうとよいでしょう。

  • わたしたちの信条や選択についてほかの人たちから質問されたとき,わたしたちはその機会を捉えて,イエス・キリストが自分にとってなぜ大切なのかを分かち合うことができます。青少年をそのような機会に備える一つの方法として,ディーター・F・ウークトドルフ長老のメッセージ「見よ,この人だ」(『リアホナ』2018年5月号,107-110)を読んで,イエス・キリストについて分かち合える真理を見つけてもらうとよいでしょう。これらの真理の幾つかをホワイトボードに書き出すとよいでしょう。その後,青少年に時間を与えて,わたしたちにイエス・キリストが必要である理由と,救い主を知っているおかげで人生がどのように祝福されているかについて,互いに説明し合う練習をしてもらうとよいでしょう。

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「十字架上のキリスト」Louise Parker画

「十字架上のキリスト」Louise Parker画

信仰をもって行動する

クラスや定員会のメンバーに,今日受けた印象に従って行動するために何をするか深く考えて書き留めてもらいます。希望があれば,自分の考えを分かち合ってもらってもよいでしょう。印象に従って行動することで,天の御父やイエス・キリストとの関係がどのように強まるかについて考えるよう促します。

サポート資料

救い主の方法で教える

クラスにいる一人一人の生徒は,福音に従って生活することについての証や考え,経験を豊かに持っています。それらを互いに分かち合い,高め合ってもらいましょう。

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