第1日曜日の評議会集会
毎月第1日曜日に行われる長老定員会と扶助協会の集会では,教師が行うレッスンはありません。その代わりに,長老定員会と扶助協会の会長会が評議会集会の司会をします。この第1日曜日の評議会集会では,長老定員会と扶助協会のそれぞれが,地元の責任や機会,課題についてともに評議し,互いの考えや経験から学び合い,御霊から受けた印象に基づいて行動する方法を計画します。この話し合いは,関連する聖句と生ける預言者の教えに基づいて行います。
評議会集会はそれぞれ異なるものになるでしょう。会長会が評議会をうまく導けるよう,助けとなる指針を幾つか挙げます。
評議会集会の前に
すること:
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地元の責任や機会,課題を挙げる。
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よく祈って話し合いのテーマを決める。
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自分の考えや経験を発表する準備をしておくよう,定員会の会員または扶助協会の姉妹にお願いする。
しないこと:
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レッスンを準備する。
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具体的な解決方法や行動計画を考えてくる。
評議会集会の間
すること:
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前回の集会で感じたことや計画したことに基づいて行動した経験を話すよう,会員に勧める。
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集会で話し合うテーマを紹介して,それについてともに評議するよう会員に勧める。その際に,聖典と預言者の言葉を活用し,聖霊の導きを求めながら解決方法を探す。
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話し合ったことに基づいて行動計画を立てる。これには,グループの計画と,個人が自分で立てる計画が含まれます。
しないこと:
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会話を独占する。
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自分の考えを人に押し付けようとする。
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慎重に扱うべき事柄や内密事項について話し合う。
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レッスンを教える。
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発言を強要する。
評議会集会の後
すること:
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評議会集会で立てた計画や与えられた割り当ての進捗状況を確認し,励ます。
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召しやその他の理由で集会に出られなかった人を仲間に入れる方法を見つける。立てた計画を彼らにも知らせる。
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今後の集会で経験談を分かち合う機会をクラスの人に与える。
第1日曜日の評議会集会のテーマ
評議会集会で話し合うテーマは会長会やワード評議会で話し合って決めることもできますし,エリアプランの中から決めることもできます。または,指導者が会員にミニスタリングを行いながら感じたことの中から選ぶことも,聖霊からの促しで決めることもできます。以下のテーマは提案にすぎません。指導者は,取り組むよう促しを感じるそのほかの必要に留意するとよいでしょう。
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周りの人たちに対してミニスタリングを行うために,どのようなことができるでしょうか(モーサヤ23:18参照)。
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どうすれば,いろいろな責任の中からどれを優先すればよいか分かるようになるでしょうか。
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どのようにして福音を友人や近所の人々に分かち合えばよいでしょうか(アルマ17章参照)。
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どうすれば不適切なメディアやポルノグラフィーから自分自身と家族を守れるでしょうか
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ワードの子供と青少年の良き相談相手となって彼らを強めるためには,どのようなことをすればよいでしょうか。
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どうすれば,家族歴史の業や神殿での礼拝にもっと携われるようになるでしょうか。
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福音に関する疑問への答えを探し求めたり,福音をさらに深く理解しようとしたりする際に,どうすれば主の助けを受けることができるでしょうか。
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どうすれば主と主の福音に対する証を強めて,自分の家族が霊的に自立できるよう助けることができるでしょうか。