福音学習に神聖な音楽を含める

初等協会の歌や賛美歌を歌うことは，様々な面であなたとあなたの家族に祝福をもたらします。以下のアイデアは，あなたが福音を学び，福音に従って生活するよう努力する中で神聖な音楽を活用する助けとなります。

• 教義上の原則を学ぶ。あなたが歌ったり，聴いたりする歌の中で教えられている真理を探してください。そうすることが福音についての話し合いにつながり，その日一日，それらの真理について話ができるかもしれません。イエス・キリストとその福音について教えている初等協会の歌や賛美歌を歌うか，聴きましょう。聖霊がどのように救い主とその教えについて証してくださるかに注意を払ってください。

• 音楽の力を理解する。初等協会の歌や賛美歌を歌ったり，聴いたりすることは，助けが必要なときに祝福となります。例えば，歌を歌うことで寝る前に子供を落ち着かせたり，家族がともに働くときに喜びを生み出したり，病気の隣人を元気づけたり，不安を感じている人を慰めたりすることができます。

• 経験を分かち合う。歌が伝えているメッセージに関連した個人や家族の経験を分かち合ってください。関連する聖文の物語を分かち合うのもよいでしょう。

• 家族で一緒に取り組む。家族が積極的に参加することで，歌からより多くのことを学ぶことができます。家族に参加してもらうには，年下のきょうだいに歌を教えるのを年上の子供に手伝ってもらったり，初等協会で習った歌を子供から家族に教えてもらったりするとよいでしょう。また，家族に交代で歌の指揮をしてもらうという方法もあります。

• 創造性を発揮する。様々な方法を使って，神聖な音楽を家族で学んでください。例えば，歌の中の言葉やフレーズに合わせたジェスチャーを行うとよいでしょう。あるいは，交代でだれかが歌の一部を演じて，それがどの歌かをほかの人たちが当てるという方法もあります。速さや音量を変えて歌ってみるのも楽しいかもしれません。「福音ライブラリー」アプリには，歌を覚えるのに役立つ音声や動画があります。また，神聖な音楽のプレイリストを作って聴くのもよいでしょう。

そのほかのアイデアについては，『わたしに従ってきなさい—初等協会用』の「歌の時間，ならびに聖餐会での子供の発表に関する指示」にある「音楽を使って教義を教える」と「子供たちが初等協会の歌や賛美歌を学び，覚えられるように助ける」の項を参照してください。