「8月5－11日—ローマ1－6章：『救を得させる神の力』」『わたしに従ってきなさい—初等協会用：2019年 新約聖書』（2019年）
「8月5－11日—ローマ1－6章」 『わたしに従ってきなさい—初等協会用：2019年』
8月5－11日
ローマ1－6章
「救を得させる神の力」
ローマ1－6章を読むと，どのような促しを受けますか。これらの促しは，以下の教えるためのアイデアから適切なものを選ぶ助けとなるでしょう。
印象を書き留める
分かち合うよう招く
先週のレッスンで勧めたことに関連して行ったことを，子供たちに発表してもらいます。例えば，使徒27章で述べられている難破や，預言者に従うことについて，家族に話したでしょうか。
教義を教える
年少の子供たち
主に従うことにより，イエス・キリストを信じる信仰を示すことができます
福音には，イエス・キリストを信じる信仰により生きるすべての人に，救いをもたらす力があるとパウロは教えました。主に従うことによってイエス・キリストを信じる信仰を示せるよう，子供たちをどのように助けられるでしょうか。
活動案
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地図からローマを探してもらいます。ローマ書には，信仰などの福音の原則を理解する助けとして，パウロがローマの聖徒たちに綴った手紙が含まれていることを説明します。
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ローマ1：17を子供たちに読んで聞かせ，子供たちが「信仰による義人は生きる」というフレーズを暗記できるように助けます。それぞれの子供に，このフレーズの単語を一つずつ割り当て，あなたに指を指されたらその言葉を言ってもらってもよいでしょう。このフレーズは，日々イエス・キリストを信じる信仰をもって生活するべきだという意味であることを説明します。子供たちは，信仰とは何かを知っているでしょうか。イエス・キリストの絵を見せ，わたしたちは主を見たことがなくとも，主が実在されることを信じていることを説明します。これが信仰，すなわち，まだ目にしていないものを信じることです。
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わたしたちは，主に従うことによってイエス・キリストを信じる信仰を示すことを説明します。イエスが望んでおられることを行っている人の写真を，何枚か教室に隠します。子供たちに，交代で写真を見つけ，その写真について説明してもらいます。わたしたちは，イエスに従うために何ができるでしょうか。
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一人の子供に目隠しをして，その子供が教室の反対側の壁からイエス・キリストの絵にたどり着けるように案内します。一人ずつ交代で行ってもらいましょう。教師の案内に従ったのと同じように，イエスの教えに従わなければならないことを子供たちが理解できるように助けます。
バプテスマを受けることは，新しい人になるようなものです
あなたが教える子供たちは，バプテスマの備えをしているところです。子供たちは，「新しいいのちに生きる」ようにというパウロの勧告から，バプテスマについて何を学べるでしょうか。
活動案
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「新しいいのちに生きる」（ローマ6：4）というフレーズを子供たちに繰り返してもらいます。わたしたちは，バプテスマを受けるときに罪の赦しを受けることを説明します。良い選択をし，間違いを犯したときには悔い改め，イエスにさらに似た者となるよう努力することにより，前進する機会を得ることができます。今週の活動ページを使って，バプテスマは新たな人になる助けとなることを子供たちに教えます。
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あなたがバプテスマを受けたときにどのように感じたかを子供たちに話し，バプテスマ会に出席したときの経験について話すよう子供たちに言います。子供たちに，将来自分がバプテスマを受けるときの絵を書き，バプテスマに備えるために何ができるか発表してもらいます。
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バプテスマに関する歌を子供たちと一緒に歌います。例えば，「にじが好きです」（『子供の歌集』53）などです。この歌から，バプテスマについてどのようなことが分かりますか。
バプテスマは，キリストの弟子としての新しい生活の始まりを象徴している
教義を教える
年長の子供たち
主に従うことにより，イエス・キリストを信じる信仰を示すことができます
福音には，イエス・キリストを信じる信仰により生きる，すべての人に救いをもたらす力があるとパウロは教えました。信仰は福音の第一の原則です。信仰は，戒めに従うようわたしたちを動機づけてくれます。子供たちが信仰についての理解を深められるよう，どのように助けられるでしょうか。
活動案
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一人の子供に，地図からローマを探してもらいます。これから数週間にわたり，パウロが様々な地の教会員に向けて綴った手紙から学ぶことを子供たちに理解してもらいます。最初は，ローマ人への手紙から学びます。
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ホワイトボードにローマ1：16の言葉を書きます。このとき，幾つかの単語を空欄にしておきます。子供たちに，聖典を調べて空欄を埋めるよう言います。「わたしは福音を恥としない」という言葉を取り上げ，この言葉は自分にとってどのような意味があるかを子供たちに発表してもらいます。
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一人の子供にローマ1：17を声に出して読んでもらい，ほかの子供たちに，繰り返されている言葉に注意しながら聞いてもらいます。「信仰によ〔って〕生きる」とはどのような意味でしょうか。『聖句ガイド』「信仰」の項（scriptures.lds.org）などの資料から，信仰の定義を見つけられるよう子供たちを助けます。イエス・キリストを信じる信仰がなかったとしたら，わたしたちの生活はどのように変わるでしょうか。
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子供たちに植物と種を見せ，種が植物になるのをどのように助けるか尋ねます。種を植えて水をやるとき，その種が生長するという信仰を示していることになると説明します。イエス・キリストを信じる信仰があることを，わたしたちはどのように示すことができるでしょうか。活動の一部として，「信仰」（『子供の歌集』 50－51）などの信仰に関する歌を歌ってもよいでしょう。
わたしたちは皆，罪の赦しを受けるためにイエス・キリストを必要としています
パウロは，救いはイエス・キリストとその恵みを通してのみもたらされることをローマ人が理解できるように望んでいました。この真理をどのように子供たちに教えることができるか，深く考えてください。
活動案
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一人の子供にローマ3：23－24を読んでもらいます。子供たちは，これらの節が何を教えていると思うでしょうか。24節の「恵み」とは，救い主の愛と憐れみの賜物であり，わたしたちが罪の赦しを受けることを可能にしてくれるものです。
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おやつや絵を，壁の高い位置または子供たちが自分で取れない場所に置きます。子供たちにそれを取ろうとしてもらい，パウロがローマ3：23で教えていることと比較します。その後，おやつや絵を取れるように助けます。救い主は，わたしたちが自分の力ではできないことをしてくださいました。どのようなことが挙げられますか。救い主が自分のためにしてくださったことについて考えるとき，どのような気持ちがするかを子供たちに話してもらいます。
バプテスマを受けることは，新しい人になるようなものです
パウロは，バプテスマはキリストの死と復活の象徴であると教えました。また，罪深い自分自身の「死」と，よみがえって「新しいいのちに生きる」（ローマ6：4）ことの象徴でもあります。わたしたちは聖餐を取る度に，新しいいのちに生きるという約束を新たにします。
活動案
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一人の子供に，ローマ6：3－6を読んでもらいます。パウロは，バプテスマは何の「様にひとし〔い〕」と述べていますか。
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バプテスマが，どのような点で死と復活の象徴であるかを話し合います。ビデオ「イエスのバプテスマ」（LDS.org）を見せてもよいでしょう。死と復活は，バプテスマを受けるときに起こる事柄をどのような点でよく象徴しているでしょうか。
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聖餐の祈りを一緒に読みます（教義と聖約20：77，79参照）。聖餐を取るときに，イエス・キリストに従うという，バプテスマのときに交わした聖約を新たにすることを子供たちに思い起こさせます。聖餐は，「新しいいのちに生きる」うえでどのような助けとなるでしょうか。
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「新しいいのちに生きる」とは，自分にとってどのような意味であるかを示すポスターを作るよう子供たちに言います。子供たちに，ポスターを自分の部屋に飾り，良い選択をすることを思い起こせるようにしてもらうとよいでしょう。
家庭で学ぶよう励ます
子供たちが信仰を示す行いをしているのを見かけたら，家族に指摘してもらうよう，子供たちに勧めます。
レッスンを改善する
子供たちに自信をつけさせましょう。自分で福音を学べるという自信をもつことができるように，子供たちがレッスンに参加したときには褒めるようにします。