手引きと召し
15.宗教教育セミナリー・インスティテュート


「15.宗教教育セミナリー・インスティテュート」『総合手引き 抜粋』(2023年)

「15.宗教教育セミナリー・インスティテュート」『総合手引き 抜粋』

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クラスで手を上げる若い女性

15.

宗教教育セミナリー・インスティテュート

15.0

はじめに

宗教教育セミナリー・インスティテュート(S&I)は,青少年やヤングアダルトが,イエス・キリストと回復された福音に対する信仰を増し加えられるように助けるうえで,親や教会指導者を支援します。

各ステークにS&Iの代表が一名割り当てられ,指導者がS&Iプログラムを管理運営できるよう支援します。

15.1

セミナリー

セミナリーは4年間のプログラムで,青少年はセミナリーを通して,聖文や末日の預言者の教えにあるイエス・キリストの福音を学びます。セミナリーの生徒は,通常14歳から18歳です。

ビショップリック,青少年指導者,定員会会長会,クラス会長会は,セミナリーに全面的に参加するよう青少年全員に働きかけます。

15.1.1

教師

セミナリーの教師は,主イエス・キリストを信じる信仰と,回復された主の福音に対する証を持つ教会員でなければなりません。また,教師は自分が教える原則に従って生活し,青少年と良い関係を築ける人です。可能であれば,教師は有効な神殿推薦状を保持しているべきです。

ステーク会長会の一員または割り当てを受けた高等評議員は,ステークセミナリー教師とステークスーパーバイザーの召し,任命,解任を行います。

教師と生徒を守るため,セミナリーのクラスが行われている建物や家庭には,二人の成人が同席する必要があります。

15.1.2

セミナリーの選択肢

セミナリーは,生徒が平日に毎日教師に会うことができれば最も助けになります。しかし,安全上の問題や移動距離などの理由で,それができない場合もあります。

教会指導者はS&I代表と相談して,以下を考慮したうえで選択肢を決定します。

  • 生徒が福音を学び,霊的に成長するうえで最も助けになる。

  • 生徒の安全を確保できる。

  • 不必要に家族に負担をかけない。

クラスは日曜日に開くべきではありません。

15.1.3

建物,備品,資料

ステークやワードの指導者は,集会所や会員の自宅などの場所をセミナリーのクラスのために利用できるようにします。

S&I代表は,各クラスのために教師および生徒用の資料を提供します。印刷版かデジタル版かを問わず,生徒は自分の聖典を持参するべきです。

15.1.5

単位取得と卒業

セミナリーの生徒は,定期的にクラスに出席して参加し,クラス以外の時間にも聖文を研究するならば,より効果的に学び,改心を深めることができます。そのようにして,生徒は毎年セミナリーの単位を取得し,セミナリーを卒業できるようになります。

セミナリーを卒業するには,生徒は4年間の単位を取得し,ビショップリックの一員から宗務指導者の推薦を得なければなりません。

15.2

インスティテュート

インスティテュートは,イエス・キリストと回復された福音に対する信仰と証を強めるため,週日の福音学習クラスを提供しています。18歳から30歳までのヤングシングルアダルトは,学生であるか否かを問わず,インスティテュートのクラスへの出席を奨励されるべきです。

15.3

教会の学校と教会教育システム

教会の小中学校,高等学校,BYU—パスウェイ・ワールドワイド,高等教育機関については,CES.ChurchofJesusChrist.orgを参照してください。生徒がこれらの学校に出席するために,宗務指導者の保証・推薦を完了させるための情報についても,このリンクで見ることができます。

さらに,CES宗務クリアランス事務局を通して行われる宗務クリアランスの行使については,help.ChurchofJesusChrist.orgを参照してください。

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