「9.扶助協会」『総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕』(2024年)
「9.扶助協会」『総合手引き』
9.
扶助協会
9.1
目的と組織
扶助協会は,神のみもとに戻る備えができるように神の子供たちを助けます。天の両親の娘として,扶助協会の会員は,「聖文を説き明かし」,「教会員に説き勧め」,「心を高めて」,「〔自分が〕交わした聖約を固く守り」ます(教義と聖約25:7,13)。
9.1.1
目的
扶助協会は,教会のすべての成人女性のために神が設けられた組織です。預言者ジョセフ・スミスは,扶助協会の目的は,人々を救い,苦しみを和らげることであると教えています。ジョセフ・スミスはまた,姉妹たちがそのように組織されて初めて,イエス・キリストの教会が完全に組織されると述べています。
扶助協会の会員は,神の救いと昇栄の業を達成するのを助けるために協力して働きます。また,人々に仕え,聖約に伴う責任を果たし,一致を育み,教義を学び,実践します。
扶助協会のモットーは,「愛はいつまでも絶えることがない」(1コリント13:8)です。このモットーは,扶助協会のシンボルに反映されています。
9.1.2
扶助協会への加入
扶助協会は,姉妹たちが生涯にわたって所属する組織です。18歳以上の成人の姉妹は皆,扶助協会の会員です。たとえ扶助協会の集会に出席できなくても,会員なのです。
若い女性は18歳になると,扶助協会に出席し始めることができます。その時期については,親やビショップと相談します。若い女性は,19歳までに,あるいは大学進学や伝道などのために家を出るときには,扶助協会に参加するべきです。
18歳未満の既婚女性も,扶助協会の会員です。
18歳未満の未婚の親について詳しくは,38.1.5を参照してください。
9.1.3
地元の必要に合わせて調整する
ワードによっては,活発な成人女性が非常に多くいる場合があります。そのようなワードでは,ビショップとステーク会長は,複数のワード扶助協会を設けることを承認することができます。扶助協会には,それぞれ会長会を設けます。可能であれば,様々な年齢と多様な経験を持つ会員が各扶助協会に属するようにするべきです。
9.2
神の救いと昇栄の業に携わる
神は,すべての人が以下のことを行ってキリストのもとに来るように,そして神の救いと昇栄の業に携わるように招いておられます。
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イエス・キリストの福音に従って生活する。
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助けの必要な人々の世話をする。
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福音を受け入れるようすべての人を招く。
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家族を永遠に結ぶ。
扶助協会の指導者は,女性たちが神の救いと昇栄の業に携わることができるように,日曜日の集会,活動,ミニスタリング,奉仕,その他の交流の機会を計画します。扶助協会と長老定員会の会員は,この業を達成するのを助けるために一致して働きます。
神の救いと昇栄の業について詳しくは,第1章を研究してください。
9.2.1
イエス・キリストの福音に従って生活する
扶助協会の指導者は,イエス・キリストの福音に従って生活できるように会員を支援します。また,信仰を行使し,悔い改め,自立の度合いを高め,儀式を受けることにより神と聖約を交わすことを強調します。そのような儀式の中には,神殿のエンダウメントがあります。1.2.1を参照してください。
9.2.1.1
家庭における福音学習
会員が家庭で福音を学んで実践するとき,天の御父とイエス・キリストへの改心は深まります。扶助協会の指導者は,個人として,また家族とともに,聖文と生ける預言者の言葉を研究するように姉妹たちを励まします。『わたしに従ってきなさい』やその他のリソースは,各自の学習を補うことができます。
家庭の夕べは,家庭で福音を学ぶための重要な手段です。通常は日曜日に,または月曜日の夕べや別の日時に毎週行います。家庭の夕べには,祈りや福音研究,証,歌,楽しい活動などを取り入れることができます。
9.2.1.2
扶助協会集会における福音学習
扶助協会は,以下の目的のために日曜日に集まります。
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信仰を強める。
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一致を育む。
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家族と家庭を強める。
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ワードにおける神の救いと昇栄の業を助けるための取り組みを調整する。
集会は,毎月第2と第4日曜日に開かれます。時間は50分です。扶助協会会長会がこの集会を計画します。会長会の一員が司会を務めます。
集会は祈りによって始めます。その後,会長会の一員が,関連する問題や必要,機会について5分から10分間,姉妹たちの話し合いを導きます。この話し合いで救い主に焦点を当てることにより,姉妹たちが証を築き,神殿の儀式を受け,聖約を守り,主の弟子としての資質を高めるのを助けることができます。扶助協会会長会は姉妹たちの必要に基づいて,ここで話し合うテーマを選びます。
その後,有意義な福音の教えと話し合いに,十分な時間を充てるべきです。最近の総大会から,一つまたは複数の説教で採り上げられたテーマに焦点を当てます。扶助協会会長会は,姉妹たちが話し合う大会のメッセージを祈りをもって選びます。これらの選択を,姉妹たちの必要に基づいて行います。
レッスンを豊かにするために,賛美歌を歌うこともできます。
集会は,祈りによって終えるべきです。
時折,扶助協会と長老定員会は合同で日曜日のレッスンを行うことができます。そのような集会は,ビショップリック,扶助協会会長会,長老定員会会長会が調整します。
詳しくは,「評議会の席に着き」を参照してください。
9.2.1.3
活動
扶助協会会長会は活動を計画することができます。扶助協会会長が,活動を監督します。会長は,活動の計画と実施を率先して行うように,顧問や別の姉妹に依頼することができます(9.3.4参照)。計画の一環として,会長会は,活動についてビショップと話し合います。
活動は,聖約を交わして守りたいという姉妹たちの望みを強め,集まってともに奉仕する機会を提供し,扶助協会の目的の達成に役立つものであるべきです(9.1,9.1.1参照)。ステーク扶助協会の活動について詳しくは,6.7.1を参照してください。
9.2.2
助けの必要な人々の世話をする
イエス・キリストに従う者として,姉妹たちは,助けの必要な人々に愛をもって手を差し伸べる責任を負っています。姉妹たちは,個人として,また扶助協会として,ワードや地域社会で人々に奉仕する方法を探し求めます。利用可能な地域では,JustServe.orgが,地域社会で奉仕する機会を提案してくれます。
扶助協会と長老定員会の会員が助けの必要な人々の世話をする方法について,詳しくは,22.6.2を参照してください。
9.2.2.1
ミニスタリング
ミニスタリングとは,救い主のように人々の世話をすることです。姉妹たちは,扶助協会会長会からミニスタリングの割り当てを受けます。詳しくは,第21章を参照してください。
9.2.2.2
短期的な必要
ミニスタリングシスターは,自分が仕える人々の必要について理解し,それを満たすように努めます。病気や出産,死,失業,その他の状況に直面している会員は,短期的な援助を必要とすることがあります。
ミニスタリングシスターは,必要に応じて,扶助協会会長会に助けを求めます。会長会は,このような取り組みを計画準備するために,奉仕コーディネーターを召すように推薦することができます(9.3.4参照)。
扶助協会と長老定員会は,短期的な必要に対処するための取り組みについて調整を行います(22.3.2参照)。ビショップは,必要に応じて,断食献金による援助を提供することができます。
地域によっては,ビショップが助けの必要な会員に,「ビショップによる注文」を使って,食糧やその他の基本物資を提供するという選択肢があります。ビショップは通常,扶助協会会長に,会員と面談して注文書に記入する割り当てを与えます。長老定員会会長にこの割り当てを与えることもできます。会長が対応できない場合,扶助協会や長老定員会の会長会顧問に割り当てることができます。割り当てを受けた指導者は,承認を得るために,記入済みの注文フォームをビショップに提出します。
詳しくは,22.6.2および「指導者と書記のためのリソース」にある「福祉のためのリソース」を参照してください。
9.2.2.3
長期的な必要と自立
扶助協会と長老定員会の会長会は,ビショップによる調整に応じて,本人の長期的な必要を満たし,自立を促すために会員を支援します。また,物質的および霊的な自立の原則を教えます。第22章および「福音ライブラリー」アプリの「自立」の項を参照してください。
個人や家族が援助を必要としている場合,扶助協会と長老定員会の会長は,ビショップの調整に応じて,援助方法について評議します(22.4参照)。
扶助協会会長,長老定員会会長,あるいは別の指導者は,個人や家族が「自立計画」を立てられるように支援します。ミニスタリングシスターやミニスタリングブラザーも,この計画に協力することができます。多くの場合,扶助協会や長老定員会の中に,役立つ技術や経験を身につけている会員がいます。援助する人は皆,情報を内密に扱います。詳しくは,22.3.3および22.8を参照してください。
9.2.2.4
ワードの会員が死亡したとき
ワードの会員が死亡した場合,扶助協会と長老定員会の会長会は,慰めと助けを与えます。また,ビショップの指導の下に,葬儀を手伝うことができます。
死亡した会員がエンダウメントを受けている場合,可能であれば,神殿衣を着せて埋葬または火葬します。女性の遺体への着付けは,夫または家族の中でエンダウメントを受けている女性が行うことができます。家族に該当者がいないか,家族が着付けを行うことを望んでいない場合,ビショップは扶助協会会長に依頼して,エンダウメントを受けている姉妹に遺体への着付け,またはその監督をしてもらうことができます。詳しくは,38.5.10を参照してください。
扶助協会と長老定員会の会長会,ミニスタリングブラザーやミニスタリングシスター,その他の人々は,葬儀後も引き続き慰めと助けを与えます。
9.2.3
福音を受け入れるようすべての人を招く
扶助協会の会員は,イエス・キリストの福音の祝福を受けるようにすべての人を招く責任を負っています(モーサヤ18:9参照)。それを果たすために,,福音を分かち合い,新会員を強め,あまり活発でない人々に手を差し伸べます。23.2および23.3を参照してください。
会長会と扶助協会集会において,扶助協会会長会は,姉妹たちが福音の祝福を受けるようにすべての人を招く方法について話し合います。23.1.1,23.1.2,23.1.3参照してください。
扶助協会会長は,ワードにおける福音を分かち合う取り組みを導く割り当てを会長会の一員に与えます。この会長会の一員は,割り当てを受けた長老定員会会長会の一員と協力して,こうした取り組みを相互調整します(23.6.2参照)。
割り当てを受けた扶助協会会長会の一員は,毎週調整集会に参加して,福音の祝福を受けるようにすべての人を招くための調整を行います。ワード伝道主任(長老定員会会長会の一員が兼任している場合がある)は,毎週行う調整集会を主導します。この集会には,ワード宣教師,祭司定員会の補佐,若い女性の最年長クラスの会長会の一員,専任宣教師も出席します。23.4を参照してください。
9.2.4
家族を永遠に結ぶ
扶助協会の会員は,家族が永遠に結ばれるように会員を支援します。これには以下の事柄が含まれます。
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神殿のエンダウメントなどの儀式を受けることにより,神と聖約を交わす。
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神殿・家族歴史活動を行う(1.2.4参照)。
会長会集会と扶助協会集会において,扶助協会会長会は,姉妹たちがこうした取り組みに参加できる方法について話し合います。会長会はまた,会員が神殿で神聖な儀式を受けて,神と聖約を交わすことへの理解を深め,儀式を受けて聖約を交わしたいという望みを高められるよう助ける方法について計画します。可能な地域では,定期的に神殿で礼拝するよう姉妹たちを励まします。
会長会は姉妹たちに,自らの家族歴史について学ぶように勧めます。また,新会員や教会に再び集うようになった会員,扶助協会の新会員,新しく召しを受けた宣教師が,神殿の儀式のために先祖の名前を見つけて準備できるよう助けます。
扶助協会会長は,ワードにおける神殿・家族歴史活動を促進する割り当てを会長会の一員に与えます。また,割り当てを受けた長老定員会会長会の一員と協力して,こうした取り組みを相互調整します(25.2.2参照)。
割り当てを受けた扶助協会会長会の一員は,調整集会に参加して,神殿・家族歴史活動の調整を行います。この集会は定期的に開きます。ワード神殿・家族歴史主任(長老定員会会長会の一員である場合がある)は,神殿・家族歴史の調整集会を導きます(25.2.7参照)。この集会には,祭司定員会の補佐,若い女性の最年長クラスの会長会の一員,神殿・家族歴史相談員も出席します。
9.3
扶助協会の指導者
9.3.1
ビショップ
ビショップは少なくとも月に一度,扶助協会会長と面談を行います。そして,ミニスタリングシスターの奉仕をはじめとした,神の救いと昇栄の業について話し合います。また,(1)ワードの姉妹たちの進歩状況と必要について,および(2)扶助協会の集会や指導,活動について話し合います。
9.3.2
扶助協会会長会
9.3.2.1
扶助協会会長会を召す
ビショップは,ワード扶助協会会長として奉仕する女性を召します。ユニットの規模が十分に大きい場合,ワード扶助協会会長は,自分の顧問として奉仕する一人か二人の女性をビショップに推薦します。ビショップリックは,扶助協会会長からの推薦について検討し,召しを伝えます。
ビショップリックの一員は,賛意の表明を得るために,聖餐会で会長会の名前を提示します。ビショップは扶助協会会長を任命します。ビショップリックの一員はだれでも,顧問を任命することができます。
小さいユニットでは,若い女性会長や初等協会会長がいない場合があります。そのようなユニットの扶助協会会長は,親が青少年と子供たちのための指導を計画するのを助けることができます。
9.3.2.2
責任
扶助協会会長には,以下の責任があります。顧問は会長を補佐します。
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ワード評議会の一員として働く。(1)評議会の一員としてワードで必要とされている事柄に対処し,解決策を見つけるのを助け,(2)扶助協会の代表として奉仕します(29.2.5参照)。
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神の救いと昇栄の業に携わるための扶助協会の取り組みを主導する(第1章参照)。
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ミニスタリングシスターを組織し,姉妹たちの奉仕を監督する。少なくとも四半期ごとに,長老定員会会長会と会合を持ち,ミニスタリングの割り当てを相互調整します。ミニスタリングの割り当てについて,ビショップの承認を得ます。ミニスタリング面接を,少なくとも四半期ごとに行います。第21章を参照してください。
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ビショップの指導の下に,ワードの成人会員に助言を与える((31.1,31.3参照)。ただし,ふさわしさや虐待について,また断食献金基金の使用承認について会員に助言を与えるのは,ビショップのみとなります。「カウンセリングリソース」を参照してください。虐待について詳しくは,38.6.2を参照してください。
3:16 -
長老定員会会長会とともに,福音の祝福を受けるようにすべての人を招くために,ワードにおける取り組みを促進する(8.2.3,9.2.3参照)。
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ワードにいる独身と既婚のヤングアダルトの姉妹を強めるために,扶助協会の取り組みを調整する。顧問の一人が,ヤングシングルアダルトとともに奉仕する割り当てを受けることができます(14.1.2.2参照)。
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少なくとも年に一度,扶助協会の各会員と個別に面談する。姉妹個人と家族の福利について話し合う。
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神の神権の力からもたらされる祝福を含め,聖約に伴う責任と祝福について姉妹たちに教える(3.5,3.6参照)。天の御父とイエス・キリストとの聖約の関係を築くことによってもたらされる力,守り,導き,喜び,平安を,姉妹たちが理解できるように助ける。
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扶助協会における教え方を監督し,その改善を助ける(第17章参照)。
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扶助協会集会を計画し,司会する。
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扶助協会の活動を監督する(9.2.1.3参照)。
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扶助協会に参加する準備ができるように若い女性を助ける(9.4参照)。
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扶助協会の記録,報告,財務を監督する(LCR.ChurchofJesusChrist.org参照)。書記がこれを助けることができます(9.3.3参照)。
ステーク扶助協会会長会は,ワード扶助協会会長会に,これらの責任について教えます。これは,ステーク指導者集会やワード扶助協会会長会集会,扶助協会会長への個別訪問の際に行うことができます(29.3.4参照)。
ワード扶助協会会長は,自らの奉仕を通じて,ビショップが青少年とビショップ独自の責任に集中できるよう支援します。
9.3.2.3
会長会集会
扶助協会の会長会と書記は,定期的に集会を持ちます。会長が,これらの集会を司会します。アジェンダには,下記の項目を入れることができます。
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姉妹と家族を強める方法を計画する。
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神の救いと昇栄の業を達成するのを助ける方法を計画する。
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伝道活動と神殿・家族歴史活動の調整を行う。
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ビショップからの助言や割り当てに対応する。
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ワード評議会からの割り当てに対応する。
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ミニスタリングの割り当てについて,祈りをもって検討する。
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ミニスタリング面接から得られた情報を確認する。良い点を特定し,必要を満たすための方法を計画します(第21章参照)。
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召しや割り当てを受けて扶助協会で奉仕する姉妹について検討する。
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扶助協会の集会と活動を計画する。
9.3.3
書記
扶助協会会長会は,扶助協会書記として奉仕する姉妹を推薦することができます。ビショップリックの一員は,その姉妹を召し,聖餐会で賛意の表明を得るために名前を提示し,その後任命を行います。
書記には,以下のような責任があります。
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会長会集会と扶助協会集会のためにアジェンダを準備する。
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集会で議事録を取り,割り当ての進捗状況を記録する。
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ミニスタリング面接の予定を立てる(21.3参照)。
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出席状況と実施されたミニスタリング面接の数について四半期報告書を作成し,提出する。
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年間予算案を作成し,経費の管理を助ける。
9.3.4
その他の召し
以下のような召しが役立つでしょう。ビショップと扶助協会会長は,これらの召しの必要性について話し合います。
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日曜日の集会で教える扶助協会の教師。
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助けの必要な人への奉仕を計画し,実行するのを助ける奉仕コーディネーター(9.2.2.2参照)。補佐や委員会の委員を召すこともできます。
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扶助協会の活動を計画し,実行するのを助ける活動コーディネーター(9.2.1.3参照)。補佐や委員会の委員を召すこともできます。
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扶助協会書記を助ける書記補佐。
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ミニスタリング面接を計画し,四半期報告書の作成を手伝うミニスタリング担当書記。
これらの召しやほかの召しが必要な場合,扶助協会会長会は,奉仕する姉妹を推薦します。これらの推薦は,ビショップリックに行います。ビショップリックが承認したら,ビショップリックの一員が召します。ビショップリックの一員は,聖餐会で賛意の表明を得るためにその人たちの名前を提示し,その後任命を行います。
必要に応じて,扶助協会会長会は,ほかの方法で扶助協会の働きを助ける姉妹に,割り当てを与えることができます。短期間の割り当てを与える場合,召しと任命は必要ありません。
9.4
扶助協会に参加する備えができるように若い女性を助ける
扶助協会会長会は,若い女性とその親,若い女性指導者と協力して,扶助協会に参加する備えができるように若い女性を支援します。
指導者はまた,若い女性と扶助協会の姉妹たちが人間関係を育む機会を継続的に提供します。ミニスタリングシスターとしてともに奉仕することは,互いのきずなを築くための貴重な方法の一つです。
指導者は,聖約に伴う責任について理解できるように若い女性を助けます。若い女性に特定の姉妹へのミニスタリングを担当してもらうことが助けになる場合,意欲と能力があって成熟している若い女性を,ミニスタリングシスターとして割り当てることができます。若い女性は,14歳になる年から割り当てを受けることができます。若い女性は,扶助協会の姉妹の同僚として奉仕します(21.2.2参照)。
ヤングアダルトの姉妹が扶助協会に加わるとき,扶助協会会長会は,奉仕する機会や,自分の長所を分かち合う機会を与えます。また,神聖な神殿の聖約を交わして守る備えができるように助けます(27.1.1参照)。
9.5
ステーク扶助協会指導者
ステーク会長は,ステーク扶助協会会長として奉仕する女性を召して,任命します。ステークの規模が十分に大きい場合,ステーク扶助協会会長は,自分の顧問として奉仕する一人か二人の女性と,書記として奉仕する女性を推薦します。ステーク会長会の一員または割り当てを受けた高等評議員が,これらの女性を召して任命します。ステーク扶助協会の会長会と書記の責任について詳しくは,6.7.1および6.7.3を参照してください。
ステーク会長は,ステーク扶助協会の会長または会長会と定期的に(少なくとも月に一度)会合を持ちます。そして,神の救いと昇栄の業についてともに評議します。また,(1)ステークの姉妹たちの進歩状況と必要について,および(2)扶助協会の集会や指導,活動について話し合います。
ステーク扶助協会会長会は,ワード扶助協会会長会に,ミニスタリング,伝道活動,神殿・家族歴史活動に関する責任について指導します。ステーク会長会の指示の下にこれを行います。また,高等評議員が補佐するために割り当てられます。23.1および25.2を参照してください。
ステークにヤングシングルアダルト委員会がある場合,ステーク扶助協会会長会の一員がその委員を務めます。ステークにシングルアダルト委員会がある場合も同様です(14.1.1.2参照)。
9.6
その他の指針と方針
9.6.1
障害のある会員
扶助協会会長会は,障害のある会員に特に注意を払います。このような会員を助けることについて詳しくは,disability.ChurchofJesusChrist.orgおよび本手引きの38.8.27を参照してください。
9.6.2
読み書きの能力
必要に応じて,扶助協会会長会はビショップ,長老定員会会長会,ワード評議会と協力して,会員が読み書きを学べるように助けます。