自立
神権指導者の責任


神権指導者の責任

ステーク会長会(地方部会長会)

  1. 自立の教義と原則を学び,教える(裏表紙参照)。ビショップとステーク自立支援委員会のメンバーに,自立支援における各自の責任を指導する。

  2. ステークの自立支援に関する狙いを定める。

  3. ステークの自立支援アクションプラン(行動計画)を作り,実施し,モニターするために,ステーク自立支援委員会を組織する。

  4. 優先的に帰還宣教師と(必要に応じて)新会員に,自立支援の活動に参加するよう勧める。

  5. 「自立」をステーク評議会のアジェンダに加える。

  6. ステーク自立支援スペシャリストを召す。

  7. 必要に応じて,教会奉仕宣教師を召す。

  8. ステーク自立支援に関する進歩報告とPEF(永代教育基金)のローン報告を検討し,その情報に基づいて行動する。

  9. 必要に応じて,家族歴史センターを自立支援の目的で使用するよう指導する。

ステーク自立支援委員会

ステーク自立支援委員会には,以下の人が含まれます。ステーク会長会の一員(委員長),自立支援を担当する高等評議員,ステーク扶助協会会長会の一員,ビショップ福祉評議会議長,ステーク自立支援スペシャリスト。任意で,ステークの若い男性と若い女性の会長会の一員,他のステークスペシャリスト,専任シニア宣教師,教会奉仕宣教師も参加できます。

  1. 「自立に向けて働く」(Laboring unto Self-Reliance)を視聴する(srs.lds.org/videos)。

  2. ステークのアクションプランを作り,実施し,モニターする。

  3. 定期的に『自立への道』ワークショップを開く(4ページを参照)。

  4. ステーク自立リソースセンターを組織し,スタッフを配置する。センターの管理運営と自立グループの組織のために,教会奉仕宣教師か自立支援スペシャリストを指名する。(2ページを参照)

  5. ワード評議会に自立支援に関する彼らの義務を教える。

  6. 自立支援サービス職員によるリソースとサービスを利用する。

  7. 帰還宣教師と(必要に応じて)新しい改宗者を,『自立への道』ワークショップに出席し,自立グループに参加するよう招待する。

ステーク自立支援スペシャリスト

スペシャリストは,ステーク自立支援委員会やステーク自立リソースセンター,自立支援サービスマネージャーなど,全ての自立支援サービスをつなげる役割を果たします。

  1. ステーク自立支援委員会のアジェンダを準備する。

  2. 自立リソースセンターを運営するために,教会奉仕宣教師とボランティアを訓練する。

  3. ステーク内の他の自立支援スペシャリストを訓練し,監督する。

  4. 必要に応じて,自立支援の資料を注文する。

  5. 求めに応じて,ビショップとワード評議会を訓練し,補佐する。

  6. 会員がsrs.lds.org/registerに登録するのを助ける。

  7. 自立グループを組織し,モニターし,支援を行い,進行役を務める。(必要に応じて,他の人にグループの進行役を依頼することができる。)

  8. ウェブサイトsrs.lds.org/facilitatorにある原則を学び,行う。

ビショップリック(支部会長会)

  1. ワードの会員に自立の教義と原則を教える。(裏表紙を参照)

  2. ワード評議会を通じて,自立の取り組みを管理する。

    • 助けの必要な会員を特定し,数え,自立するよう勧める。leader.lds.org/self-relianceにある「成人会員の自立状況」ツールが,このプロセスにおいて助けとなるだろう。

    • 定員会と補助組織の指導者を通じて,助けが必要な人にサポートと助言者(メンター),支援を与える。

  3. 助けが必要な人に,『自立への道』冊子を完了し,自立グループに参加するよう勧める。

  4. 必要に応じて,グループの進行役としてワード自立支援スペシャリストを召す。

  5. PEF(永代教育基金)のローンを承認するための面接を行う。(srs.lds.org/loansを参照)

  6. ワードの自立進歩に関する報告とPEFのローン報告を検討し,その情報に基づいて行動する。ビショップは,PEFのローンの回収に関わるべきではない。

  7. 必要に応じて,ステーク自立支援委員会からさらなる支援を得る。