神殿・家族歴史
何に焦点を当てるべきでしょうか


「何に焦点を当てるべきでしょうか」『神殿・家族歴史相談員としての召し』(2020年).

「何に焦点を当てるべきでしょうか」神殿・家族歴史相談員としての召し

神殿・家族歴史相談員としての召し

何に焦点を当てるべきでしょうか

あなたは神殿・家族歴史相談員として,個人と家族が神殿・家族歴史活動に備え参加するにつれて,キリストのもとへ来るように助けます。

ラッセル・M・ネルソン大管長は,大管長としての最初の説教で,次のように勧告しました。「主と聖約を交わして救い主に従う決意をし,それらの聖約を守るとき,世界中の男性,女性,子供たちのために備えられた,あらゆる霊的な祝福と特権を享受する門戸が開かれるのです。……わたしたちの目標とは,主の宮で力を授けられ,家族の結び固めを受け,神殿で交わした聖約に忠実であるよう努力することです。そうすることで,神の最も大いなる賜物,永遠の命を受けるにふさわしくなることができるからです。」(「ともに前進するにあたり」, 『リアホナ』 2018年4月号,7)

救い主に倣って人を導く

あなたはイエス・キリストの弟子です。主の弟子は,愛し,教え,導き,人に仕えます。ヘンリー・B・アイリング管長はこう教えています。「あなたは救い主を代表するよう召されています。あなたの証は主の御声となり,あなたがだれかを支える手は主の御手となります。」(「神からの召し」『リアホナ』2002年11月号,76)

以下の指導原則は,あなたが召しを果たして人を助けるときに役立つでしょう。

  • 聖霊の導きを求めて祈る。

  • あなたが働きかける各個人や家族を支援するために前もって準備し,彼らが神殿・家族歴史活動に取り組む際に比類ない経験を得られるようにする。

  • 個人に仕える。

  • 行動するように促す。

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ファミリーサーチを使うグループ

人を助ける

神殿・家族歴史相談員のおもな責任は,ワード神殿・家族歴史計画を支援することと,家族を見つけ,集め,神殿儀式を通して家族を結ぶときにすべての人に喜びをもたらす霊的な体験を創りだすことです。あなたは以下のことを行うときに自分の召しを尊んで大いなるものとし,人々を助けることができます:

  • 御霊に従う

    あなたが仕える個人や家族はそれぞれに異なっています。あなたが助けている個人や家族の関心事に基づいて個人に合わせた活動計画を準備できるように,そして彼らにとって最も有意義なリソースに導かれるように,御霊の導きを求めてください。個人に合わせた計画を準備することについて詳しくは,FamilySearch.orgの「ヘルパー用リソース」にある「個人に合わせた家族歴史体験」を参照してください。

  • 神殿へと導く

    神殿・家族歴史活動が永遠に焦点を当てるのは,わたしたちの先祖の救いです。神殿儀式を必要とする先祖を見つけるプロセスを簡易化したファミリーサーチのツール,「準備ができている儀式」に精通するようにしてください。

  • 見つけることに焦点を当てる

    名前と日付以上の情報を探求することにより,家族の歴史や伝統,出身地の意義と重要性を深めることができます。個人と家族が自分の先祖について真の発見を経験できるように,神殿・家族歴史相談員として,あなたはFamilySearch.orgにあるリソースについて教えることができます。これらリソースには以下が含まれます:

    • 「家族歴史活動」ファミリーサーチが提供している家庭やオンラインで行う活動のアイデアを活用して,エピソードを分かち合い,思い出を保存し,家族の絆を強めるような体験を創りだすことができます。

    • 「歴史記録」ファミリーサーチには10億件以上の歴史記録が収められています。この記録は簡単に検索でき,興味深い情報を多く明らかにしています。ファミリーサーチでは,記録のヒントを使って,ファミリーサーチ・ファミリーツリーにある情報と合致する歴史記録を特定することもできます。個人や家族がほかの方法では見つけられないような記録でも,記録のヒントを使えば発見できることがあります。

    • 「検索作成」ファミリーサーチ上の検索作成とは,歴史記録をオンラインで検索できるようにすることです。検索作成は,だれもが家族歴史に参加してエリヤの霊を体験できる簡単な方法です。

  • この世の家族を強める

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    一緒に歩いている家族

    個人と家族の家庭環境を配慮してください。家族歴史によって先祖について学びながらこの世の家族の絆を強める方法を見いだすために,御霊の導きを求めましょう。

  • 個人に仕える

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    ファミリーサーチを使う成人と青少年

    神殿・家族歴史活動に参加すると,大いなる祝福がもたらされます。ミニスタリングブラザーとミニスタリングシスターに対し,割り当てられた個人や家族への奉仕の一環として,家族歴史活動を取り入れることを検討するように奨励します。(ミニスタリングの同僚と分かち合えるアイデアについては,ministering.ChurchofJesusChrist.orgの「みんなのミニスタリング」にある「家族歴史活動」参照)。

  • 伝道活動を支援する

    神殿・家族歴史活動に参加すると,神の家族における自分の立場,神の子供たち一人一人のための神の永遠の計画,死後の生活など,人生で最も大切な質問の幾つかについて話し合う機会が自然に生まれます。あなたは神権指導者の指示の下に,ワード宣教師や専任宣教師と協力して,福音を学んでいる人や新会員,教会に戻ろうとしている会員に家族歴史について体験する機会を提供します。

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