自立
9:コミュニケーション—嘆願し,耳を傾ける


9:

コミュニケーション—嘆願し,耳を傾ける

報告する:先週,どのようにして人に奉仕したかを簡単にグループと分かち合います。

深く考える:天の御父が祈りにこたえてくださったのは,どのようなときでしたか。

視聴する:「揚力を作り出す」(ldschurch.jp/srs)動画を視聴することができない場合は,23ページを読んでください。

「揚力を作り出す」

動画を視聴することができない場合は,この台本を読んでください。

「揚力を作り出す」より

ディーター・F・ウークトドルフ管長飛行機が離陸するには,揚力を生み出す必要があります。航空力学では,揚力が起こるのは,飛行機の翼に空気が一方から流れて来る際に,翼の下の空気圧の方が上の空気圧より高くなるときです。この上に引き上げる揚力が,下に引き下げる重力に打ち勝つときに,飛行機は離陸し,空を飛ぶのです。

同様に,わたしたちの霊的な生活にも揚力を生み出すことができます。天に向かって押し上げる力が誘惑や苦悩など,下に引き下げる力に勝っているとき,わたしたちは高く舞い上がり,御霊の領域に入って行くことができます。

揚力を得るのに役立つ福音の原則は数多くありますが,特に一つの原則に注目したいと思います。

祈りは,

揚力をもたらす福音の原則の一つです。祈りの力によって,わたしたちはこの世の煩いから引き上げられます。絶望や暗闇の雲を抜けて,明るく澄み渡った天の地平線へと招き入れられるのです。

天の御父の子供であるわたしたちが得ている最も大いなる祝福であり特権であり機会でもある事柄は,天の御父と話し合えるということです。わたしたちは天の御父に日常の経験や試練や祝福について話すことができます。わたしたちは耳を傾け,聖霊からもたらされる日の栄えの導きをいつでも,どこでも受けることができます。

(ディーター・F・ウークトドルフ「祈りと青い天の地平線」『リアホナ』2009年6月号,3-4参照)

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話し合う:わたしたちは祈りの答えをどのように認識できるでしょうか。耳を傾けることは,なぜ祈りに欠かせない要素なのでしょうか。

読む:教義と聖約8:2およびラッセル・M・ネルソン会長の言葉(右欄参照)

話し合う:耳を傾けることは,なぜ身に付けておくべきものなのでしょうか。注意深く耳を傾けることは,仕事においてどのように役立つでしょうか。

読む:ヘンリー・B・アイリング管長およびロバート・D・ヘイルズ長老の言葉(右欄参照)

決意する:今週以下のことを行うと決意してください。行動が達成できたら,ボックスにチェックを入れましょう。

  • 毎朝晩,個人で,また家族として祈る。それぞれの祈りの後,導きに耳を傾ける敬虔な時間を取る。

  • コミュニケーションについて今日学んだことを,家族や友人と分かち合う。