霊的な知識を得る-第3部
神が定められた情報源を通してさらに理解を深める
マスター教義の目的の一つは,霊的な知識を得るための原則を学び応用してもらうことにあります。この課では,天の御父とイエス・キリストが愛情を込めて提供してくださった情報源を通して,真理を探し求めることの大切さを理解してもらいます。
どこで答えを探すか
1分以内に,次の情報を見つけてください。
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次の週末の天気
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グリーンランドの首都名
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パスタかご飯もののレシピ
次の質問について考えてください:
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その情報を探すために,どのような情報源を利用しましたか(いつも利用していますか)。
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そのような質問について,その情報源を信頼するのはなぜですか。
神からの答えはどこで見つかるか
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神,教会,救いの計画についての重要な疑問に対する答えを見つけたいなら,どこを探すべきだとアドバイスしますか。
神,教会,救いの計画について抱いている疑問について考えてください。これには,読んだり聞いたりしたときに信ぴょう性を疑ったり不安を感じたりした情報も含まれます。この課で原則を学べるよう,聖霊の導きを求めてください。
次の聖句を読み,そこで教えられている真理の情報源がわたしたちにどのような祝福をもたらすか考えてください:
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『マスター教義に関する基本文書』の「霊的な知識を得る」の項の第11段落
情報源の信頼性が分からない場合はどうするか
今や,インターネットは情報を検索する最も一般的な方法の一つです。わたしたちはンターネットを通じて,様々な良い情報源にアクセスできます。一方で,インターネット上には,信頼できない情報や虚偽の情報もあふれています。十二使徒定員会のニール・L・アンダーセン長老はこのように警告しています:
「インターネット上の情報には誤りもあ〔ります〕……。どんなに説得力のある情報でも,誤りは誤りです。」
(ニール・L・アンダーセン「ジョセフ・スミス」『リアホナ』2014年11月号,29)
『マスター教義に関する基本文書』の「霊的な知識を得る」の項の第12段落を読んでください。よく知らない情報源や信頼できない情報源で,霊的な事柄に関する疑問の答えを探すことが危険である理由に印を付けましょう。
神,教会,救いの計画についての新しい情報を見つけたときは,その情報源について次のような問いを自問するとよいでしょう。次の質問に目を通し,情報源を信頼するかどうかを判断する際に最も助けになると思われる質問を探してください(それぞれの参照聖句を研究することもできます)。
新しい情報を評価するための質問集
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この情報を読んだり聞いたりしたとき,聖霊から何を感じましたか(教義と聖約50:23-24参照)。
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この情報は,わたしをイエス・キリストとその教会に近づけてくれますか(モロナイ7:15-17参照)。
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この情報は,わたしに神の戒めを守るよう促しますか。
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この情報は聖文や現代の預言者の教えと一致していますか(2テモテ3:15-17;教義と聖約1:38参照)。
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この情報は,聖霊が真実だと告げているとわたしがすでに感じていることを裏付けていますか,それとも福音の真理を疑うようにわたしを駆り立てますか(モロナイ10:5参照)。
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これは,救い主やその教会の指導者から信頼できると見なされている情報源からの情報ですか。
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わたしの両親や教会の指導者はこの情報について知ったら,何と言うでしょうか(わたしがこの情報を親や指導者に知られたくないと思う場合,そのことからその情報源についてどのようなことが分かりますか)。
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これらの質問のうち,自分にとって最も助けになると思うものはどれですか。それはなぜですか。
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だれかが見つけた情報について,ほかにどのような質問を考えるべきだと思いますか。
神,教会,救いの計画について,あなたが耳にした情報や抱いている疑問を一つ選びます。それから数分かけて,神が定められた情報源を利用して答えを探す練習をしてください。次のような方法も検討しましょう:
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祈る。
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『聖句ガイド』やマスター教義聖句で聖句を検索する。
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総大会の話,ChurchofJesusChrist.orgの「福音トピックス」ページ,「福音ライブラリー」アプリを検索する。
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『若人の強さのために』(小冊子,2011年)や「福音トピックス」,topics.ChurchofJesusChrist.orgなどの教会の資料で,関連する箇所を読む。
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親やビショップ,ワードや支部の青少年の指導者,セミナリー教師など,信頼できる人に連絡し,答えが見つかるよう手伝ってもらう。
さらに学びを深める(任意)
神が定められた情報源で質問の答えが見つからない場合はどうすればよいか
十二使徒定員会のニール・L・アンダーセン長老は,次のように教えています:
「すべての答えがすぐに与えられるわけではありませんが,ほとんどの疑問は心からの研究と神に答えを願い求めることによって解決します。……
信仰は決して,すべての疑問への答えを求めたりはしません。しかし信仰は時折,『すぺてのことを知っているわけではないが,主の弟子としての道を歩み続けるのには十分な知識が確かにある』ことを認識しつつ前進するための確信と勇気を求めます。
絶えず疑いを持ち,信仰の弱い人々や不信者からの答えによって疑いを育てていくと,イエス・キリストや回復を信じる信仰が弱められます。」
(ニール・L・アンダーセン「信仰は偶然ではなく,選びによって与えられる」『リアホナ』2015年11月号,65-66)
教会を去った人々に教会に関する疑問の答えを聞くことには注意しなければならないのはなぜか
十二使徒定員会のニール・A・マックスウェル長老(1926-2004年)は次のように述べています:
「教会について,離反者の目から見た研究だけにこだわる人がいます。これは,ユダからイエスについて話を聞き,理解しようとするようなものです。離反した人が語るのは常に,脱退してきた組織についてよりも,彼ら自身のことなのです。」
(Neal A. Maxwell, “All Hell Is Moved” [Brigham Young University devotional, Nov. 8, 1977], 3, speeches.byu.edu)
わたしが選んだ情報源は自分にどのような霊的影響を与えるか
ChurchofJesusChrist.orgにあるビデオ「神が定められた情報源」(9:16)を視聴しましょう。登場する若者が,話を聞いた相手や答えを探した情報源からどのような影響を受けたか考えながら見てください。
ChurchofJesusChrist.orgにあるビデオ“In Search of Truth”(「真理を探して」)(3:03)も役に立つでしょう。