セミナリー
マスター教義:1コリント11:11


マスター教義:1コリント11:11

天の御父の計画においては,男女ともに不可欠である

ユタ州オグデン神殿の外に立つ若い夫婦。二人は,神殿を見ています。背景には写真のほぼ中央上部に天使モロナイ像がそびえています。男性は濃い青のスーツに白い襟付きのシャツを着ています。女性は白いドレスを着ています。午後遅くか,または夕方早くです。

1コリント11章の研究では,女性と男性の類のない神聖な役割を,神がどのようにお考えかについて学びました。この課は,1コリント11:11の聖句の場所と重要語句を暗記し,教義を説明し,霊的な知識を得るための原則を実生活の状況に応用することで,これらの教えの習熟度を高めるのに役立ちます。

説明と暗記

あなたの両手を見てください。両手がいかに似ているか,そしてどのように違っているか,よく見てみましょう。

ボールペンか鉛筆で紙に書きます。1.以下の質問の答えを,学習帳に書いてください:

  • 手は一つでもその役目を果たすことができるにもかかわらず,天の御父が御自分の子供たちに二つの手をお与えになったのはなぜだと思いますか。

  • 両手に違いがあることで,課題を達成したり才能を発揮したりするのに,どのような助けとなりますか。

  • 手に関するこれらの見解は,1コリント11:11とどのように関連しているでしょうか。

以下の活動は,1コリント11:11のマスター教義聖句とその重要語句「主にあっては,男なしには女はないし,女なしには男はない」を暗記する助けとなります。

重要語句と聖句の場所を書いてください。重要語句や聖句の場所を,何度も読み上げるか暗唱しましょう。このとき,1回読んだり暗唱する度に,言葉を消していきます。何も見なくても自信を持って言えるようになるまで,重要語句と聖句の場所を繰り返し言いましょう。

応用の実践

学習帳に,以下の霊的な知識を得るための原則を書き留めてください:

  1. 信仰をもって行動する。

  2. 永遠の視点から概念や疑問について調べる。

  3. 神が定められた情報源を通してさらに理解を深める。

各原則を二つか三つの文で説明してください。『マスター教義に関する基本文書』第5-12段落を参照して,知識を確認し,欠けている重要な情報があれば,書き加えるとよいでしょう。

1コリント11:11では,天の御父の計画において,男性と女性の両方が不可欠であることを学びました。

  • この真理は,社会において,どのように誤解され,無視されてきたでしょうか。

  • あなたの生活の中で,この真理を教えたり擁護したりする機会があるとすれば,それはどのような状況でしょうか。

以下のシナリオのいずれかを選び,霊的な知識を得るための原則を応用することが,1コリント11:11から天の御父の計画における男女の役割についての真理を理解するのに,どのように助けとなるかを考えてください。

  1. 彩花の妹の詩織は,学校で男の子たちが「男の方が女よりも偉い」と言っているのを聞きました。詩織は彩花に「女の子も男の子と同じくらい大切なんじゃないの」と尋ねています。

  2. 大輝は,定員会の仲間の何人かが女性についてとても失礼な話をしているのを聞いて,気にしています。

  3. 人気の映画を見た後で,友人グループが父親役のおかしな行動をばかにしています。中には,父親は必要なかったと言っている友人たちがいて,一人は,「だからこそ,幸せな家族を築くのに男性は必要ない」と言っています。

  4. 拓也と美香は神殿で結婚する準備をしています。二人の親は,これから二人で作り上げる家庭の中で,各々がどのような役割や責任を果たすのか,二人で話し合うことを提案しています。

ボールペンか鉛筆で,紙に書く。2.以下の質問のうち3つについて,答えを学習帳に書いてください:

信仰をもって行動する

  • それぞれの状況で,あなたやシナリオの登場人物が信仰をもって行動するには,どうすればよいでしょうか。

  • 女性と男性の類のない本質的な役割を重視することは,あなたがイエス・キリストに従うのにどのような助けとなりますか。

永遠の視点から概念や疑問について調べる

  • 天の御父と御父の計画に関して知っていることで,このような状況に遭遇した場合に助けとなるのはどのようなことですか。

  • 天の御父の計画における男女の役割とは何でしょうか。

神が定められた情報源を通してさらなる情報を求める

  • 1コリント11:11で教えられている真理に対する理解と証は,この状況に対応するのにどのような助けとなるでしょうか。

  • あなたが忠実に対応するには,ほかのどのような聖文や教会指導者の霊感を受けた教えが助けとなるでしょうか。