イエスは多おおくの人々ひとびとに食たべ物ものをおあたえになりました

キム・ウェブ・リード

イラスト／エイプリル・ストット

ある日ひイエスは一人ひとりになりたいと思おもわれました。そこでイエスは船ふねに乗のって静しずかな場所ばしょに行いかれました。やがて，多おおくの人ひとがイエスの後あとを追おってそこに行いきました。

イエスは人々ひとびとに教おしえ，病気びょうきの人ひとをいやされました。日ひがくれ，みんなおなかがすき始はじめました。イエスの弟子でしたちは，イエスに，人々ひとびとを町まちに行いかせて食たべ物ものを買かって来こさせてほしいと言いいました。

イエスは弟子でしたちに，人々ひとびとがそこからはなれないですむように，食たべ物ものをあたえるように言いわれました。一人ひとりの少年しょうねんが5つのパンと2ひきの魚さかなを持もっていました。すべての人ひとに食たべ物ものをあたえるにはとても足たりません。

イエスは食たべ物ものを祝福しゅくふくし，細こまかくさかれました。そして弟子でしたちが人々ひとびとに配くばりました。食たべ物ものは足たりたのでしょうか。

何千人なんぜんにんもの子こどもたちや女性じょせいや男性だんせいがパンや魚さかなを食たべました。人々ひとびとが食たべ終おわわってから食たべ物ものを集あつめると，12かごの食たべ物ものが残のこっていたのです。それはきせきでした。きせきは今日こんにちもこの地上ちじょうで起おこります。

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