「その他の指針」教会のリソースを分かち合う(2022)
「その他の指針」教会のリソースを分かち合う(2022)
その他の指針
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需要と機会を見いだす。ステーク指導者は話し合って,会員と地域社会に何が必要かを判断してください。この話し合いに地域社会の指導者に加わってもらうことも検討しましょう。まだ手が付けられていない問題や教会にしか対処することができない問題を中心に取り組んでください。
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リソースを提供する能力を評価する。必要な機会を見つけたら,その機会をうまく用意するのに役立つリソースを提供するステークの能力を調べます。そのリソースをどのくらいの頻度でいつ提供できるかを考え,地元の福祉・自立マネージャーに連絡して支援を求めてください。(教義と聖約82:18-19;『総合手引き:末日聖徒イエスキリスト教会での奉仕』22.2.1,ChurchofJesusChrist.org参照)
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取り組む方法を決める。状況に最も合った方法を選んでください。例えば,会員が既存の機会に友人を招待するといった,簡単な方法を取ってもよいでしょう。または,センター(オンラインまたは対面)を開設して,提供されたリソースを展開し,地域社会に広めるなどの方法を取ることもできるかもしれません。
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知的財産。教会のリソースの多くは著作権法によって保護されており,許可なく変更してはなりません。
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成功の尺度。ステークは,教会のリソースを提供した結果,何をもって成功とするかを決めます。仕事を見つけた人や英語を学んだ人,学位または修了証書を取得した人,家族の名前を見つけた人などの人数を尺度にするとよいでしょう。
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人材。関係するステークのコーディネーターを召してください。福祉・自立スペシャリストが理想です。クラスまたはグループの進行役または教師も,ステークから召してください。複数のステークが合同で取り組みを実施するために参加ステークからスタッフを集める必要がある場合は,調整するためにシニア奉仕宣教師を召すことができます。
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スケジュールの作成。コーディネーターは,教会の定例の活動と時間が重ならないように,センターの活動のスケジュールを作成します。
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宣伝。宣伝用資料は地元の福祉・自立マネージャーを通して入手できます。この資料は,承認された標準のプロセスに従って,地元で修正することができます。ミニスタリングシスターやミニスタリングブラザー,宣教師,ソーシャルメディアのオプション,QRコード,中央ランディングページなどの連絡手段は,地元ユニットが承認して資金を提供している場合に使用できます。
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登録。利用可能なコースやグループに参加者を登録する最善の方法を考えてください。地元の福祉・自立スペシャリストは,幾つかの方法については支援することができます。依存症立ち直りグループについては,登録システムを作らないでください。参加者の個人情報を内密に保つためです。
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資金。ステークは,既存の予算でこの取り組みを支援します。資金が必要な場合,ステーク会長は承認された手順に従って資金を申請します。
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建物の使用。『総合手引き』35章参照。