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モルモン書を分かち合う5つの方法
2024年1月号


デジタル版のみ

モルモン書を分かち合う5つの方法

生活の中でモルモン書の力を感じられるようだれかを助けることは,かつてないほど簡単になりました。

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電話を見ている二人の女性

モルモン書を読むことでもたらされる祝福に関する現代の預言者と使徒の言葉は,息をのむほどすばらしいものです。

預言者ジョセフ・スミスは次のように言っています。「わたしは兄弟たちに言った。『モルモン書』はこの世で最も正確な書物であり,わたしたちの宗教のかなめ石である。そして,人はその教えを守ることにより,ほかのどの書物にも増して神に近づくことができる。」1

エズラ・タフト・ベンソン大管長(1899-1994年)は次のように教えています。「モルモン書は,『洪水のごとく地を洗い去り〔主の〕選民を集め』るため(モーセ7:62)に神によって備えられた道具です。」(モーセ7:62)2

最近では,ネルソン大管長がこのように証しています。「この書物こそ,主の再臨に世を備えるために必要な本なのです。」3

このような力強い宣言は,モルモン書を周りの人々と分かち合うことの大切さを思い起こさせてくれます。わたしたちがそうするときに,ネルソン大管長の言葉のように,人々がモルモン書で教えられている真理を通して生活の中でさらに力を受けられるよう,助けることができます。

「モルモン書について考えると,という言葉が思いうかびます。モルモン書の真理には人の心を癒し,慰め,回復し,救い,力づけ,元気づけ,喜びで満たすがあるのです。」4

試してみよう

現代には,モルモン書を分かち合う無限の可能性があります。分かち合う方法について考えるに当たり,まず,だれとモルモン書を分かち合えるか,またその人たちの生活の中でどのようなことが起こっているかを考えることから始めるとよいでしょう。そうすれば,わたしたちは御霊に従って,モルモン書が彼らに祝福をもたらす最善の方法を知ることができます。試すとよい5つのアイデア(他にもたくさんありますが)を紹介します:

  1. モルモン書を研究するときに,印象に残った聖句を探すことができます。その中の一つの聖句を読んで,思い浮かぶ友人や知人がいますか。促しに従って,読んだ言葉をメールや電子メール,電話,手書きのカードなどで愛をこめてその人に分かち合うことができます。

  2. モルモン書から良い影響を受けていると感じるなら,祈り,自分の経験を聞くことが役立つ人がほかにもいるか神に尋ねることができます。それから,次の主の約束を信頼しながら,自分の経験を分かち合うとよいでしょう。「わたしはあなたがたに先立って行こう。わたしはあなたがたの右におり,また左にいる。わたしの御霊はあなたがたの心の中にある。また,わたしの天使たちはあなたがたの周囲にいて,あなたがたを支えるであろう。」(教義と聖約84:88

  3. モルモン書ビデオ集の動画で描かれている物語に感動したことがありますか。オンラインでこれらの動画を見つけ,動画の中で描かれている物語によって,福音の真理に引き付けられる人が徐々に増えています。先ほどと同じように,視聴中に霊感を受けたら,同じような経験を楽しめる人がほかにもいないか考え,動画リンクを共有してもよいでしょう。

  4. 最も簡単に分かち合う方法の一つは,モルモン書アプリのボタンをタッチするだけです。リンクをほかの人と共有したり,あなたのスマートフォンのアプリからコードをスキャンしてもらったりすることができます。バスで隣り合わせにいなった人にもそれを分かち合い,どの言語でもモルモン書を読んでもらうことができます。アプリには,モルモン書の全文が含まれています。モルモン書ビデオや,イエス・キリストとその教えについてさらに学ぶよう人々を促すその他のリソースもアプリに含まれています。

  5. モルモン書を分かち合う最も伝統的な方法の一つは,単純にだれかに印刷版のモルモン書を渡す方法です。面白い本を探している人は大勢います。わたしたちはそのような人たちにモルモン書を分かち合い,モルモン書を読むときにそれがなぜそれほど自分にとって大きな意味を持つのかを伝えることができます。

モルモン書には人生の課題に対する答えがあるのです!5モルモン書は,イエス・キリストを信じる信仰6を支え,人々の心を主に向けさせてくれます。モルモン書は,人々を罪と悲しみから引き上げ,救い主の平安を感じる方法を教え,7それを読む度に自分が何者であるかについての理解を深めてくれます。

ネルソン大管長が述べているように,モルモン書は「〔イスラエルの〕集合をもたらす神の道具」です。8主は御自分の業の一環としてモルモン書を世に出されました。わたしたちには,その良い知らせを人々に伝える機会があります。モルモン書をどのように分かち合おうとも,わたしたちは確かに神の救いと昇栄の業に携わり,神の子供たちを集める助けているのです。

  1. ジョセフ・スミス『歴代大管長の教え—ジョセフ・スミス』64

  2. エズラ・タフト・ベンソン「モルモ ン経で洪水のごとく地を満たす『聖徒の道』1989年2月号,4

  3. ラッセル・M・ネルソン「モルモン書—この書物なしの人生とは『リアホナ』2017年11月号,63;原文に強調付加。

  4. ラッセル・M・ネルソン「モルモン書」62

  5. ゲーリー・E・スティーブンソン「モルモン書に目を向け,主に目を向ける『リアホナ』2016年11月号,47参照

  6. ウリセス・ソアレス「モルモン書の出現」『リアホナ』2020年5月号,34参照

  7. ニール・L・アンダーセン「モルモン書―救い主の平安をもたらす偉大な書物『リアホナ』2008年1月号参照

  8. ラッセル・M・ネルソン「モルモン書,イスラエルの集合,そして再臨『リアホナ』2014年7月号,31

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