愛する人が福音から離れていくのを見るのはつらいものです。あなたは彼らを愛し続けたいと思っていますが,「過剰な」愛を示すと,彼らの選択を支持していると思われるのではないかと心配しているかもしれません。どのようにバランスを取ればよいのでしょうか。
まず,救い主が,敵も含めてすべての人を愛するように教えられたことを覚えておくとよいでしょう。みんなです!
もう一つ覚えておくとよいのは,大抵の場合,ほかの人が霊的に行う事柄は,自分には関係ないということです。それは彼らと神との間のことです。
彼らがだれかを傷つけている場合には,あなたに関係してきます。その場合は大人に何が起こっているのかを知らせるべきです。あるいは,彼らが不適切な活動にあなたを巻き込もうとしている場合は,断り,友人関係の境界線を設けるべきです。
もしかしたら,過去に犯した罪をあなたに話したい友人がいるかもしれません。相手のことを気にかけているけれども,自分の標準に反する事柄の詳細は聞きたくないと,愛情を込めて伝えることができます。
要するに,あなたが罪を認めていないことを大々的に見せる必要はないということです。あなたの友人たちは,あなたが罪深いと思う事柄についてどう感じているかを知っているでしょう。わざわざほかの人たちにも知ってもらおうとするなら,善いことをするたびにラッパを吹き鳴らして「人にほめられるため」(3ニーファイ13:2)と救い主がとがめた偽善者のようになるというわなに陥るかもしれません。
友人を愛してください。良い模範を示しましょう。そして残りのことは神にお任せするのです。