Come Follow Me 2023
福音実践

文字どおり,だれかをキリストのもとへ導く模範でした

02/21/23 | 2 min 所要時間
(マタイ8章,マルコ2-4章,ルカ7章から学んだこと)

救い主が中風の人を癒された話の中で(マルコ2:1-12参照),注目すべき点の一つは,その人を主のもとへ連れて行くために払われた努力です。イエスがおられた家は人でごった返していたため,中風の男性の4人の友人は,彼を屋根の上に連れていきました。それから屋根に穴を開けて,その穴から彼を降ろしたのです。

一致して取り組むことについてのお話です(屋根に開けた穴は,後で修理したと仮定しましょう)!

その男性は,歩けませんでした。彼は救い主の助けを必要としていただけでなく,周りの人々からの助けも求めていました。七十人の黄志康(ウォン〔サム〕・チ・ホン)長老は総大会で,中風の男性の友人たちを,互いに助け合うワードの会員と比較しながら話しました。

「この救助の割り当てには全員の一致した働きが求められました」と,ウォン長老は言います。「中風の男性を屋根から降ろすという正念場では,注意深く,力を合わせなければなかったはずです。4人は一致し,協調しながら作業しなければなりませんでした。どんな不和も許され〔なかったはずです〕。」1

中風の男性には,明らかに信仰がありました。しかしマルコは,「イエスは彼らの信仰を見て」(マルコ2:5,強調付加)という重要な詳細を記しています。イエスは病を患う男性の信仰だけでなく,その友人たちの信仰にも感銘を受けられたのです。友人たちは中風の男性を愛していたに違いありませんし,イエスが彼を癒してくださるという信仰を全員が持っていたようです。

人生を生き抜く上では,一致して取り組むという場面も多々あります。神は御自分の子供たちが助け合うのを心から喜んでおられます。一人の人が,信仰を示すことによって祝福を受けられるとしたら,人々が一致協力するときに,どれほど大きな祝福がもたらされるかを考えてみてください。

だれを助けられるでしょうか?

愛されていると感じられるように,救い主に近づけるように,だれを助けることができるでしょうか。

1.黄(サム)志康長老「一致して救助する」2014年10月総大会

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