一般的な質問への答え

進行役

自立グループとは何ですか。

自立グループは人々が自立するのを支援することを目的としており,そこでは実践的なスキルと霊的な原則を合わせて学びます。自立グループは通常,12人以下の少人数で構成され,専門家や教師ではなく,進行役によって導かれます。各自立グループは,4つのテーマ,すなわち雇用,教育,小規模ビジネス,個人の財政管理のいずれかに焦点を当てています。

各自立グループは,人々にとってどのような助けとなるでしょうか。

自立グループは,人々が人生における課題を乗り越え,信仰を強められるように助けます。グループの参加者は,雇用や教育,財政,ビジネスの分野において向上するのです。何人かの個人的な経験を聴くには,ここからストーリーを視聴してください。

自立グループの進行役を務めるうえで,専門的な知識を得る必要はありますか。

その必要はありません。自立グループは進行役に導かれるよう構成されており,専門家から教えを受ける場ではないのです。専門的な内容については資料に記載されており,御霊と,グループの持つ力によって,必要なものは満たされます。ただ,資料に従い,御霊を求めてください。

グループ集会はどれほどの期間にわたって行われるのでしょうか。

グループは通常,12週間にわたって週に1度の集会を持ちます。グループ集会は普通,90分から2時間以内に終わります。「より良い仕事を見つける」グループに関しては,内容をより早く学び終えるスケジュールの選択肢も用意されています。

グループ集会はいつ行われますか。

グループが作られる際,集会を行う時間と場所をグループの参加者で決定します。

グループはどのようにして作られるのでしょうか。

グループの参加者には,勧められて参加する人もいれば,自ら希望してグループに入る人もいることでしょう。グループはディボーショナルの場を通じて作られることが多いものの,そのような機会がなくともグループを作ることはできます。グループを作る際は,必ず地元の指導者の指示に従います。グループの参加者で集まり,集会を行う時間と場所を決めます。少なくとも一人の進行役が,各グループを担当することになります。

どのグループの進行役を務めるか,選ぶことは可能ですか。

各グループにどれほどの人が参加するか,ワードまたはステークでどのように進行役とグループの組み合わせを決定するかなど,担当するグループは幾つかの要素に基づいて決定されます。自立スペシャリストと協力し,自分が所属するステークまたはワードではどのように担当グループが決まるのか確認することをお勧めします。

何らかの訓練を受けることになるのでしょうか。

最初のグループ集会の数週間前に,自立スペシャリストもしくは地元の指導者から,進行役の訓練集会に出席するよう連絡があるはずです。この集会により,進行役の役割,進行役を務める方法,そのほか進行役が果たすべき責任について学ぶことができます。前もって内容を把握しておきたい場合は,こちらの訓練資料をご覧ください。そのほかビデオや幾つかのオンライン訓練もご確認いただけます。

部屋はどのようにセッティングすればよいのでしょうか。

自立グループはクラスというより,評議会のようなものです。椅子を一列に並べるようなことはしません。グループの参加者にとって,互いの顔が見えるように,またテキストに書き込みがしやすいように部屋をセッティングしましょう。例えば,グループの参加者がテーブルを囲むように座ってもらうとよいでしょう。進行役の人は,テーブルの上座に座ることのないようにし,グループの一員として参加できるように心がけてください。

グループ集会はどこで行うべきですか。教会の建物に入るにはどうすればよいでしょうか。

自立グループは,ほとんどどこでも開くことができます。多くのグループは教会の建物で集会を行いますが,進行役あるいはグループ参加者の家で行う場合もあります。グループの参加者たちと一緒に決めて構いません。自立スペシャリストに相談すると助けが得られるでしょう。教会の建物で集会を行う場合,自立スペシャリストと協力し,建物に入ることができるよう手配しておきます。

グループ集会に向けて備えるために,何をすべきでしょうか。

前もって資料を確認し,必要なビデオを用意しておきます。レッスンを教える時のように準備する必要はありません。ただ,資料の内容を把握しておくようにします。グループ集会では,資料に書かれている内容に従えばよいのです。

グループ集会に必要な書籍やビデオはどこで入手できますか。

書籍の電子版および全ビデオのリンクはこちらに掲載されています。無線ネットワークが利用できない場合もありますので,グループ集会に向けて事前にビデオをダウンロードしておくとよいでしょう。自立スペシャリストと協力し,担当する集会のためにテキストを十分な部数用意しておくようにします。

どのようにビデオを見せればよいのでしょうか。

すべてのビデオはオンライン上,srs.churchofjesuschrist.org/videosに載っています。パソコン,テレビ,タブレット,あるいはスマートフォンさえあれば,ビデオを視聴することが可能です。

グループ参加者の一人が集会を欠席した場合,何をすればよいでしょうか。

だれかがグループ集会を欠席したら,参加者自身で,またはアクションパートナーや進行役とともにその週の内容を学んで埋め合わせをするように勧めます。

集会に出られないことが分かったら,どうすべきでしょうか。

あなたが不在の場合,ほかのだれかに集会の進行役を依頼しましょう(集会を中止することはしない)。進行役は,ただ資料に従えばよいことを覚えておいてください。グループ参加者の一人に進行役を務めてもらうこともできますし,自立スペシャリストに代わってもらうことも可能です。

祝日その他により,グループ参加者の大半が集会に出られない場合,どうすればよいでしょうか。

集会を延期する必要があるかもしれません。その場合,自立スペシャリストに報告するようにします。こうした状況により,コースを修了するのに12週間以上を要するグループもあります。

参加者のだれかが集会に来なくなったり,参加をやめたいと希望したりする場合はどうすればよいですか。

そのようなことは時折起こります。グループの参加者たちと協力し,その人を次の集会に誘ってみましょう。その人のアクションパートナーが励ましとサポートを提供できるように助けます。その人の人生に,集会への参加が難しくなるような事柄が起こっているのかもしれません。そのような状況を理解するように努めましょう。

レッスンを飛ばしたり,短縮したり,あるいは幾つかのレッスンをまとめて行ったりしてもよいでしょうか。

そのような進め方は推奨はされていません。各グループコースの所要時間や内容は,明確な結果が生じるよう構成されており,グループ集会では資料の記載に従うことが推奨されています。しかしながら,一部の内容に関しては実際に応用できる度合いが地域により異なるでしょうし,より切迫した地元の必要があるかもしれません。変更を加える前に,ステークの自立スペシャリストに相談するようにしてください。

話す内容が多く,話し合いを独占していると思われるグループ参加者に対して,どのように応じればよいでしょうか。

自立グループでは当然分かち合う機会が多くありますが,時として,だれかが話しすぎるあまりに,ほかの人々が分かち合いを控えてしまいがちになります。そうした場合は,グループ集会以外の場でその人と個別に話すとよいかもしれません。集会の様子を見ていて自分が気づいたこと,それがグループにどのような影響を与えていると思うかについて説明します。何か懸念があれば話してもらい,グループの参加者全員にとってよりよい結果をもたらす解決策を検討しましょう。

担当のグループを登録するにはどうすればよいでしょうか。

グループを登録するには,QuickReg(簡単登録)システム(https://quickreg.englishconnect.org)にアクセスし,指示に従ってください。グループを作成するには,ステークによって事前に設定および入力された召しを,ユーザーが受けていなければなりません。詳細については,QuickReg(簡単登録)にあるヘルプ,よくある質問を参照してください。

担当グループの集会を完了するに当たり,どのように報告をし,修了証書を入手すればよいですか。

QuickReg(簡単登録)へのアクセス権を持つステークの会員は,QuickRegシステム(https://quickreg.englishconnect.org)にアクセスしてグループを完了させ,証明書を印刷することができます。指示は,上部のナビゲーションバーにあるサイトのヘルプタブにあります。

アクションパートナーとは何ですか。アクションパートナーは何をするのでしょうか。

毎週,グループの参加者はペアを作り,互いをサポートし,フォローアップすることを決意します。こうしたペアの相手を,アクションパートナーと呼びます。アクションパートナーは,次回のグループ集会までの期間,互いに電話やメッセージのやり取りをすることができます。通常,アクションパートナーは同性で,家族以外の人です。アクションパートナーは毎週交代することもできますが,必須ではありません。アクションパートナーについて理解を深めるには,こちらのビデオを視聴してください。

宗教を異にするグループの参加者には,どのように応じればよいでしょうか。

自立グループでは,すべての人が歓迎されます。グループの全員で協力し,そうした人々が歓迎されていると感じられるようにしましょう。信仰を異にする人々が示す見解や理解に配慮してください。末日聖徒イエス・キリスト教会に特有の聖句や引用に関しては,説明を加えると助けになるでしょう。信仰に基づく決意事項の幾つかに関しても,必要に応じて調整を行います。