「神の子供がたどる自らの旅路」 『For the Strength of Youth―青少年の強さのために』 2021年5月号
土曜午後の部会
神の子供がたどる自らの旅路
抜粋
画像
ニール・L・アンダーセン
画像
〔赤ん坊の画像〕
地上に来るどの人も，神のかけがえのない息子，娘です。わたしたちの旅路は誕生から始まったわけではありません。誕生以前に，わたしたちはともに備えの世界にいました。そこで「霊の世界において最初の教えを受け」ました。〔教義と聖約 138：56〕……
神の聖約の子供であるわたしたちは，前世からやって来たこれらの霊を愛し，尊び，養い，守り，歓迎します。……
……ゴードン・B・ヒンクレー大管長は，…語りました。……「……堕胎は紛れもなくれっきとした不快な悪であって，全世界に蔓延しつつあります。……」
……命の神聖さに対するわたしたちの深い思いを，社会において決定を下す人々と分かち合いましょう。彼らはわたしたちが信じていることを完全には認めないかもしれません。しかし，そうした決定がなぜわたしたちにとって個人の生活の都合をはるかにしのぐのかについて，彼らの理解が深まるよう祈っています。……
わたしは証します。神の子供としての皆さん自身の旅路は，地上の最初の空気が皆さんの肺に流れ込んだときに始まったのでもなければ，現世で最後の呼吸をしたときに終わるのでもありません。
神のどの霊の子供たちも自らの旅路をたどるために地上にやって来る，ということをわたしたちが常に心に留めておけますように。わたしたちが彼らを歓迎し，守り，絶えず愛を注げますように。皆さんが救い主の御名によって，これらの尊い子供たちを受け入れ，彼らの永遠の旅路を助けるなら，主が皆さんを祝福し，主の愛と承認が注がれることを約束します。