テーマとわたし

青少年が，若い女性とアロン神権定員会のテーマの言葉にどのように従っているかを分かち合います。

御霊は奉仕する方法が分かるよう助けてくださいます

アリシア・チャフヨノ

「わたしはイエス・キリストの弟子として，主に似た者となれるよう努力します。個人の啓示を求め，それに従って行動し，主の聖なる御名により人々にミニスタリングをします。」

新型コロナウイルス感染症のパンデミックの間，多くの人が収入が減ったり，仕事を失ったりしました。わたしはそうした人たちの重荷を少しだけでも軽くすることができたらと思いました。そこでお母さんとお父さんの助けを借り，自分のお金を使って，困っている人たちに食べ物を配り始めました。たいていの場合は，バイクタクシーのアプリを使って食品を注文して届けるという形を取りました。時々，困っている人のために，指定された場所に食べ物を届けることもありました。

インドネシアには，バイクタクシーのドライバーがたくさんいます。わたしたちはスマートフォンのアプリを使ってタクシーを予約します。パンデミックの間，ドライバーたちは仕事がもらえずに困っていました。

ある日，わたしはだれかドライバーを一人助けるようにという御霊の促しに従いました。わたしはバイクタクシーのアプリから料理を注文しました。ドライバーがレストランに料理を取りに行ったとき，わたしはその人にチャットメッセージを送り，ほんとうはその料理はあなたのためのものだと伝えました。ドライバーは驚いて，その料理が自分のためのものだと信じようとしませんでした。わたしが，それはあなたのためのものですと言うと，その人はすぐにお礼を言い，わたしのために祈ってくれました。料理は家に持って帰って子供にあげると言っていました。とてもうれしそうな様子でした。わたしもとてもうれしくなりました！

わたしもわたしの家族も幾つかの困難に直面していましたが，わたしは御霊に耳を傾け，奉仕することを選びました。わたしたちは喜びと幸福を経験することができ，それは自分たちの困難を乗り越える助けとなりました。

わたしは聖霊にとても感謝しています。この経験はわたしに，新約聖書のヨハネによる福音書第13章34節の言葉を思い出させてくれます。「わたしは，新しいいましめをあなたがたに与える，互に愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように，あなたがたも互に愛し合いなさい。」御霊に従うとき，天の御父からすばらしい祝福を受けることを知っています。

筆者はインドネシア，西ジャワ州在住です。