わたしに従ってきなさい—モルモン書
どうすれば神の声を聞けるでしょうか
9月14-20日
復活した救い主がニーファイ人の間で教え導かれる直前のことです。ニーファイ人はイエス・キリストを「わたしの愛する子……わたしの心にかなう者である」と紹介される天の御父の声を聞きました(3ニーファイ11:7)。自分自身の生活の中でどうすれば聖霊を通して神の声を聞くことができるか,わたしたちはニーファイ人の経験から多くを学ぶことができます。
神殿に行く
ニーファイ人は,バウンティフルの地にある神殿の周りに集まっていました(3ニーファイ11:1参照)。神聖な場所にいたことで,彼らは神の声を聞く機会を得ました。
神殿に参入し御霊を通して神の声を聞くために,わたしたちはどのように備えることができるでしょうか。
力を感じる
最初,ニーファイ人は「小さな声」を聞きましたが,「自分たちに聞こえたその声の告げる意味が分か」りませんでした(3ニーファイ11:3)。この声は,「聞いた人々の心の中まで貫」きました(3ニーファイ11:3)。
御霊の「静かな細い声」の力を,わたしたちはどうすれば感じることができるでしょうか(列王上19:11-12参照)。
耳を開く
ニーファイ人は3度目に声が聞こえたとき,「耳を開いてそれを聞き」ました(3ニーファイ11:5)。彼らはへりくだり,進んで耳を傾けました。
御霊を通して神の声を聞くために,わたしたちはどのように謙遜になれるでしょうか。
声のする方へ心を向ける
ニーファイ人は一度耳を開くと,「目をその声のする方へ向けて,その声が発せられる天を見詰め」,「自分たちに聞こえたその声の告げる意味」を理解しました(3ニーファイ11:5-6)。