どうすれば霊的な経験を忘れずにいられるでしょうか

9月7－13日

暗くならない一昼夜を経験し，キリストの降誕に関するレーマン人サムエルの預言が成就したことにニーファイ人は驚きました（3ニーファイ1：15－21参照）。残念ながら，数年のうちに，「民は……あの数々のしるしと不思議を忘れ始め」（3ニーファイ2：1），邪悪になっていきました。

ニーファイ人はなぜそんなに早く忘れてしまったのか

目の当たりにした数々のしるしと不思議をニーファイ人が忘れてしまった理由は幾つかあります。3ニーファイ1：22と3ニーファイ2：1－3，10を読み，人々がどのように主を忘れていったか，書き出しましょう。

今日，サタンはどのようにしてこれらと同じ方法を使ってわたしたちを欺こうとするでしょうか。

忘れないためには

十二使徒定員会のロナルド・A・ラズバンド長老は次のように述べています。「特に危機に直面しているときには，御霊を感じたときのこと，証が強かったときのことを思い出すよう……勧めま〔す〕。自分が築いてきた霊的な基を思い出〔してください〕。わたしは約束します。このことを行〔う〕……なら，強い証のあったあの貴い日々の記憶が，謙遜な祈りと断食を通して再びよみがえるでしょう。イエス・キリストの福音の安らぎと温かさを再び感じるようになると皆さんに約束します。」¹

過去の霊的な経験をよりしっかり覚えておくために，どのようなことができるでしょうか。

イラスト／エミリー・デイビス