「バプテスマを通してどのように従順さを示すか」『リアホナ』2023年1月号
わたしに従ってきなさい
バプテスマを通してどのように従順さを示すか
救い主は天の御父に従順であることの完全な模範であり，「わたしは，……わたし自身の考えでするのではなく，わたしをつかわされたかたの，み旨を求めている」（ヨハネ5：30）と宣言しておられます。
救い主は，天の御父に完全に従順であることを示すためにバプテスマを受けられました。同様に，バプテスマを受けることによって従順さを示すとき，わたしたちはイエス・キリストの献身的で従順な弟子になることを神と聖約します。（2ニーファイ31：5－13参照）
救い主の従順さの一例を，主がバプテスマを受けられたときの記録に見ることができます。
「そのときイエスは，ガリラヤを出てヨルダン川に現れ，ヨハネのところにきて，バプテスマを受けようとされた。
ところがヨハネは，それを思いとどまらせようとして言った，『わたしこそあなたからバプテスマを受けるはずですのに，あなたがわたしのところにおいでになるのですか。』
しかし，イエスは答えて言われた，『今は受けさせてもらいたい。このように，すべての正しいことを成就するのは，われわれにふさわしいことである。』」（マタイ3：13－15）
「イエスにバプテスマを施すヨハネ」ハリー・アンダーソン画