「備えと進歩」『リアホナ』2023年4月号
親のために
備えと進歩
親愛なる親の皆さん,
今月号は,備えがどのように永遠の救いに向かって進歩する助けとなるかについて,子供たちと話し合いを始める助けとなります。以下のアイデアでは,永遠に向けて備えることや,この世の教育や霊的な教育における聖霊の役割,復活祭までの一週間をさらに意義深いものにする方法などのテーマが取り上げられています。
福音についての話し合い
永遠に向けて備える
4ページからのネルソン大管長の記事「イエス・キリストはわたしたちの救い主です」を読んでください。来世でまた会うのを楽しみにしている家族はいますか。家族が永遠に一緒にいられるように助けてくれる儀式にはどのようなものがあるでしょうか。次の質問をします:「わたしたちは今のための決断をしているでしょうか,それとも永遠のための決断をしているでしょうか。」
キリストを復活祭の中心とする
8ページからの記事「復活祭を救い主を思い起こす時にする」にあるアイデアを使って,家族で集まり,復活祭のお祝いの中で救い主をさらによく思い起こすためにできることを話し合ってください。あなたの家族がもっと学んでみたいと思う聖句,賛美歌,美術作品はどれでしょうか。
学ぶことを通して進歩する
18ページからの「教育:霊的な取り組み」を読んでください。あなたが教育において聖霊の助けを求めたことで,あなたの家族はどのような祝福を受けてきたでしょうか。この世の教育においても,聖霊を招いて学習の中でより大きな役割を果たしていただく方法があるでしょうか。さらに教育を受けるために,どのように家族で互いに助け合うことができるでしょうか。教会の教育プログラムの中に,あなたの家族のだれかに適しているものはあるでしょうか。
『わたしに従ってきなさい』を家族で楽しく
啓示の感覚
ペテロは救い主の教えを見聞きしました。しかし,ペテロはキリストについての証を,体の感覚,すなわち「血肉」ではなく,啓示を通して受けました(マタイ16:13-17参照)。
幾つかの物を集めます(以下のアイデアを参照)。順番に目隠しをします。視覚以外の4つの感覚を使って,その物が何かを当ててもらいます。
アイデア:
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花のにおいをかぐ
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おやつを味わう
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歌を聴く
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柔らかいセーターに触れる
話し合い:教義と聖約6:14-15と8:2-3を読んでください。物理的な感覚だけに頼るのではなく,啓示の霊的な感覚を通して真理を学ぶにはどうすればよいでしょうか。だれもが聖霊を通して証を受けますが,その影響の感じ方は人によって異なることに留意してください。聖霊を通して与えられる個人の啓示は,キリストについてのわたしたちの証をどのように深めてくれるでしょうか。