2023
日本沖縄神殿会長・メイトロンが召される
2023年7月号


日本沖縄神殿会長・メイトロンが召される

沖縄神殿の初代神殿会長に,金城 寛兄弟,初代メイトロンに金城貴子姉妹が召された。沖縄出身の金城ご夫妻は,現在,日本札幌伝道部会長・伝道部会長夫人を務めている。以下にお二人のプロフィールを紹介する。

金城 寛 会長

金城 寛会長は1959年,沖縄県那覇市に生まれた。筑波大学で人文学類日本語学を専攻する。後にブリガム・ヤング大学(BYU)大学院で組織行動学の修士号を得る。

1985年には琉球新報の新聞記者となる。1991年以降,宗教教育セミナリー・インスティテュート(S&I)のコーディネーター,インスティテュートディレクター,S&Iアジア北地域ディレクターを務めた。

教会においてはこれまで,日本岡山伝道部専任宣教師,普天間ワードおよび松戸ワードビショップ,ステーク高等評議員,宜野湾ステーク会長会顧問,日本松戸ステーク会長,日本札幌伝道部会長などの召しを果たしてきた。

趣味は,「何でもメモすること」。

好きな聖句は,モロナイ7章3-4節,「そこでわたしは,教会に属しているあなたがた,すなわち,今から後,天で主とともに安息を得るときまで,キリストに穏やかに従い,主の安息に入れるという十分な望みを得ているあなたがたに,話したいと思う。わたしの同胞よ,わたしは,あなたがたが人の子らと穏やかに交わって暮らしているので,あなたがたのことをこのように判断している」(強調付加は金城会長による)。また教義と聖約76章22節「すなわち,『小羊は生きておられる。』」という証に心から共感するという。

金城 貴子 メイトロン

金城(旧姓・安里)貴子メイトロンは1961年,沖縄県宜野湾市に生まれた。琉球大学短大部で教育学を専攻し,沖縄歯科衛生士学校で資格を得,歯科衛生士として働いた。

教会においては,ワード扶助協会会長,ワード若い女性会長,セミナリー教師,ステーク扶助協会顧問,ステーク若い女性顧問,日本東京神殿儀式執行者,日本札幌伝道部指導者などの召しを果たしてきた。

趣味はクラフト,料理。

好きな聖句は,第2ニーファイ31章20-21節,「したがってあなたがたはこれからもキリストを確固として信じ,完全な希望の輝きを持ち,神とすべての人を愛して力強く進まなければならない。そして,キリストの言葉をよく味わいながら力強く進み,最後まで堪え忍ぶならば,見よ,御父は,『あなたがたは永遠の命を受ける』と言われる。さてわたしの愛する同胞よ,これが道である。そして,このほかには人を神の王国に救う道も名も天下に与えられていない。見よ,これがキリストの教義であって,限りなく一つの神である御父と御子と聖霊の唯一の神聖な教えである。アーメン。」

金城ご夫妻は,1988年に東京神殿で結び固められた。2人の娘の親,6人の孫の祖父母である。