「どうすれば『幸福の習わしに従って』暮らせるでしょうか」『リアホナ』2024年2月号
わたしに従ってきなさい
どうすれば「幸福の習わしに従って」暮らせるでしょうか
幸福とは単に楽しむこと,あるいは何も問題がないことだと思い込む過ちを犯すことがよくあります。しかし,モルモン書によると,イエス・キリストに従う者としての永続する幸福は,それよりもはるかに多くの事柄から成っています。
「わたしたちは幸福の習わしに従って暮らした」(2ニーファイ5:27)とニーファイは述べています。しかし,それは彼らが楽な生活を送っていたために幸せだったという意味なのでしょうか。もちろん,そうではありません。2ニーファイ4章で,ニーファイは自分が苦悩した問題について述べています。第5章では,真の幸福とは何かを学ぶことができます。
幸せの源
以下のそれぞれは,どのように幸福をもたらすでしょうか。
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家族ならびに親しい関係者(2ニーファイ5:6参照)
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戒めに従うこと(2ニーファイ5:10参照)
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仕事と自立(2ニーファイ5:11,14,15,17参照)
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神殿で礼拝する(2ニーファイ5:16参照)
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ミニスタリング ( 2ニーファイ5:26参照)
真の幸福とは何でしょうか
「多くの人々は幸福と充実感を主の戒めに反する活動の中に見いだそうとします。……
楽しい人生を送りたいだけの人々もいます。このような目標を第1にする人々は,一時的な快楽に気を取られて永続的な幸福に注意が向かなくなります。霊的成長,奉仕,勤勉からもたらされる尽きることのない喜びを自ら奪い取ってしまうのです。
幸福になろうと努力するときに,真の幸福に至る唯一の道は福音に従った生活を送ることだということを覚えておいてください。戒めを守り,強くなれるよう祈り求め,罪を悔い改め,健全な活動に参加し,有意義な奉仕を行おうと努力するときに,安らかで永遠に続く幸福を見いだすことでしょう。」1