「学習評価3:2ニーファイ26章-ヤコブ7章」『モルモン書 教師用手引き』(2024年)
「学習評価3」『モルモン書 教師用手引き』
学習評価3
この課は,2ニーファイ26章-ヤコブ7章の学習中にあなたがどのように成長したか,または変化したかを自分で確認するのに役立ちます。
日々少しずつ良くなる
教会の第5代大管長だったロレンゾ・スノー大管長(1814-1901年)は,次のように教えています:
「一度に完全になれると思ってはなりません。そんな期待をしたら,失望するでしょう。今日は昨日より良くなり,明日は今日よりも良くなるようにしなさい。今日,何らかの誘惑に少し負けたのなら,明日はそれ以上負けないようにしようではありませんか。このようにして,日々少しずつ良くなっていくのです。そして,自分はもとより,ほかの人にも善を成し遂げることのないまま人生が終わってしまうことのないようにしましょう。」(『歴代大管長の教え—ロレンゾ・スノー』〔2012年〕103)
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今日は昨日よりも良くなったと,どうすれば自分で分かるのでしょうか。
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明日は今日よりも良くなろうとするあなたの努力を,天の御父とイエス・キリストはどのように助けてくださるでしょうか。
この課は,聖文で学ぶ教義を説明する能力も含めて,自分がイエス・キリストの弟子として成長できているかを考えるのに役立ちます。あなたのモルモン書研究が,キリストの弟子として成長するうえでどのように役立ったかを考えてください。今日研究しながら,あなたのモルモン書研究が,イエス・キリストの福音に生き,福音を分かち合う自分の能力にどう影響しているかが分かるように,聖霊を招いて助けを求めましょう。
活動A:イエス・キリストの教義を説明する
ニーファイは,わたしたちが永遠の命を受けるためにすべきことを教えました。これらの原則と儀式はキリストの教義と呼ばれています(2ニーファイ31:2,21参照)。キリストの教義は「道である。そして,このほかには人を神の王国に救う道も名も天下に与えられていない」(2ニーファイ31:21)のです。2ニーファイ31:10-12,17,20-21を復習して,このキリストの教義の一部である原則と儀式を探してください。
この活動を選んだ場合は,以下の質問に答えてください:
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2ニーファイ31章を使ってキリストの教義を人に説明するとしたら,どのように説明しますか。
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キリストの教義は,わたしたちが救いを神に頼るうえでどのように役立ちますか。
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キリストの教義に従うことで,あなたはどのように祝福されていますか。
活動B:イエス・キリストの福音の回復におけるモルモン書の役割を説明する
以下のシナリオを想像してください:
この活動を選んだ場合は,以下の質問に答えてください:
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イエス・キリストの福音の回復におけるモルモン書の役割について,ルカがモルモン書から分かち合えることは何でしょうか。
活動C:イエス・キリストを信じる信仰で悪魔に抵抗する
ニーファイは2ニーファイ28:20-22で,終わりの時にサタンが人々を神から引き離すために用いる策略について教えています。例えば,人の子らをそそのかして善いことに対して怒らせる,人々をなだめ,彼らを欺いて現世での安全を得ていると思いこませる,地獄はない,悪魔はいないと告げる,などです。「2ニーファイ28:1-26」の課の一部として,あなたはサタンの策略から自分を守るための計画を作ったことでしょう。その課であなたが学習帳に書いた内容を振り返ってください。
この活動を選んだ場合は,以下の質問に二つ以上答えてください:
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自分の計画をどの程度効果的に実行できていますか。それはなぜですか。
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あなたの計画は,サタンの策略から救い主の保護を受けるうえで,どのように役立っていますか。
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学んだことや経験したことで,あなたの計画に追加するのに役立つことは何ですか。
これからどのように計画に取り組むかを,考えてください。危険を警告し,サタンの業から逃れたり,克服したりする力を与えてくださるよう,天の御父とイエス・キリストに必ず目を向けましょう(教義と聖約10:5参照)。
活動D:イスラエルの集合に参加する
ニーファイとヤコブは,二人ともイスラエルの集合に大きな関心を持ちました。恐らく,彼らの子孫に起こることを主がニーファイに見せたことが,理由の一つでしょう(1ニーファイ12-13章参照)。
あなたは,1ニーファイ19-22章;2ニーファイ6章;またはヤコブ5:52-77;6:1-13の研究の一部で,イスラエルの集合に参加するよう招かれたかもしれません。その場合は,あなたの取り組みや作った計画,またはその業にかかわりたいというあなたの態度と意欲を見直してください。
この活動を選んだ場合は,以下の質問のうち二つ以上答えてください:
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イスラエルの集合についての研究を通して学んだことで,あなたの励みになるものや役に立つと感じたものは何ですか。
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どのような新しい努力を始めましたか。うまく行きましたか。そう思う理由,またはそう思わない理由は何ですか。
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救い主の業に携わるとき,主があなたを導きあるいは強めてくださるのをどのように感じていますか。
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この業に参加することで,あなたはどのような祝福を目にしましたか。