「マスター教義:モーサヤ18:8-10―聖約を主と交わす」『モルモン書 教師用手引き』(2024年)
「マスター教義:モーサヤ18:8-10」『モルモン書 教師用手引き』
マスター教義:モーサヤ18:8-10
聖約を主と交わす
前の課で,あなたは救い主と交わしたバプテスマの聖約が,わたしたちの人生にどのような影響を与えるかを学びました。この課は,あなたがモーサヤ18:8-10の場所と重要語句を暗記し,それらの節が教える教義を説明し,その聖句を使って霊的な知識を得るための原則を実際の状況に応用するのに役立ちます。
暗記し,説明する
以下のモーサヤ18:8-10の聖句の場所と重要語句を,正しい順序で学習帳に書き記してください。必要に応じて,『マスター教義に関する基本文書』(2022年)の巻末にあるマスター教義の聖句の場所および重要語句のリストを参照して,正しいことを確認してください。
8 バプテスマを 主と モーサヤ 受け〔なさい〕 18 聖約を として 主の 交わした 10 御名 証拠 によって
正しい順番で書いた後,少し時間を取って聖句の場所と重要語句を何度か繰り返し,暗記してください。
前の課で,あなたはバプテスマを受けるとき,わたしたちは主に仕えて,主の戒めを守るという聖約を神と交わすことを学びました。8歳の子供のバプテスマ会で,その子が交わす聖約について話すように頼まれたと想像してください。モーサヤ18:8-10は,あなたが聖約について説明するうえでどう役立つのか,そして聖約を守ることは,その子がもっとイエス・キリストのようになるうえでどのように役立つのかを,記録してください。
実践練習
霊的な知識を得るための3つの原則を思い出して箇条書きにし,それぞれの原則の意味を簡単に説明してください。必要な場合は,『マスター教義に関する基本文書』(2022年)にある「霊的な知識を得る」の項の第5-12段落を見直してください。
次のシナリオを読み,霊的な知識を得るための各原則を使って,仁美を助けようとしている杏奈に役立つ助言を考えてください:
杏奈は,教会で同じクラスの仁美が,楽しそうではなく,友達を作ったりすることに苦労していることに気づきました。杏奈は,仁美がほかの女の子の中に溶け込めないと感じていているため,青少年の活動や教会の集会に時々欠席すると聞いています。杏奈は,仁美がもっと受け入れられていると感じられるように助けたいのですが,仁美とちゃんと話したことがないので,彼女に話しかけるのは気まずいのではないか,迷惑なのではないかと心配しています。
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この状況にある杏奈の役に立てるために,霊的な知識を得るための3つの原則それぞれと,モーサヤ18:8-10の教えを,どのように使いますか。
前の質問に答えるのに,まだ助けが必要な場合は,以下の質問がヒントになるでしょう:
神が定められた情報源を通してさらに理解を深める
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あなたが知っている,杏奈に役立ちそうな聖句や教会指導者の言葉には,どのようなものがありますか。モーサヤ18:8-10の教えは,どのように役立ちますか。
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若い女性会長会に話すことで,杏奈は仁美の状況をよりよく理解できるようになるでしょうか。
永遠の視点から概念や疑問について調べる
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ためらう気持ちを克服するために,主がバプテスマの聖約をどのように見ておられるのかについて,杏奈は何を理解する必要がありますか。
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主の仁美への気持ちを思い起こすことで,杏奈にどう助けとなるでしょうか。
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仁美を励ますことは,杏奈が天の御父とイエス・キリストのようになるうえでどのように助けとなるでしょうか。
信仰をもって行動する
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モーサヤ18:8-10でアルマが教えたバプテスマの約束をより具体的に守るために,杏奈は何ができるでしょうか。
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杏奈が信仰をもって行動するのを助けるために,イエス・キリストがほかの人を助けられたどのような例を杏奈に分かち合いますか。