「学習評価7:アルマ53章-3ニーファイ7章」『モルモン書 教師用手引き』(2024年)
「学習評価7」『モルモン書 教師用手引き』
学習評価7
自分の霊的な学習について振り返り,評価することが,救い主に近づくのに役立ちます。この課を学ぶことで,アルマ53章-3ニーファイ7章での経験がどのように霊的な成長に役立ったかを思い出し,評価することができます。
覚えておくことの大切さ
スペンサー・W・キンボール大管長(1895-1985年)は,辞書にある最も重要な言葉は「覚える」という言葉かもしれない,と教えました(“Circles of Exaltation” [address to Church Educational System religious educators, June 28, 1968], 5参照)。
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キンボール大管長は,なぜ「覚える」という単語についてそのように述べたと思いますか。
ヒラマンが息子ニーファイとリーハイに,重要な教訓と人々のことを覚えておくように勧めたことを思い出すかもしれません(ヒラマン5:4-14参照)。同様に,この課は,ここ数週間で学んだ真理や約束したことを忘れないようにするためのものです。
預言者の役割を説明する
友達を誘って一緒に総大会を見るように霊感を受けたと想像してください。祈りながらこの促しに従って行動する準備をするとき,あなたは友達に預言者とは何か,なぜ自分は預言者に耳を傾けることにワクワクしているのかを説明することにしました。モルモン書で,偉大な預言者について学んだことの中で,預言者の役割を友達に説明するのに役立つものを思い出してください。
ニーファイ(ヒラマン7-11章)またはレーマン人サムエル(ヒラマン13-15章)の話を選択してください。聖句に目を通し,学習帳に書いた章の見出しやメモを見て,関連する章でこの預言者たちの話を復習してください。
自分の態度や意欲を評価する
この図を見ると,ヒラマン1-16章と3ニーファイ1-7章の高慢のサイクルの証拠を思い出すかもしれません。自身の生活で,あるいは身の周りの世界で目にした例に気づくかもしれません。
ヒラマン11-12章を研究したとき,謙遜になろうとする努力を評価したかもしれません。また,より謙遜になり,高慢を克服するという決意を学習帳に記録しているかもしれません。自分が書いた内容を振り返り,その約束をどのように果たしたかを深く考えてください。以下の質問を深く考え,その答えを学習帳に書いてください。
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ここ数週間で,主と主があなたのためにしてくださったことをすべて覚えておくために何をしましたか。主を覚えていることが,どのように謙遜さを保つ助けとなったと感じますか。
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毎日主を思い出し,より謙遜になれるよう,変えたいことはありますか。
イエス・キリストの上に基を築くための計画について深く考える
最近の課では,自分の生活,宗教,イエス・キリストの証に対する攻撃に打ち勝った人々の話を多数研究しました。研究しながら,サタンの攻撃に抵抗し,イエス・キリストの上により強固な基を築けるように決意したかもしれません。
数分かけて,以下の話を一つ以上見直してください:
レホンタイとアマリキヤ(アルマ47:10-18)
要塞を築くモロナイ司令官(アルマ50:1-6)
ヒラマンの息子たちへの勧告(ヒラマン5:12)
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これらの記録から,わたしたちが誘惑に耐えることができるよう,どのような教訓が得られますか。
イエス・キリストの上に基を築くために最近設定した目標について深く考えてください。
ヒラマン5:12をもう一度読み,イエス・キリストの上により強固な基を築くために始めたり,止めたり,続けたりすべきことがあるかどうか,祈りを込めて考えてください。自分が設定した目標を調整する必要があると感じたら,学習帳など定期的に振り返ることのできる場所に書いておくとよいでしょう。