インスティテュート
はじめに


「はじめに」永遠にわたる決断

「はじめに」永遠にわたる決断

はじめに

親愛なるインスティテュート教師の皆さん,

2024年1月におこなわれたS&I年次訓練放送において,クラーク・G・ギルバート長老は次のように述べました。「インスティテュートとのつながりを高め,アクセスを向上させるうえでワークショップを活用し続ける際に,わたしたちが挙げた預言者の強調点に重点を置く,的を絞ったワークショップを行う機会を見つけるよう,各インスティテュートの教職員に呼びかけたいと思います。ネルソン大管長の教えに特別な注意を払うよう,特に,核となるメッセージ,「永遠にわたる決断」に集中していただくよう,皆さんにお勧めします。」(クラーク・G・ギルバート「しもべは聞きます。主よ,お話ください」S&I年次訓練放送,2024年1月26日〕福音ライブラリー)

御存じのように,2022年5月のヤングアダルトのための世界規模の放送でのラッセル・M・ネルソン大管長の説教「永遠にわたる決断」は,特にヤングアダルトに向けられたもので,まさに現代のヤングアダルトに対する主の声を表しています(教義と聖約68:4参照)。インスティテュートの教師として,あなたには主の預言者の声を伝え強調する助けとなる,特別な特権と機会があります。ヤングアダルトがネルソン大管長の説教「永遠にわたる決断」の教えを理解し,感じ,応用できるような学習経験を提供できるように,特別な配慮と努力を払ってください。付属の資料は,皆さんがその実現に向けて取り組むに当たり,役立てていただければと思います。

これらの資料には,ネルソン大管長の説教に基づいたワークショップ形式の学習体験を提供するために使用できる,2つのレッスンが含まれています。これらのレッスンは,一言一句そのまま教えるようにと意図されているわけではありません。むしろこれらのレッスンは,あなたが生徒のためにワークショップの学習体験を準備する際のリソースです。霊感を受けるままに,自由に調整してください。レッスンプランの初めに,学習成果が幾つか述べられていることに気づくでしょう。ワークショップの学習活動を計画する際には,これらの成果を心に留め,生徒がこれらの成果を達成する助けとなる学習活動を計画するように努めてください。このワークショップは,各セッションの長さに応じて,2つまたは3つのセッションに分けて行うことが予想されます。

ワークショップを準備する際,キリストを中心に据え,聖典を基とし,学習者に焦点を当てた経験を提供し,教え学ぶ経験に聖霊による霊感と証をもたらすという,わたしたちの責務を覚えておいてください(チャド・H・ウェッブ「良い知らせを伝える使者」〔宗教教育セミナリー年次訓練放送,2023&年1月27日〕福音ライブラリー参照)。また,『救い主の方法で教える』にある,キリストのような教え方の原則を実践するよう努めてください。

この重要な説教でネルソン大管長が教えられたように,皆さんの生徒がキリストの言葉を味わうすばらしい経験をすることを楽しみにしています。皆さんの信仰と証に,また,皆さんが奉仕してくださっているヤングアダルトを祝福するためのあらゆる努力に感謝しています。

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