旧約聖書 2022年
10月9日なぜイエス・キリストを生活の中心とすべきなのだろうかイザヤ58-66章


「9月10日なぜイエス・キリストを生活の中心とすべきなのだろうかイザヤ58-66章」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2022年』(2021年)

「9月10日なぜイエス・キリストを生活の中心とすべきなのだろうか」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2022年』

イエス・キリスト

10月9日

なぜイエス・キリストを生活の中心とすべきなのだろうか

イザヤ58-66章

ともに評議するアイコン

ともに評議する

定員会またはクラスの会長会の一員が司会する:10-20分

集会のはじめに,若い女性のテーマまたはアロン神権定員会のテーマを斉唱します。その後,クラスまたは定員会の特定の事柄について評議するのに加えて,総大会から受けた印象やテーマについて話し合ってもよいでしょう。次のような質問が役立つかもしれません。

  • どのようなテーマやメッセージがあなたの関心を引きましたか。何がイエス・キリストを信じる信仰を強めましたか。

  • 何が生ける預言者についての証を強めましたか。学んだことや感じたことから,何をするよう促しを感じましたか。

  • クラスや定員会として,総大会で聞いた勧告を覚え,実践するために何をする必要があるでしょうか。

レッスンの終わりに,必要に応じて次のことを行います。

  • 教えられた原則について証する。

  • クラスや定員会のメンバーに,集会中に立てた計画や招きについて再確認する。

教義を教える

成人指導者または青少年が司会する:25-35分

自分自身を霊的に備える

「わたしは主を大いに喜び,わが魂はわが神を楽しむ」とイザヤは言いました。「主がわたしに救の衣を着せ,義の上衣をまとわせ〔られ〕たからである。」(イザヤ61:10)あなたが「主を大いに喜〔ぶ〕」のはなぜですか。イザヤと同じように,主がわたしたちのためにしてくださったことを認識するとき,わたしたちは喜び,「主のいつくしみと,主の誉と」(イザヤ63:7)について頻繁に語ります。

あなたが教える人たちは,救い主についてどのように感じているでしょうか。彼らが主に対してより大きな愛と敬虔な思いを抱けるよう,どのような方法で助けられるでしょうか。彼らが主の愛を感じる助けとなるものは何でしょうか。これらの質問について深く考え,イザヤ58-66章を読みながら,さらにマシュー・S・ホランド長老のメッセージ「御子のこの上なく美しい賜物」(『リアホナ』2020年11月号,45-47)とクリスティーナ・B・フランコ姉妹のメッセージ「イエス・キリストの癒しの力」(『リアホナ』2020年11月号,60-62)も読むとよいでしょう。

聖文を研究する若い女性

救い主についてより多くのことを学ぶとき,わたしたちは救い主を生活の中心とするよう鼓舞されます。

一緒に学ぶ

イエス・キリストが遣わされた目的である使命について学ぶとき,クラスや定員会のメンバーは,救い主を生活の中心とするようさらに鼓舞されることでしょう。イザヤ61:1-3を調べて,ホワイトボードに,救い主が何をするように油を注がれたかを書き出してもらうとよいかもしれません(ルカ4:16-20も参照)。救い主はこれらの使命をどのように果たされたでしょうか。今のわたしたちの生活の中で,救い主はそれらをどのように果たしておられるでしょうか。以下のアイデアは,クラスや定員会が,なぜイエス・キリストがわたしたちの生活の中心であるべきなのかについて話し合いを続ける助けとなります。

  • 総大会では常にイエス・キリストについて証するメッセージがあります。クラスや定員会のメンバーの数人に,総大会で救い主について学んだことを分かち合ってもらいます。学んだことを通して,救い主についてどのように感じているかを分かち合うよう促してください。

  • 聖文は,なぜ救い主が自分たちの生活の中心であるべきかを青少年がより深く理解するうえで役立ちます。ホワイトボードに,「なぜイエス・キリストがわたしの生活の中心であるべきなのか」と書くとよいでしょう。青少年にそれぞれの考えを分かち合ってもらいます。次に,(個人またはグループで)「サポート資料」にある聖句を調べて,さらに答えを見つけてもらいます。学んだことと,それが自分にとって意義深い理由を分かち合ってもらいます。

  • あなたの教える人たちに,自分の人生で最も重要な日について話してもらうとよいでしょう。歴史上最も重要な日は何の日でしょうか。ディーター・F・ウークトドルフ長老のメッセージ「見よ,この人だ」(『リアホナ』2018年5月号,107-110)を読んで,ウークトドルフ長老は何の日が最も重要だと言っているかを見つけてもらいます。イエス・キリストを「見〔る〕」人たちにウークトドルフ長老が約束した祝福を探すよう,青少年に言います。また,救い主を日々の生活の中心とするために自分がしていることを分かち合ってもらうこともできます。イエス・キリストに近づくために何ができるかを考え,それを実行するための目標を設定するよう勧めるとよいでしょう。

  • もしだれかに,なぜイエス・キリストを信じるのかと聞かれたなら,わたしたちは何と答えるでしょうか。それぞれの考えを分かち合い,ホワイトボードに書いてもらいます。また,「生けるキリスト:使徒たちの証」(ChurchofJesusChrist.org)か,『わたしの福音を宣べ伝えなさい』の3章にある「わたしたちはキリストを通して罪から清められる」の項(60-61)を読むよう促してもよいでしょう。なぜ救い主が自分にとって重要なのかを説明するために人と分かち合える簡潔な真理を探すよう励ましてください。見つけた真理をホワイトボードのリストに加え,これらの真理を知人とどのように分かち合えるかを話し合うとよいでしょう。

信仰をもって行動する

クラスや定員会のメンバーに,今日受けた印象に従って行動するために何をするか深く考えて書き留めてもらいます。希望があれば,自分の考えを分かち合ってもらってもよいでしょう。印象に従って行動することで,天の御父やイエス・キリストとの関係がどのように強まるかについて考えるよう促します。

サポート資料

救い主の方法で教える

「クラスにいる一人一人の生徒は,福音に対する証や考え,経験を豊富に生み出す源です。それらを分かち合ってもらい,お互いを高め合いましょう。」(『救い主の方法で教える』5