旧約聖書 2022年
9月25日救いと昇栄の業におけるわたしたちの責任は何だろうかイザヤ40-49章


「9月25日救いと昇栄の業におけるわたしたちの責任は何だろうかイザヤ40-49章」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2022年』(2021年)

「9月25日救いと昇栄の業におけるわたしたちの責任は何だろうか」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2022年』

神殿の外に立つ青少年

9月25日

救いと昇栄の業におけるわたしたちの責任は何だろうか

イザヤ40-49章

ともに評議するアイコン

ともに評議する

定員会またはクラスの会長会の一員が司会する:10-20分

集会のはじめに,若い女性のテーマまたはアロン神権定員会のテーマを斉唱します。それから救いと昇栄の業についての話し合いを主導します。以下の質問から一つまたは複数,あるいはあなた自身の質問を使いましょう(『総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕』10.211.2ChurchofJesusChrist.org参照)。話し合ったことに基づいて行動する計画を立てます。

  • 福音に従って生活する。前回,わたしたちは何を話し合い,どのような招きや割り当てが行われたでしょうか。わたしたちはそれらの招きや割り当てに従って行動するために何をしてきましたか。

  • 助けの必要な人々の世話をする。孤独を感じている人や,天の御父からの距離を感じている人に手を差し伸べるために,どのようなことを言い,行うことができるでしょうか。

  • 福音を受け入れるようすべての人を招く。ほかの人たちがイエス・キリストの愛を感じられるよう助けるには,どのような方法があるでしょうか。

  • 家族を永遠に結ぶ。家族を強めるのを助けるために,互いにどのようなアイデアを分かち合えるでしょうか。

レッスンの終わりに,必要に応じて次のことを行います。

  • 教えられた原則について証する。

  • クラスや定員会のメンバーに,集会中に立てた計画や招きについて再確認する。

教義を教える

成人指導者または青少年が司会する:25-35分

自分自身を霊的に備える

主の業を手伝うことが大人だけの務めではないことは,聖文から明らかです。主が初めてサムエルに語りかけられたとき,サムエルは少年でした。天使がマリヤのもとを訪れ,あなたは救い主の母になると告げられたとき,マリヤは恐らく若い女性でした。そして,主がジョセフ・スミスを福音の回復の業に召されたとき,ジョセフは14歳でした。より最近では,ラッセル・M・ネルソン大管長はすべての若人に,「イスラエルの集合を助けるために主の青少年の大隊に加わる」よう招いています(「シオンのつわもの」〔ワールドワイド・ユース・ディボーショナル,2018年6月3日〕,ChurchofJesusChrist.org)。確かに,主が「わがしもべイスラエルよ」(イザヤ41:8)と言われたとき,そこにはあなたのクラスや定員会の人たちを含む,主のすべての聖約の民が含まれていました。

わたしたちは皆,バプテスマを受けるときに神に仕えることを聖約しますが,すべての若人が自分を主の僕と見ているわけではありません。彼らは自分なりの方法で主の業を助けられることに気づいていないかもしれません。イザヤ41-44章と,『総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕』の1.2項から,主の僕であるとはどういう意味かを青少年が理解するうえで役立つ箇所を探してください。

神殿の外にいる若い女性たち

一人一人の若人が,救いと昇栄の業に自分なりの方法で貢献することができます。

一緒に学ぶ

イザヤ41-44章は,青少年が主の僕であるとはどういう意味かを理解するのに役立ちます。話し合いを始めるために,ホワイトボードに次のような聖句の場所を書いてください:イザヤ41:8-1042:6-743:9-1244:21。各自に一つ聖句を選び,それを読み,主の僕であるとはどういう意味かについて学んだことを分かち合ってもらいます。わたしたちはどのような点で主の僕なのでしょうか。主に仕えるとき,どのような祝福がもたらされるでしょうか。あなたが教える人たちが主の業に積極的に参加して人々をキリストのもとへ導けるよう助ける方法として,ほかに以下のようなものがあります。

  • あなたが教える人たちは,「救いと昇栄の業」とは何かを理解しているでしょうか。彼らの理解を助けるために,『総合手引き』1.2の4つの項のうちの一つを,(個人または小グループで)研究するよう割り当てるとよいでしょう。それぞれの項は,業の一つの側面について説明しています。青少年に,次のような質問について深く考えてもらいます:救いの業のこの側面に参加するために,わたしの年齢の人ができる具体的なことは何だろうか。クラスや定員会は何ができるだろうか。各自または各グループに,学んだことや質問への答えを分かち合ってもらうとよいでしょう。

  • 救いの業と昇栄の4つの側面,すなわち,イエス・キリストの福音に従って生活すること,助けの必要な人々の世話をすること,福音を受け入れるようすべての人を招くこと,家族を永遠に結ぶことについてより深く学ぶことが,あなたが教える人たちにとって助けとなるかもしれません。自分が興味のある側面を選んで,「サポート資料」にあるその側面に関連する資料を調べもらうとよいでしょう。それぞれが見つけた,より主に改心し,ほかの人たちも同じようにするのを助けたいという気持ちを高めてくれることを分かち合ってもらいましょう。その後,この業を成し遂げるのを助けるために行うことについて計画を立ててもらいます。クラスや定員会の会長が話し合いを主導してもよいでしょう。

  • 青少年が自分の才能を使って人々をキリストへと導く方法を考えるのを助けるために,各自にジョン・C・ピングリー・ジュニア長老のメッセージ「わたしはあなたに一つの業を用意している」(『リアホナ』2017年11月号,32-35)の一つの項を研究してもらうこともできます。それぞれが学んだことが,自分にも主の業を手伝えるのか確信が持てずにいる人にとってどのような助けとなると思うか分かち合ってもらうとよいでしょう。また,ピングリー長老のメッセージの「霊的な賜物を見つけて伸ばす」の項を一緒に読むこともできます。主はどのようにしてわたしたちが自分の才能を見つけ,伸ばすのを助けてくださるでしょうか。

信仰をもって行動する

クラスや定員会のメンバーに,今日受けた印象に従って行動するために何をするか深く考えて書き留めてもらいます。希望があれば,自分の考えを分かち合ってもらってもよいでしょう。印象に従って行動することで,天の御父やイエス・キリストとの関係がどのように強まるかについて考えるよう促します。

サポート資料

救い主の方法で教える

「もし青少年が自分は信頼されていると感じるならば,彼らの持つ神聖な可能性に対する自信は増〔す〕でしょう。」(『救い主の方法で教える』27