新約聖書 2023年
6月11日どうすれば天の御父とイエス・キリストに近づけるだろうかヨハネ14-17章


「6月11日どうすれば天の御父とイエス・キリストに近づけるだろうかヨハネ14-17章」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2023年』

「6月11日どうすれば天の御父とイエス・キリストに近づけるだろうか」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2023年』

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祈る若い女性

6月11日

どうすれば天の御父とイエス・キリストに近づけるだろうか

ヨハネ14-17章

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ともに評議する

クラスまたは定員会の会長会の一員が司会をする:約10-20分

集会のはじめに,若い女性のテーマまたはアロン神権定員会のテーマを斉唱します。それから救いと昇栄の業についての話し合いを主導します。以下の質問から一つまたは複数,あるいはあなた自身の質問を使いましょう(「総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕」10.211.2参照)。話し合ったことに基づいて行動する計画を立てます。

  • 福音に従って生活する。最近,わたしたちの証を強めた経験にどのようなものがあるでしょうか。

  • 助けの必要な人々の世話をする。わたしたちの助けや祈りを必要としている人はだれでしょうか。助けるために,何をするべきだという印象を感じますか。

  • 福音を受け入れるようすべての人を招く。わたしたちと同じ信仰を持っていない家族や友人の光となるには,どうしたらよいでしょうか。

  • 家族を永遠に結ぶ。家族にもっと愛を示し,彼らを支え,家庭に前向きな変化をもたらすにはどうしたらよいでしょうか。

レッスンの終わりに,必要に応じて次のことを行います。

  • 教えられた原則について証する。

  • クラスや定員会のメンバーに,集会中に立てた計画や招きについて再確認する。

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教義を教えるアイコン

教義を教える

成人指導者または青少年が司会をする:約25-35分

自分自身を霊的に備える

木から離された枝では,実が育つことはできません。同じように,わたしたちは神から離れていると霊的に成長することはできません(ヨハネ15:4-6参照)。しかし,とても多くの力がわたしたちを神から引き離そうとします。それは時にはわたしたち自身の高慢さや悪い選択であることもありますが,とにかくそれが現世の状況であることもしばしばあります。イエスはこの世の生涯で最後に弟子たちと会ったとき,御自分が間もなく彼らから離れることを御存じでした。そこで主は弟子たちに,御自分および御父と密接な関係を保つことの大切さ,すなわち枝が木と一つであるように,御二方と一つになることの大切さについて教えられました。主はこのことを,御自分に「つながる」と表現し,弟子たちにその方法を教えられました。いちばん大切なのは,主がその贖いの犠牲を通して,そのつながりを可能にされたことです。

ヨハネ14-17章を研究しながら,天の御父およびイエス・キリストと自分のつながりについて深く考えてください。また,あなたが教える人たちと,神に近づきたいという彼らの望みについても考えてください。彼らを助けるにはどうすればよいでしょうか。教える準備をする際に,教義と聖約88:62-68について深く考えるとよいでしょう。

一緒に学ぶ

ヨハネ15:1-12にある,ぶどうの木と枝に関する救い主の教えについて話し合うよう青少年を促すにはどうすればよいか考えてください。イエスが教えられたことを視覚的に考える助けとして,絵や写真,あるいは実際の枝を使うとよいかもしれません。天の御父とイエス・キリストを近くに感じたときのことや,御二方から遠く離れていると感じたときのことを話してもらうとよいでしょう。これらの節は,わたしたちが御二方の近くにとどまる方法について,どのようなことを教えているでしょうか。この話し合いを進めるために,以下のような活動が役立つでしょう。

  • 「わたしたちを天の御父とイエス・キリストから引き離すものは何でしょうか」という質問について,少し時間をかけて検討するとよいかもしれません。ホワイトボードにこの質問を書き,答えてもらうとよいでしょう。その後,わたしたちが友達や家族との関係を築くために行うことについて話し合うとよいでしょう。それは,わたしたちが天の御父やイエス・キリストとの関係を築く方法とどのように似ているでしょうか,また,どのように異なっているでしょうか。イエス・キリストは,わたしたちが主と御父に近づくのをどのように助けてくださるでしょうか。この質問に答える助けとして,クラスや定員会のメンバーに「サポート資料」にある聖句を読むよう勧めます。青少年に,二人一組でこれらの節を研究し,学んだことを分かち合ってもらうとよいかもしれません。

  • 天の御父の愛する御子イエス・キリストは,だれよりも父なる神に近い御方です。神に近づくことについて,救い主からどのようなことが学べるでしょうか。クラスと定員会のメンバーに,ルカ22:41-43ヨハネ6:3817:3,20-233ニーファイ11:11教義と聖約50:43を読みながら,この質問について深く考えてもらうとよいでしょう。天の御父およびイエス・キリストと,わたしたちはどうすれば一つとなることができるでしょうか。

  • マイケル・ジョン・U・テー長老はメッセージ「わたしたち一人一人の救い主」の中で,「真の意味で救い主を知っていることよりも,救い主についてただ知識があることの方が,はるかに多い」(『リアホナ』2021年5月号,99)ことに気づいたときのことを回想しています。クラスや定員会のメンバーに,イエス・キリストについて知識があることと,実際に主を知っていることの違いについて話し合ってもらうとよいかもしれません。主について知識を得るために何をしているか,また真の意味で主を知るために何をしているかについて話してもらいます。その後,テー長老のメッセージの一部を調べて,救い主を真の意味で知ることについてテー長老が与えている勧告を見つけてもらいます。主を知ろうとすることによって,わたしたちの人生はどのように祝福されてきたでしょうか。

  • ビデオ「神会―主はわたしを御存じです」では,ガーナの二人の青少年が神に近づく取り組みについて説明しています。クラスや定員会のメンバーに,ビデオを観ながら,天の御父との関係をより良いものとする方法についてのアイデアのリストを作ってもらうとよいでしょう。リストの項目から何かを分かち合ってもらいます。可能であれば,神に近づく方法を説明する短いビデオを自分たちで制作すると楽しいかもしれません。

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聖典を読む若い女性たち

救い主を知るようになり,主の戒めを守るとき,わたしたちは主の愛のうちにいます(ヨハネ15:10参照)。

信仰をもって行動する

クラスや定員会のメンバーに,今日受けた印象に従って行動するために何をするか深く考えて書き留めてもらいます。希望があれば,自分の考えを分かち合ってもらってもよいでしょう。印象に従って行動することで,天の御父やイエス・キリストとの関係がどのように強まるかについて考えるよう促します。

サポート資料

救い主の方法で教える

救い主は,天の御父に近くあることができるよう,祈りと断食を行うことによって地上での務めに備えられました(マタイ4:1-2ルカ4:1-2参照)。教える準備をするとき,天の御父の導きを求める時間を取ってください。あなたが教えるのは御父の子供たちなのです!

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